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現地ブログ from カンボジア

カンボジア現地通信

カンボジアに駐在しているスタッフが、現地での活動や日々の暮らしをお伝えします。

【日本での出来事】
昆虫食から生放送まで ~一時帰国中のあれこれ

カンボジア現地代表 大村 真理子
2020年2月26日 更新

今年度は7月に会議にともなう一時帰国があったのでイレギュラーだったのですが、JVCの駐在員は1年に1度、約1ヶ月の一時帰国があり、私は11月から約1ヶ月間、一時帰国をしていました。今回は日本での出来事を綴っていきたいと思います。

私たちに何ができる?みんなで考えるはじめてのSDGs

今回の一時帰国で驚いたのは、以前よりも明らかに「SDGs」という文字を電車の広告などで見かけるようになったこと。えっこれは関係なくない?(笑)というSDGsロゴ入りの広告を目にすることもありましたが、全体としてSDGsを推進することがかっこいい社会にありつつあるのかな?と、変化を感じました。

そんな中ゲストとして登壇させていただいたのが、私たちに何ができる?みんなで考えるはじめてのSDGsというイベント。コモンズ投信の渋澤さんと、ジャーナリストの堀潤さんの対談に、NGO・NPOから3人がパネリストとしてご一緒させていただき、ざっくばらんに意見交換をおこないました。いくつか質問をいただいた中で自分自身、色々と考えるきっかけになったのは、「大村さんにとって寄付とは何ですか?」というシンプルな質問でした。

左からコモンズ投信 馬越さん、NPO法人PIECES 小澤さん、渋澤さん、堀さん、筆者、一般社団法人more trees 水谷さん左からコモンズ投信 馬越さん、NPO法人PIECES 小澤さん、渋澤さん、堀さん、筆者、一般社団法人more trees 水谷さん

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【生活情報】
駐在員の一日(プノンペン出張編)

カンボジア現地代表 大村 真理子
2020年2月13日 更新

駐在員の一日(事業地編)に続いて、月に1~2度ある首都・プノンペン出張編をお届けしたいと思います。

車で4~5時間、まったく違う風景

話題のゴールドタワー。2008年に建設が停止していた42階建てのビルの開発が、韓国系企業と中国企業により10年ぶりに再開しました話題のゴールドタワー。2008年に建設が停止していた42階建てのビルの開発が、韓国系企業と中国企業により10年ぶりに再開しました

プノンペンへはJVCの車かバス(片道11ドル)で移動します。(国内線の飛行機も頻繁に飛んでいるので、ビジネスマンは空路移動が多いと思います)。事業地から早いときで4時間、渋滞があると5時間くらいで到着します。経済発展まっただ中の首都・プノンペン。普段とはまったく違う景色が広がります。

スタバでくつろぐお坊さんの姿も。この後誘ってもらって一緒にテイスティングイベントに参加しました ※女性がお坊さんに接する時は触れてはいけないなどのルールがありますスタバでくつろぐお坊さんの姿も。この後誘ってもらって一緒にテイスティングイベントに参加しました ※女性がお坊さんに接する時は触れてはいけないなどのルールがあります

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【生活情報】
駐在員の一日(事業地編)

カンボジア現地代表 大村 真理子
2019年12月25日 更新

11月の中旬から1ヶ月、一時帰国をしていました。イベントでお会いした方に、「普段はどのように仕事をされているのですか」と聞かれたり、メールでの問い合わせで「一日のスケジュールを教えてください」などの質問をいただくことが続いたので、今回は「駐在員の一日」を綴ってみたいと思います。まずは事業地編。

7:30|朝礼 カンボジアの朝は早い!

カンボジアでは多くの企業や団体が、7:30や8:00に始業します。日本と比べると早いですよね。常夏の国なので、涼しい朝のうちから働いて、一番暑い時間帯(昼)はゆっくり休む、という文化です。JVCカンボジアは7:30スタートです。まずは朝礼から。

前日何をしてどういう発見があったか、などを1人1人シェアします前日何をしてどういう発見があったか、などを1人1人シェアします

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【ため池&家庭菜園(2019~)】
コリアンダーチャレンジ・その③~初出荷

カンボジア現地代表 大村 真理子
2019年11月25日 更新

その②からの続き)

初出荷の日

7月のはじめに迎えた初出荷の日。チョムノーさんは初出荷の日にどうしてもの用事で外出しており、JVCが代理収穫したので画像がないのですが、ボッパーさんはしっかり密着できたので、その様子をお伝えします。

初収穫から、出荷までの様子を動画にまとめているので、まずはこちらをご覧ください。本当に嬉しそうで、こちらが笑顔になってしまいました。


初出荷に笑顔満点のボッパーさん初出荷に笑顔満点のボッパーさん

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【ため池&家庭菜園(2019~)】
コリアンダーチャレンジ・その②~栽培研修

カンボジア現地代表 大村 真理子
2019年11月21日 更新

その①からの続き)

栽培研修

ボッパーさんとチョムノーさん。「レストランへの出荷にチャレンジしてみたい」という2人の女性に対して、JVCはコリアンダーの栽培研修を実施しました。3月にシェムリアップへの視察を行い、この栽培研修は4月の終わり頃の話です。

栽培方法のほか、種などの元手がいくらかかって、売れたらいくらの収入になるかなどの説明もします栽培方法のほか、種などの元手がいくらかかって、売れたらいくらの収入になるかなどの説明もします

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実はずっとずっと書きたかったけれど、ブログにできていなかった嬉しい活動成果があります。今日から数回、その報告をします。ちなみにこういった出来事は、Facebookページではほぼオンタイムで更新していたりします。アカウントをお持ちの方は、ぜひFacebookもフォローをお願いします!

シェムリアップへのスタディツアー

時は遡り、3月。JVCの活動地には、過去の活動の成果から、ご自身の力で家庭菜園を広げ、自給を達成している農家さんが複数います。以前に紹介したボッパーさんも、その1人。ボッパーさんは、ご自身で余剰分の野菜を仲介人に販売したりしていましたが、「売る場所があったらもっと挑戦したい」という明確な意思を持つ方でした。車で1時間の距離にシェムリアップという一大観光地があるJVC事業地。村以外の社会の様子を直に見る機会を設けることは、ボッパーさんのような方にとても効果的だと考えたJVCは、そのような方々に向け、シェムリアップの街へのスタディツアーを実施しました。声をかけて、参加希望があり、且つ予定が合った4農家さんとともに、シェムリアップの街へ。

初めての大型スーパーで、野菜のパッケージに興味津々の皆さん初めての大型スーパーで、野菜のパッケージに興味津々の皆さん

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【ため池&家庭菜園(2019~)】
初挑戦!パッションフルーツとモリンガ

カンボジア現地代表 大村 真理子
2019年11月19日 更新

レモングラスに続いて・・

前回紹介したレモングラスの初出荷!に続いて、追加でパッションフルーツの葉っぱとモリンガの発注をいただきました。前回ドライレモングラスの研修をしたドンソック村の皆さんと、今回はロカー村の皆さんに声をかけて、研修スタート。

パッションフルーツの葉っぱ

Demeterさんでは、最近パッションフルーツの葉を使ったお茶の人気が出ているそう。色々な商品があって、どれも素敵で、いつも目移りしてしまいます。

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【ため池&家庭菜園(2019~)】
レモングラスの初出荷!

カンボジア現地代表 大村 真理子
2019年11月18日 更新

ぐんぐん成長!

ため池の周りに植えたレモングラスがぐんぐん成長したので、10月に入ってから皆で収穫しました。このレモングラス、プノンペンを拠点としてハーブティーなどを製造販売されているROSELLE STONES KHMERという会社が、Demeterというハーブティーのブランドの原料として買いたい、と言ってくれました!

ROSELLE STONES KHMERは、もともとNGO職員として働いていた日本人女性が、カンボジアの自然の恵みを最大限に利用し、生産者、雇用者、購入者全てを大切にするエシカル製品を作ろう、と立ち上げた会社です。カンボジアにはこのような、いわゆる「ソーシャルビジネス」の会社がたくさんあり、赴任して1年半、私はJVCと農家さんだけで何かをする、というよりも、このような人たちと協力しあうことで、可能性をもっと広げていけるのではないか?と感じています。

3月に掘ったため池が・・・3月に掘ったため池が・・・
10月にはこうなりました!レモングラスがワサワサしています10月にはこうなりました!レモングラスがワサワサしています

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【スタディーツアー(2019〜)】
6年ぶり!のスタディーツアー報告②

カンボジア現地代表 大村 真理子
2019年11月15日 更新
1日目からの続き)

2日目スタート!

2日目は、ゲストハウス組は村の食堂で朝食の定番・クイティオ(米麺)を楽しみ、ホームステイ組は各家庭の朝食を楽しみ、合流。1日目に紹介したホームステイの松井ご夫妻は、建築家と図工講師のご夫妻で、朝もやの中、村のスケッチをしたそうで、その絵がとても素敵でした。

上が旦那様、下が奥様のスケッチ上が旦那様、下が奥様のスケッチ

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【スタディーツアー(2019〜)】
6年ぶり!のスタディーツアー報告①

カンボジア現地代表 大村 真理子
2019年11月14日 更新

総勢15人の日本からのお客様

9月20日~24日に、東京発着のカンボジアスタディーツアーを実施しました。催行できるかどうか不安もありましたが、蓋をあければ満員御礼、嬉しいスタートとなりました。今回は東京発着でしたが、はるばる長崎から参加してくださった方もいて、下は10代から上は60代まで、幅広い年代の方が参加をしてくれました。カンボジアが初めてという方のほか、海外自体が初めてという方もいました。色々な方とお話できて、受け入れる側としてもとても刺激的な日々・・・。村には21日と22日の1日半滞在。それ以外は移動と自由行動(アンコールワットツアーに行かれた方が大半のようです。外せないですよね。本当に素敵な遺跡です)というツアー内容でした。

1日目の料理教室の後に村の方と記念に一枚!1日目の料理教室の後に村の方と記念に一枚!

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