\n"; ?> JVC - レモングラスの初出荷! - カンボジア現地通信

レモングラスの初出荷!

カンボジア現地代表 大村 真理子
2019年11月18日 更新

ぐんぐん成長!

ため池の周りに植えたレモングラスがぐんぐん成長したので、10月に入ってから皆で収穫しました。このレモングラス、プノンペンを拠点としてハーブティーなどを製造販売されているROSELLE STONES KHMERという会社が、Demeterというハーブティーのブランドの原料として買いたい、と言ってくれました!

ROSELLE STONES KHMERは、もともとNGO職員として働いていた日本人女性が、カンボジアの自然の恵みを最大限に利用し、生産者、雇用者、購入者全てを大切にするエシカル製品を作ろう、と立ち上げた会社です。カンボジアにはこのような、いわゆる「ソーシャルビジネス」の会社がたくさんあり、赴任して1年半、私はJVCと農家さんだけで何かをする、というよりも、このような人たちと協力しあうことで、可能性をもっと広げていけるのではないか?と感じています。

3月に掘ったため池が・・・3月に掘ったため池が・・・
10月にはこうなりました!レモングラスがワサワサしています10月にはこうなりました!レモングラスがワサワサしています

ドライレモングラス研修

ハーブティーの原料として出荷することが決まり、先方から加工マニュアルが届いたので、さっそく加工研修を実施しました。今回は、ため池の近隣住民などに声をかけ、「やりたい!」と言った6人の方が参加しました。映像にまとめているので、ぜひこちらをご覧ください。





どうしてもお母さんのお手伝いをしたい男の子・・・かわいいどうしてもお母さんのお手伝いをしたい男の子・・・かわいい
皆でわいわい話しながら、レモングラスをカット皆でわいわい話しながら、レモングラスをカット
毎回熱心に研修に参加しているエイム・チェイさん毎回熱心に研修に参加しているエイム・チェイさん

完成~納品

ドライに失敗すると買い取り基準に達しないので、最後までドキドキでしたが、数日、スタッフと村の方とでしっかりとケアしながら乾燥作業をおこない、無事、出荷用のドライハーブが完成しました。今回は、私のプノンペン出張が入っていたので、ドライバーのリツと私が直にプノンペンの工房に納品することに。Demeterの工房の皆さん、あたたかく迎えてくれました。

さっそく試飲をするDemeter工房の皆さん。美味しい!とのこと。よかった~さっそく試飲をするDemeter工房の皆さん。美味しい!とのこと。よかった~

せっかくなのでと、検品の現場も見学させてもらいました。

ひとつひとつ手作業で、ハーブティー用の原料を選別ひとつひとつ手作業で、ハーブティー用の原料を選別
ドキドキの試飲会でしたドキドキの試飲会でした

はじめての売上分配

無事に納品を終え数日後、預かった売上を持って村に帰ります。

とても良い品質(全量買取)だったとの報告を聞いて、ホっと喜びの瞬間とても良い品質(全量買取)だったとの報告を聞いて、ホっと喜びの瞬間

参加人数と参加時間で売上を分配し、皆さん「家にいながら少しでも現金が入るのは本当に助かる」「マニュアルを見ながら楽しくやれた」などの感想を残してくれました。

家族の食費にあてます!とエイム・チェイさん家族の食費にあてます!とエイム・チェイさん
分配が終わった後の記念撮影!皆さんまたやりたい!とやる気満々です分配が終わった後の記念撮影!皆さんまたやりたい!とやる気満々です

研修動画はこちらから。