先日のため池の完成報告会で決まった、動物(牛)避けフェンスの設置。村の皆さんで自主的に勧めるということで、完成を心待ちにしていたのですが・・・
じゃん!こんな感じで、着々と進んでいます。深さが5mもあるので、動物(主に牛)が落ちてしまっては大変なので、この対策だそうです。

また、柵とは別に、ため池の周りの土が崩れるのを防ぐために、近隣住民の皆さんと一緒にレモングラスを植えて土留めをしました。これまで掘削したため池を見てみると、これをしておくのとしないのとでは、池の持ちがずいぶん違います。作物はレモングラスでなくてもいいのですが、レモングラスは手入れも楽で、乾燥させてドライハーブにすると、シェムリアップなどに販売できる可能性があるのです。



柵の設置(あと少しで完了)と土留めも終わり、後は水が溜まるのを待つばかり。同時に、近隣の皆さんがこの水を使って家庭菜園を充実させるのをサポートするため、たい肥づくりや苗木づくりの研修もおこなう予定です。そのほか、他村での水アクセスに関する調査も進行中です。また報告します~。
このサイズの池(横15m、縦25m、深さ5m)を掘削するのにかかった費用は約30万円(2,500米ドル)。皆様からいただく寄付金を大切に使わせていただいています。年度内にできれば更に複数個掘削をしたく(現在、場所を選定するための調査中)、ご寄付を募集中です!良かったらぜひ、以下から「カンボジア事業」へのご寄付をお願いいたします。