カンボジアから大村です。今日は、ため池の完成報告会のレポートをお届けします。
先日更新した掘削完了の日から数日後。正直、完成報告などしなくとも、村の方は皆さん、掘削が終わったことをご存知なのですが(口コミで広がる)、改めて利用方法などを確認するいい機会にもなるので、完成報告会を行いました。
まずは、見てください。このノリノリ写真・・・!
とにかく皆さん喜んでくださり、40℃をこえる暑さの日だったのですが、楽しんで写真撮影に望んでくれました。とはいえ、撮影者(大村)の凡ミスで、何がなんだか分からない集合写真もあり、皆さんには申し訳ないことをしてしまったのですが・・・。
この日、ひとつ嬉しいことがありました。周辺住民の皆さんに集まっていただき、行政官も交えて完成報告を行ったのですが、行政官と住民のどなたかの発案で、牛などの動物よけのフェンスを、村の方々ご自身で設置することになったのです。
集合写真撮影後は、残った方にお願いして、池の水で何をしたいか?を書いてもらいました。
もともとこのため池は、水へのアクセスが悪い方の中でも、水さえあればJVCが実施してきた家庭菜園研修を実践できそうな方々に特に使ってもらいたいと思っていたので、皆さんから「野菜を植えたい」(=池の水で水やりをしたい)という希望が出るのはとても嬉しいことです。
雨季にどれだけ水が溜まってくれるか、まだまだ気がぬけないのですが、雨季が少しずつ始まった6月頭時点ではこんな感じです。また進捗を報告しますね!
このサイズの池(横15m、縦25m、深さ5m)を掘削するのにかかった費用は約30万円(2,500米ドル)。皆様からいただく寄付金を大切に使わせていただいています。 |