\n"; ?> JVC - ため池、喜びの完成報告会 - カンボジア現地通信

ため池、喜びの完成報告会

カンボジア現地代表 大村 真理子
2019年7月 1日 更新

カンボジアから大村です。今日は、ため池の完成報告会のレポートをお届けします。

先日更新した掘削完了の日から数日後。正直、完成報告などしなくとも、村の方は皆さん、掘削が終わったことをご存知なのですが(口コミで広がる)、改めて利用方法などを確認するいい機会にもなるので、完成報告会を行いました。

まずは、見てください。このノリノリ写真・・・!

完成した池の前で、スタッフも交えて皆で記念写真!完成した池の前で、スタッフも交えて皆で記念写真!

とにかく皆さん喜んでくださり、40℃をこえる暑さの日だったのですが、楽しんで写真撮影に望んでくれました。とはいえ、撮影者(大村)の凡ミスで、何がなんだか分からない集合写真もあり、皆さんには申し訳ないことをしてしまったのですが・・・。

失敗した記念写真。レンズを覗くと思ったよりも皆が小さくて、なんだかよく分からない写真に・・・まあ、人間との対比で、池の大きさが分かるということで・・・失敗した記念写真。レンズを覗くと思ったよりも皆が小さくて、なんだかよく分からない写真に・・・まあ、人間との対比で、池の大きさが分かるということで・・・

この日、ひとつ嬉しいことがありました。周辺住民の皆さんに集まっていただき、行政官も交えて完成報告を行ったのですが、行政官と住民のどなたかの発案で、牛などの動物よけのフェンスを、村の方々ご自身で設置することになったのです。

フェンスをつくろう!と皆さんで決めていました。完成が楽しみフェンスをつくろう!と皆さんで決めていました。完成が楽しみ

集合写真撮影後は、残った方にお願いして、池の水で何をしたいか?を書いてもらいました。

左から、「孫のために野菜を植えたい」「家族のために野菜を植えたい」「池ができて嬉しい」「ハーブを植えたい」左から、「孫のために野菜を植えたい」「家族のために野菜を植えたい」「池ができて嬉しい」「ハーブを植えたい」

もともとこのため池は、水へのアクセスが悪い方の中でも、水さえあればJVCが実施してきた家庭菜園研修を実践できそうな方々に特に使ってもらいたいと思っていたので、皆さんから「野菜を植えたい」(=池の水で水やりをしたい)という希望が出るのはとても嬉しいことです。

雨季にどれだけ水が溜まってくれるか、まだまだ気がぬけないのですが、雨季が少しずつ始まった6月頭時点ではこんな感じです。また進捗を報告しますね!

今のところ順調です今のところ順調です
フェンス用の木材や竹を集め始めているそうですフェンス用の木材や竹を集め始めているそうです

このサイズの池(横15m、縦25m、深さ5m)を掘削するのにかかった費用は約30万円(2,500米ドル)。皆様からいただく寄付金を大切に使わせていただいています。
年度内にできれば更に複数個掘削をしたく(現在、場所を選定するための調査中)、ご寄付を募集中です!
良かったらぜひ、以下から「カンボジア事業」へのご寄付をお願いいたします。