11月の中旬から1ヶ月、一時帰国をしていました。イベントでお会いした方に、「普段はどのように仕事をされているのですか」と聞かれたり、メールでの問い合わせで「一日のスケジュールを教えてください」などの質問をいただくことが続いたので、今回は「駐在員の一日」を綴ってみたいと思います。まずは事業地編。
7:30|朝礼 カンボジアの朝は早い!
カンボジアでは多くの企業や団体が、7:30や8:00に始業します。日本と比べると早いですよね。常夏の国なので、涼しい朝のうちから働いて、一番暑い時間帯(昼)はゆっくり休む、という文化です。JVCカンボジアは7:30スタートです。まずは朝礼から。
8:00|事業地の村へ
朝礼を終えたら、マネージャーのチャトラを中心に、それぞれの持ち場で仕事開始です。私たちは現在、6村で活動をしていて、事務所からバイクで片道15分くらいの村もあれば、片道1時間以上かかる村もあります。スタッフは村で調査や研修をしたり、JVCの試験農場で作業をしたりと色々です。私もできる限り、スタッフに同行します。
12:00~14:00|昼休み カンボジアの昼休憩は2時間!
一番暑い時間帯は休憩するのがカンボジア流。休憩が2時間もあります。家が近いスタッフは皆、家に帰って昼ごはんと家事。私は事務所で、単身赴任組のスタッフ(主にドライバーのリツ)がつくってくれる料理を食べて、その後は事務作業をすることが多いです。
14:00|事務作業など
午後は事務作業など。と言ってももちろん毎日同じスケジュールではないので、午前中に事務作業をして午後に村に行ったり、経理や総務の作業もあるので月末に近い日は一日中事務所で給与計算や会計作業をしていたり、逆に一日中外にいる日なんかもあります。東京事務所とスカイプ会議したりもします。
17:00|終業 基本的に残業文化がありません
終業は17:00。もちろん個人差や職種での差はあると思いますが、基本的にカンボジアは残業文化がありません。家族がともに過ごす時間をとても大切にしています。スタッフは17:00になったらすぐ帰宅、単身赴任組は事務所隣接の宿舎に戻ります。私が事務所に残るとドライバーのリツの仕事終わりが遅くなってしまうため、基本は私も即帰宅。残った作業は家でやります。

その他|休日など
まずは私が村の外にでて色々な人に活動を知ってもらい、外との繋がりをつくることが大切だと考えていることもあり、休日は調査がてらシェムリアップの街に出ることが多いです(乗り合いバスで1時間くらい)。いま、外部販売へのトライアルの活動でお世話になっている飲食店との出会いも、休日に生まれたものだったりします。
村で過ごす休日は、私がカンボジアの文化に強い興味を持っていると知っている近所の洗濯屋のお姉さん(洗濯機がある家がまずないので、洗濯機を持っていると洗濯屋という仕事をすることができます)が、結婚式の介添人をさせてくれたり!
そのほか、スタディーツアー(次回は2020年2月!)や大学生の受入がある時は、一日中ご案内を担当したりもします。色々な人とお話できるので、私もとても楽しい時間です。
次回は、月に1~2回程度ある首都・プノンペン出張編を更新します。