\n"; ?> JVC - 6年ぶり!のスタディーツアー報告② - カンボジア現地通信

6年ぶり!のスタディーツアー報告②

カンボジア現地代表 大村 真理子
2019年11月15日 更新
1日目からの続き)

2日目スタート!

2日目は、ゲストハウス組は村の食堂で朝食の定番・クイティオ(米麺)を楽しみ、ホームステイ組は各家庭の朝食を楽しみ、合流。1日目に紹介したホームステイの松井ご夫妻は、建築家と図工講師のご夫妻で、朝もやの中、村のスケッチをしたそうで、その絵がとても素敵でした。

上が旦那様、下が奥様のスケッチ上が旦那様、下が奥様のスケッチ

JVCの冠水対策研修へ

雨季のこの時期は、村で冠水対策の研修をしているJVCカンボジア。ツアー参加者の皆さんにも研修の様子を見ていただきたく、行程に組み込みました。

タイヤを使ったプランターづくりの研修。かなり力が必要な作業、苦戦するツアー参加者に、村の皆さん大笑い!タイヤを使ったプランターづくりの研修。かなり力が必要な作業、苦戦するツアー参加者に、村の皆さん大笑い!

これも動画のほうが雰囲気が伝わると思うので、ぜひご覧ください。カンボジアの方の笑い方って、ついつられてしまうのは私だけでしょうか・・・?

シェムリアップへの出荷準備見学~シェムリアップの街へ

研修見学が終わった後は、村からシェムリアップのレストランに毎週ハーブを出荷している農家さんのお宅へ。出荷準備を見学させていただいた後、そのハーブを持ってシェムリアップの街へ戻ります。ここで、村の皆さんやJVCローカルスタッフとはお別れ。記念写真や握手で、皆さん別れを惜しんでいました。

それぞれにとって忘れられない時間になっていたら嬉しいですそれぞれにとって忘れられない時間になっていたら嬉しいです

村のハーブが使われたランチと、入浴剤づくり体験

シェムリアップの街までは車で約1時間。事業地から出荷したハーブを看板メニューに使ってくれているレストランでランチをとり、その後は同じく、事業地からハーブを出荷しているスパで、入浴剤づくり体験を。車で1時間離れるだけでガラっと雰囲気の変わる街と村。皆さん様々なことを感じられたようです。

十種類以上のハーブからいくつか選んで調合して、オリジナルの入浴剤をつくります十種類以上のハーブからいくつか選んで調合して、オリジナルの入浴剤をつくります

参加者の声

以上、JVCが関わった部分のスタディーツアーの内容でした!皆さんこの後は、アプサラダンスを見ながらの夕食や、翌日の観光を楽しまれ、帰国をされました(ツアー行程詳細はここからどうぞ)。参加者アンケートから、感想を抜粋してご紹介しますね。

  • ホームステイがとても貴重な体験ですごく楽しかったです。日本の生活とは全然違うので驚くことも多かったですが、本当に素晴らしい体験でした(20代女性)
  • 村の方々とたくさん交流の時間を持てて、とても幸せでした。言葉が通じなくても、心で通じ合うことはできると感じられた時間でした(20代男性)
  • 色々な年齢層の参加者がいて、活動だけでなく参加者の交流も楽しかった(20代男性)
  • 一緒に料理をしたり踊ったり、共同作業をしていく中で距離が近くなって、嬉しかった(60代女性)
  • とても盛りだくさんで、活動の様子がよく分かりました(60代男性)
  • 普通のツアーではなかなかいけない場所を知ることができてとても良かった。人びとの生活がよく分かり、その土地の空気を感じることができた。質素だけれども事足りていることを見て、生活の本質を見たような気がする(60代女性)
  • ツアー初日はシェムリアップの街を見て、「ネオンがきれいだな~、やっぱり都市部は栄えているんだな~」と思ったが、3日目、村から戻って同じ景色を見て「農村より遥かに栄えているけど、豊かさってなんだろう」と思えたのは、このツアーで学びを得た証拠だと思う。帰国してからもこの小さな疑問を忘れずにいたい(20代女性)

受入に協力してくれた村の方の声

コッサンさん(料理指導、ホームステイ協力)
ツアーはとても良かった。日本人がカンボジアの料理を学びたいと言ってくれて、家にも一泊してくれて、本当に嬉しかった。化学調味料について話したり、日本の飾り(ホームステイで、参加者が用意してくれていた折り紙)をともに折ったり、忘れられない経験。また機会があればぜひ受け入れたい。
ホン・センさん(料理指導)
日本人がカンボジアの料理 や 文化を学びたいというのが驚きだった。日本人がカンボジア料理を食べられたことも(笑)。またツアーがあるなら、何かの形で協力したい。とても楽しい時間だった。

このお2人以外の皆さんも、「とてもハッピーだった。一番楽しかったのは、一緒にランチをして、その間お話をしたこと」「フレンドリーな参加者ばかりで、良い関係を築くことができた。また参加したい」など、皆さん前向きな感想を残してくれました。「農のある暮らしの再評価につながるスタディーツアー」にしたいと考え、実施しているこのツアー、第一回を無事に終えることができました。

2月に再度、開催決定~!

今回とても好評をいただいたこのツアー、村の皆さんも「次回も受け入れたい」と言ってくれていることから、今年度2回目のツアーが決定しました。次回は2月21日~2月25日、内容は今回とほとんど変わりありません(今回は雨季でしたが、次回は乾期ですね)。定員を少し絞って、10名までとしています。気になる方はぜひ、詳細をチェックしてみてください。お待ちしています!

田舎暮らしを体験しよう!カンボジア食と農の交流ツアー vol.2 は↓したから