【東京事務所の日々】
もうすぐ卒業!インターンの日々で学んだこと

2017年度広報・ファンドレイジングインターン 小貫真由
2018年2月22日 更新

こんにちは。2017年度広報・ファンドレイジングインターンの小貫です。今年も早2月後半。インターン期間は4月から翌年3月まで。ですので、私は来月で広報・ファンドレイジングインターンを卒業することになります。

私たち2017年度インターンの卒業が間近に迫る現在、JVCでは2018年度のインターンを募集しています。

振り返ってみるとJVCで過ごした約1年間、JVCのインターンとして一般的な大学生では経験できないことに携わり、その度に考えさせられること・学びになったことがたくさんありました。今回は、私がインターンでどんなことを得られたか、どんなことをしたのか、広報・ファンドレイジングインターンとして活動した日々を少しだけ紹介します。このブログを読んでいる、国際協力に関心がある、学びたいと思っている皆さんには、2018年度インターン募集をチャンスだと思い、国際協力に一歩踏み出すきっかけとしてぜひ応募していただきたいと思います。

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【東京事務所の日々】
南北コリアと日本のともだち展・埼玉展に行ってきました。

2017年度広報・ファンドレイジングインターン 小貫真由
2018年2月15日 更新

12月23日に、埼玉県の浦和で開催されていた南北コリアと日本のともだち展に行ってきました。

南北コリアと日本のともだち展は、2001年にスタートした東北アジア地域の平和を願う絵画展です。日本、韓国、北朝鮮の子どもたちが自分たちの日常を書いた絵とメッセージを交換する交流を行っており、その絵とメッセージを展示します。

今回は、「わたしの楽しい時間」をテーマに思い思いの絵を描いてくれています。遊園地でジェットコースターに乗っている絵、学校で友達とスポーツをしている絵、まだ赤ちゃんである弟や妹と遊んでいる絵など...、様々な絵があります。

私がこの絵画展に行ってもっともびっくりしたことは、住んでいる国が違っても、描かれている絵から見えてくる子どもたちの姿は同じだったことです。子どもたちの絵やメッセージを見ていくのはとてもそれぞれの国々の子供たちの楽しいと思うことが一緒なのであれば、きっと私たちは政治問題を乗り越え、友好関係を築けるのではないかと思いました。

私には、韓国人と中国人の友達がいます。
彼女たちと接しているときも、やはり国同士の問題など私たちの気持ちには関係ないのだと思います。以前、「〇〇ちゃんの国と、日本は政治的な関係があまりよくないんだけど、どう思う?」と聞いたところ、彼女は「そんなこと、人と人との付き合いには関係ないよ。」と答えてくれました。同じ気持ちであったことを嬉しく思うと同時に、国同士ももっと仲良くなればいいのにな、と思いました。

平和について考えることが出来る南北コリアと日本のともだち展は明日から、東京展(2018年2月16日(金)~18日(日)@アーツ千代田3331)、そして3月に大阪展(2018月3月23日(金)~25日(日)@大阪国際交流センター)が開催される予定です。

普段ニュースで目にする内容では見えてこない、この展覧会でしか感じられないことがたくさんあると思います。お互いについてあまり取り上げられることがない一面を知ることができる貴重な機会に是非、会場へ足を運んでみて下さい!

【東京事務所の日々】
広報担当からカンボジア駐在員に異動します!

カンボジア現地調整員 大村 真理子
2017年12月27日 更新

こんにちは。(元)広報担当の大村です。異動前に書き上げたかったのですが間に合わず、今更書いておりますが・・・。2017年12月より、カンボジア駐在員として現地駐在することとなり、既に事業地のあるコンポンクダイと言う村に住んでいます。広報担当ということで、東京事務所勤務時には大変多くの方に支えていただいておりました。改めて、この場を借りて御礼申し上げます。

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広報担当の大村です。「子育て」を切り口にJVCスタッフを紹介するプチシリーズの第三弾。初回「新米パパ・白川徹の育休報告」、第二弾「5歳の母・小林のパレスチナ1ヶ月出張報告」に続いて、2016年6月から12月、そして2017年2月から4月までの計8ヶ月、パレスチナに現地駐在/長期出張に行ってきた並木に話を聞きました。

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広報担当の大村です。「子育て」を切り口にJVCスタッフを紹介するプチシリーズの第二弾。初回「新米パパ・白川徹の育休報告」に続いて、2017年8月から9月の1ヶ月間、パレスチナに出張した5歳の男の子の母親・小林に話を聞きました。

まずは何より、いない間の育児体制は?

小林:基本的には夫が息子の世話をしています。週に何度かは、保育園で夕食を出してもらっています。夫の両親も同じ東京に住んでいるので、夫がどうしても遅くなるときには母親にお世話をお願いしているようです。私の両親は静岡在住ということもあり、来てもらうことはしていません。

出張中のコミュニケーションのとりかたは?

小林:夫がFacebookのメッセンジャーなどで、息子の様子を写真つきで知らせてくれました。パレスチナと日本は7時間の時差があるので、残念ながら会話はあまりできませんでした。

出張前の周りの反応は?

小林:その間、子どもは誰がみるの?ということをよく聞かれましたね。父親のほうが職場にいる時間が長く、母親がある程度仕事をセーブしたり時短勤務にしたりしているケースが多いゆえの質問なのかなと思います。我が家も例にもれず、普段は夫の方が私よりも帰りが遅くなることが多いのですが、私の不在中は、職場にも事情を説明して、早めに帰宅していたようです。

帰国後の周りの反応は?

小林:「◯◯くん(息子)、ママがいない間、よくがんばったね!」とかでしょうか。息子は私の留守中も、普段と変わった様子もなく過ごしていたようで、頼もしい限りです。夫からは、出張の期間は最長3か月と言われています。半年とかは自信がないそうです(笑)。

やってみて分かった、良かったこと

小林:夫の家事力があがったので、良かったです。出張から戻っても、しばらく料理をしなくて済みました(笑)。また、息子が逞しく育ってくれていることを実感できました。

何が一番背中を押してくれた?

小林:夫が留守番を快諾してくれたこと!

結論、どうだった?!

小林:最初は、子どもに会えなくて自分がさみしくなってしまわないか心配でしたが、仕事に集中することができたせいか、意外と大丈夫でした。

パレスチナ・ガザ地区出張中の一枚パレスチナ・ガザ地区出張中の一枚
パレスチナ・事業地の西岸の村で。女の子が小林の側を離れようとしなかったそうです。提供:パレスチナ駐在山村パレスチナ・事業地の西岸の村で。女の子が小林の側を離れようとしなかったそうです。提供:パレスチナ駐在山村

実は今回、1ヶ月家を空けて現地事務所に赴いたのは2度目で(1度目は今年1月、スーダン)、前回の免疫があるので、あまり心配はしていませんでした。保育園や周囲に、自分が不在になることを伝えて、息子の様子を気にかけていただけるよう、お願いするようにしています。サポートしてくれる周囲の方々に感謝です。
1ヶ月後、家に帰ったら息子のおもちゃが増えていて、いつもは制限しているテレビを観る時間も、父親による制限は緩いようで、息子もまんざらではないようです。「ママがいないときは夜もテレビを観ちゃっていたよ~」なんて言っていました(笑)。

普段から「子育ては女性だけがするものじゃない。家族で協力することが大切」と言う小林、言われてみれば当たり前なはずなのになぜかハっとさせられてしまいます。
次回は、2016年6月から12月、そして2017年2月から4月までの計8ヶ月、パレスチナに駐在した3歳&双子の女の子ママ・並木に迫ります!
並木の駐在記は、こちらの記事もぜひあわせてお読みください。
「半年のワーママ海外単身赴任で、肩の力が抜けたお話」

みなさん、こんにちは。広報・ファンドレイジングインターンの小貫真由です。
『乙嫁語り』に続く、第2弾!今回もみなさんに読んでもらいたいおすすめマンガを紹介します。

今回はこちら!くすっと笑えるほのぼの系マンガ・・・ユペチカさん(著)、西森マリーさん(監修)の『サトコとナダ』です!この漫画は現在パレスチナに駐在している、スタッフの井川翔さんから教えてもらいました。

マンガを手にするとつい笑顔がこぼれてしまいます・・・マンガを手にするとつい笑顔がこぼれてしまいます・・・

監修をされている西森さん(ジャーナリスト)はイスラム教徒で、自身がイスラム教徒であるからこそ、登場するキャラクターがリアルに描かれていると思います。

気になる内容ですが・・・日本人の大学生「サトコ」がアメリカに留学し、ルームシェアします。そのルームメイトの「ナダ」がサウジアラビア出身で、イスラム教徒の女の子。2人が出会うところから物語は始まります。

私がこのマンガをオススメする一番の理由は、自身が読む前に持っていたイスラム教徒の女性に対するイメージと、読んだ後のイメージが180度変わったこと。この1冊を読むだけで、相当勉強になります。絵柄もシンプルなので、気軽に読めます。
イスラム教徒の女性は、肌を見せるような服装をしません。また、お酒を飲みません。このような習慣は、私たちイスラム教徒ではない人から見ると「彼女たちは窮屈で、かわいそう」と捉えがちかもしれません。しかし、作中の「ナダ」や友人たちは制約を気にしているようには見えません。むしろ、制約されているからこその美意識で、ファッションを楽しんでいる様子がこのマンガではよく分かります。

日本で日々流れるニュースから、イスラム教・イスラム教徒に対するイメージは、あまり良くないものなのではないでしょうか。しかしこのマンガを読むことで、「ナダ」のように「テロ」とは関係なく、日々を平和に楽しく過ごしているイスラム教徒の方がたくさんいるのだということに気付きます。
その他にも、彼女たちが暮らしているアメリカの文化についても作中で触れられています。私が思わずくすっとしたところは「バター、ハンドソープ」。気になった方は是非読んでみてくださいね!第2巻は近日中に発売されます。こちらも楽しみですね!

【東京事務所の日々】
新米パパ・白川徹の育休報告

広報担当 大村 真理子 震災支援担当 白川 徹
2017年11月30日 更新

2017年4月からの半年間、南相馬事業担当の白川徹が育児休暇を取得しました。男性も育児休暇を取ることが推奨されている時代ですが、なかなか実現していないのが現実です。
白川に、育児休暇の経験について、記事を書いてもらいました。経験者にしか語ることのできないエピソード、想い・・・目からウロコの内容です!
(以下白川執筆)

育休中、どこにいくにも一緒です!育休中、どこにいくにも一緒です!

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【東京事務所の日々】
JVCプロボノファイル②~小河原房男さん

広報担当 大村 真理子
2017年10月19日 更新

広報担当の大村です。前回ご紹介した「プロボノ」TSUNさんに続いて、今回はJVCでのボランティア歴約25年!の小河原房男(コガワラ フサオ)さんにお話を伺いました。

「プロボノ」:「各分野の専門家が、職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動全般。また、それに参加する専門家自身」(wikipediaより)のことで、「ラテン語で「公共善のために」を意味する pro bono publico の略で、最初は弁護士など法律に携わる職業の人々が無報酬で行う、ボランティアの公益事業あるいは公益の法律家活動を指した」そうです。

JVCには頼もしいプロボノの方が何人かいらっしゃいますが、小河原さんは本業のグラフィックデザインとWEBデザインの技術を生かして、JVCの活動を支えてくださっています。

最近作成してくださったチラシとともに。優しい笑顔でいつもスタッフを包み込んでくれます・・・最近作成してくださったチラシとともに。優しい笑顔でいつもスタッフを包み込んでくれます・・・

最近小河原さんがデザインを担当してくれたチラシは、JVCスタッフを手描きで似顔絵に起こして(!)それを使ってつくってくれました。本当にどちらもそっくりの仕上がりなんです。

アフガニスタン事業統括の小野山、似顔絵だと爽やか度がアップ・・・?アフガニスタン事業統括の小野山、似顔絵だと爽やか度がアップ・・・?
コンサート担当の石川。JVCを通じて20年以上の付き合いだとか!コンサート担当の石川。JVCを通じて20年以上の付き合いだとか!

長年JVCを支えてくださっている小河原さん、どんなきっかけでJVCに参加するようになったのでしょうか?

JVCに関わるようになったきっかけ

小河原:1993年に、JVCのラオス事業やアフリカ事業を支える有志のグループ、「ボランティアチーム」に参加するようになりました。祖父が戦争中、ミャンマーで亡くなったことがきっかけで、東南アジアについて調べるようになり、JVCの企画するラオスのスタディツアーに参加したんです。そこで、ラオスが大好きになった。本当に温かな現地の方に出会い、一気に惹かれたんです。それでラオスに興味を持ってラオス事業を手伝うようになって、「デザインができるなら」ってことで、ラオスに関する小冊子やチラシ、看板なんかをつくるようになりました。そんなことをしていたら、アフリカ日本協議会というNGOからもお呼びがかかるようになって、それをきっかけにアフリカにも興味を持つようになったという感じですね。アフリカ日本協議会のロゴマークは、僕がつくったんですよ(知らなかった!すごい!!)

本業もあって、プロボノ活動も。大変ではないですか?

小河原:大変だけど、専門技術を使って手伝えるのはやりがいがあるので大丈夫です。

JVC気仙沼事業が参加する「サンマ祭り(https://www.ngo-jvc.com/jp/event/event2017/10/20171014-pacificsaury-festival.html)」のチラシも小河原さん作成ですJVC気仙沼事業が参加する「サンマ祭り」のチラシも小河原さん作成です

JVCスタッフとの印象的なエピソードがあれば教えてください。

JVCが出展していたイベントでの石川と小河原さん。小河原さんの手にはラオスビール、肩にはラオスの素敵な布地が!JVCが出展していたイベントでの石川と小河原さん。小河原さんの手にはラオスビール、肩にはラオスの素敵な布地が!

小河原:15年前くらいに、本業の残業中、コンサート担当の石川朋子さんが、冊子作成に行き詰まったみたいで、「助けてください!」と押しかけてきたことがありました(笑)「朋ちゃん」とはかれこれ20年以上の付き合いになります。JVCを通じてできた良い友人ですね。

長年、国際協力にボランティアとして携わる気持ちの源はどこに?

小河原:やっぱり、ラオスのスタディツアーの経験がベースです。あの時会った風景、人が源です。今は純粋に、自分の技術が助けになること、頼られることが嬉しいです。役割があるのが嬉しいというか。良いことを手伝っているんだ、という気持ちがモチベーションにもなります。昔から、自分の技術で国際貢献したいという気持ちが高じて、2008年~2010年は、青年海外協力隊の広告デザイン部門で中国に派遣されていたんです。西部の奥地、イスラム自治区、カシミヤがとれる地域で、日本人も数人だけいました。技術が生かせるのはとても嬉しいです。これからも持続可能なペースで、続けていきます。

小河原さん、ありがとうございました!これからも、「大変じゃない」と言ってくれた小河原さんのお言葉に甘えて(いいんだろうか)、色々相談させてもらいたいと思っています!また、小河原さんの原体験にもなっているスタディーツアー、最近はタイ事業以外なかなか企画ができていないですが、多くの方に事業地を見ていただける、また出会いの場にもなるものだと再確認しました。近々復活させたいな~!と思っています!

「プロボノ」募集!

JVCでは、「プロボノ」を随時募集しています。TSUNさん、小河原さんとデザイン関連の方が続いていますが、多分野で募集中です。自分のスキルを使って社会貢献、国際協力活動に参加してみたい方、ぜひご連絡ください。お力添えをいただきたい時に、こちらから相談をさせていただきます!(もちろん、ご都合にあわせてご参加いただけます)

【現在特に募集中のスキル】※地方からの遠隔参加も大歓迎!
・チラシなどのデザイン
・動画作成、編集
・イベント企画、運営
・翻訳(日本語→英語)
(その他、こんなことできます!というようなご提案もお待ちしております)

多くの方に支えていただき、JVCの活動は成り立っています。いつも本当にありがとうございます。

【東京事務所の日々】
JVC合唱団の練習会場へ行ってきました!

2017年度広報・ファンドレイジングインターン 小貫真由
2017年9月14日 更新
練習会場の日本ホーリネス教団「東京中央教会」練習会場の日本ホーリネス教団「東京中央教会」

7月26日(水)、JVC国際協力コンサートに出演するJVC合唱団の練習会場へ見学に行ってきました。ご存知の方も多いかと思いますが、JVC国際協力コンサート東京公演は来年2018年の30周年をもってフィナーレを迎えます。フィナーレまであとわずかであるこの貴重な機会に、練習を見学してきました。

練習は、大久保駅から徒歩5分ほどの教会で週に1回、毎週水曜日の18時30分~21時に行われています。私は18時10分頃に練習場に到着しました。みなさん続々と集まり始め、練習が始まるまで、各々時間を過ごします。

さて18時30分になると、合唱練習の前に、まずは準備運動がはじまりました。

みんなで腕と肩を伸ばす運動みんなで腕と肩を伸ばす運動

入念なストレッチの後、いよいよ合唱練習が始まりました。

席は合唱団員の皆さんでいっぱい席は合唱団員の皆さんでいっぱい

皆さんが歌い始めた瞬間、教会の中に響き渡る、バス、テノール、アルト、ソプラノのハーモニーが素晴らしく感動してしまいました。皆さんから発せられる声が壁に反射し、私の身体にぶつかってきました。本当に素晴しかったです。

練習では、先生が実際に歌ってみせて、さらに良いものにしようと指導をしていました。例えば、「この部分での主役はどこ?"バス"さんですね、バスの声をみなさん、もっと聞きましょう」「バスさんも聞かせる声を出してね」「もっとしなやかに」「人間らしい声を」など、パートごと、そして全体を指導していました。

練習は座ったままで歌うことが多いのですが、それでもすごい声量でした練習は座ったままで歌うことが多いのですが、それでもすごい声量でした
こちらは2016年東京公演の様子。正装して歌う皆さんもかっこいい!こちらは2016年東京公演の様子。正装して歌う皆さんもかっこいい!

「この素晴らしいハーモニーを生み出していた団員の皆さんのお話を聞きたい!」と思い、休憩時間にインタビュー行いました。

まず、1人目にこたえてくださったのは、JVC合唱団員歴6年目、88歳の田村さん。6年でも団員歴は短いほうであるとのことですが、快くインタビューに応じてくださいました。

笑顔がステキな田村さん。88歳には見えません笑顔がステキな田村さん。88歳には見えません

小貫:どうしてJVCコンサートに参加しようと思ったのですか?
田村:歌うことが好きだから。1人でやるのではなく、みんなでやることに意義がある。あとは健康にもいいから。

小貫:コンサートの意気込みを教えてください。
田村:暗譜(譜面を見ないで歌うこと)でやりたい。今年の題目『メサイア』を自分のものにして、楽しみたい。

2人目は、団員歴14年!アルトの大森栄子さん。

休憩時間終了ギリギリにもかかわらず、ご協力いただきました。休憩時間終了ギリギリにもかかわらず、ご協力いただきました。

小貫:どうして合唱団に参加しようと思ったのですか?
大森:14年前に、読売新聞に記事が載っていたのを見たのがきっかけです。「メサイアで国際協力を」というのに惹かれました。元々ゴスペルをやっていたのですが、通っていた教室がなくなってしまって、それにかわるものを探していました。それからずっと、参加しています。

小貫:今年のコンサートの意気込みを教えてください。
大森:フィナーレも近いですし、指導してもらったことを忘れずにきれいにやりたいです。

田村さん、大森さん、インタビューにおこたえ頂き、ありがとうございました!田村さん、大森さん、インタビューにおこたえ頂き、ありがとうございました!

東京公演は残すところ、今年と来年の2回となりました。今回練習を見学し、このような素晴らしい歌声を聞き逃してしまうことは、とてももったいないことと感じています。私もインターンとして、今年のJVC国際協力コンサートに裏方として参加します。とても楽しみです。これまで聴き逃していた方も、この貴重な公演をお聴き逃しのないように、当日は是非お越しください。このコンサートのチケットはJVCの国際協力活動に役立てられます。チケット販売は9月1日からです!https://www.ngo-jvc.com/concert/ticket/

  • JVC国際協力コンサート東京公演
  • 2017年12月9日(土)15:00開演 昭和女子大学人見記念講堂
    (今回紹介したJVC合唱団が歌います)

  • JVC国際協力コンサート大阪公演
  • 2017年12月2日(土)14:00開演 いずみホール
    (大阪のアマチュア合唱団「コードリベット・コール」が歌います)

JVC国際協力コンサート2015 第27回東京公演の様子

みなさん、こんにちは。広報・ファンドレイジングインターンの小貫真由です。

突然ですが、皆さんはマンガを読みますか?私はマンガが大好きです!今回はマンガをあまり読まない方にもお勧めしたい「国際協力」に関するマンガを紹介します。

私がおすすめするマンガ第一弾はこちら!『乙嫁語り』です!

広報担当の大村さんに無理やり撮られました広報担当の大村さんに無理やり撮られました

『乙嫁語り』は『おとよめがたり』と読みます。「乙嫁」とは、「弟の嫁」「年少の嫁」を意味する古語だそうで、出版元であるエンターブレインのサイトでは乙嫁を「美しいお嫁さん」の意であると記しています。こちらの作品は森薫さんによって描かれた、19世紀後半のカスピ海周辺、中央アジアに住む人々の生活や文化をテーマに、「お嫁さん」を取り巻く様々な事象をとりあげたお話です。

注目すべきはその画力!登場人物の洋服や、食べ物、家の装飾などが緻密に表現されています。そして特に緻密に表現されているのは刺繍!あまりにも細か過ぎて、刺繍が描かれているページをジッと眺めてしまいます。これらの緻密な画力が評価されて、2014年マンガ大賞を受賞しています。

この漫画をオススメしたい理由は、「中央アジアに住む人々の暮らしについて知ることが出来る」という点です。JVCスタッフが良く言う「戦争ばっかりやっていると思われているところでも、普通に暮らしている人々の普通の暮らしがある」ということが、この漫画ではまさに表されています。

日本からは遠い中央アジア。なかなかどのような国かを知る機会に恵まれないのではないでしょうか。気軽に漫画を読むことで知ることが出来ます。みなさん、是非読んでみてください!今後も小貫のオススメのマンガ、どんどん紹介していく予定です。お楽しみに!