みなさん、こんにちは。広報・ファンドレイジングインターンの小貫真由です。
『乙嫁語り』に続く、第2弾!今回もみなさんに読んでもらいたいおすすめマンガを紹介します。
今回はこちら!くすっと笑えるほのぼの系マンガ・・・ユペチカさん(著)、西森マリーさん(監修)の『サトコとナダ』です!この漫画は現在パレスチナに駐在している、スタッフの井川翔さんから教えてもらいました。
監修をされている西森さん(ジャーナリスト)はイスラム教徒で、自身がイスラム教徒であるからこそ、登場するキャラクターがリアルに描かれていると思います。
気になる内容ですが・・・日本人の大学生「サトコ」がアメリカに留学し、ルームシェアします。そのルームメイトの「ナダ」がサウジアラビア出身で、イスラム教徒の女の子。2人が出会うところから物語は始まります。
私がこのマンガをオススメする一番の理由は、自身が読む前に持っていたイスラム教徒の女性に対するイメージと、読んだ後のイメージが180度変わったこと。この1冊を読むだけで、相当勉強になります。絵柄もシンプルなので、気軽に読めます。
イスラム教徒の女性は、肌を見せるような服装をしません。また、お酒を飲みません。このような習慣は、私たちイスラム教徒ではない人から見ると「彼女たちは窮屈で、かわいそう」と捉えがちかもしれません。しかし、作中の「ナダ」や友人たちは制約を気にしているようには見えません。むしろ、制約されているからこその美意識で、ファッションを楽しんでいる様子がこのマンガではよく分かります。
日本で日々流れるニュースから、イスラム教・イスラム教徒に対するイメージは、あまり良くないものなのではないでしょうか。しかしこのマンガを読むことで、「ナダ」のように「テロ」とは関係なく、日々を平和に楽しく過ごしているイスラム教徒の方がたくさんいるのだということに気付きます。
その他にも、彼女たちが暮らしているアメリカの文化についても作中で触れられています。私が思わずくすっとしたところは「バター、ハンドソープ」。気になった方は是非読んでみてくださいね!第2巻は近日中に発売されます。こちらも楽しみですね!
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