7月26日(水)、JVC国際協力コンサートに出演するJVC合唱団の練習会場へ見学に行ってきました。ご存知の方も多いかと思いますが、JVC国際協力コンサート東京公演は来年2018年の30周年をもってフィナーレを迎えます。フィナーレまであとわずかであるこの貴重な機会に、練習を見学してきました。
練習は、大久保駅から徒歩5分ほどの教会で週に1回、毎週水曜日の18時30分~21時に行われています。私は18時10分頃に練習場に到着しました。みなさん続々と集まり始め、練習が始まるまで、各々時間を過ごします。
さて18時30分になると、合唱練習の前に、まずは準備運動がはじまりました。
入念なストレッチの後、いよいよ合唱練習が始まりました。
皆さんが歌い始めた瞬間、教会の中に響き渡る、バス、テノール、アルト、ソプラノのハーモニーが素晴らしく感動してしまいました。皆さんから発せられる声が壁に反射し、私の身体にぶつかってきました。本当に素晴しかったです。
練習では、先生が実際に歌ってみせて、さらに良いものにしようと指導をしていました。例えば、「この部分での主役はどこ?"バス"さんですね、バスの声をみなさん、もっと聞きましょう」「バスさんも聞かせる声を出してね」「もっとしなやかに」「人間らしい声を」など、パートごと、そして全体を指導していました。
「この素晴らしいハーモニーを生み出していた団員の皆さんのお話を聞きたい!」と思い、休憩時間にインタビュー行いました。
まず、1人目にこたえてくださったのは、JVC合唱団員歴6年目、88歳の田村さん。6年でも団員歴は短いほうであるとのことですが、快くインタビューに応じてくださいました。
小貫:どうしてJVCコンサートに参加しようと思ったのですか?
田村:歌うことが好きだから。1人でやるのではなく、みんなでやることに意義がある。あとは健康にもいいから。
小貫:コンサートの意気込みを教えてください。
田村:暗譜(譜面を見ないで歌うこと)でやりたい。今年の題目『メサイア』を自分のものにして、楽しみたい。
2人目は、団員歴14年!アルトの大森栄子さん。
小貫:どうして合唱団に参加しようと思ったのですか?
大森:14年前に、読売新聞に記事が載っていたのを見たのがきっかけです。「メサイアで国際協力を」というのに惹かれました。元々ゴスペルをやっていたのですが、通っていた教室がなくなってしまって、それにかわるものを探していました。それからずっと、参加しています。
小貫:今年のコンサートの意気込みを教えてください。
大森:フィナーレも近いですし、指導してもらったことを忘れずにきれいにやりたいです。
東京公演は残すところ、今年と来年の2回となりました。今回練習を見学し、このような素晴らしい歌声を聞き逃してしまうことは、とてももったいないことと感じています。私もインターンとして、今年のJVC国際協力コンサートに裏方として参加します。とても楽しみです。これまで聴き逃していた方も、この貴重な公演をお聴き逃しのないように、当日は是非お越しください。このコンサートのチケットはJVCの国際協力活動に役立てられます。チケット販売は9月1日からです!http://www.ngo-jvc.com/concert/ticket/
- JVC国際協力コンサート東京公演
- JVC国際協力コンサート大阪公演
2017年12月9日(土)15:00開演 昭和女子大学人見記念講堂
(今回紹介したJVC合唱団が歌います)
2017年12月2日(土)14:00開演 いずみホール
(大阪のアマチュア合唱団「コードリベット・コール」が歌います)
JVC国際協力コンサート2015 第27回東京公演の様子
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