東京事務所の日々の記事一覧
広報担当の大村です。突然ですが、「プロボノ」という言葉をご存じですか?既に一部の層にはすっかり定着したような気もするワードですが、「プロボノ」とは「各分野の専門家が、職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動全般。また、それに参加する専門家自身」(wikipediaより)のことで、「ラテン語で「公共善のために」を意味する pro bono publico の略で、最初は弁護士など法律に携わる職業の人々が無報酬で行う、ボランティアの公益事業あるいは公益の法律家活動を指した」そうです(へ~、語源はいま知りました)
JVCには頼もしいプロボノの方が何人かいらっしゃいますが、今日はその中から、「デザイン」部門でお世話になっているデザイナーのTSUN(つん)さんをご紹介したいと思います!美大卒業後、広告代理店にデザイナーとして勤務して4年目のTSUNさん。普段はWebや紙媒体での広告デザインを担当されているそうです。
JVC東京事務所に、このたび「JVC文庫」を開設。
皆さんこんにちは。事務局次長の細野です。
この春から、新学期や新しい職場などの新しい環境に身を置くことになった方や、新しいことを始めよう、と思われている方もいらっしゃるかと思います。JVC東京事務所でも、2017年度のインターンたち(今年は5名!)が活動を始めてくれていますし、新しくボランティアとして来られる方もいらっしゃいます。
そうした方々に、「よりJVCの活動を知ってほしいな、ついては、その背景にある様々な構造的な課題についても、あわせて紹介したいな」と思いまして、ついては、世の中には様々に名著が沢山あるからそれらを良質なガイド役として紹介してはどうだろうか、と考えました。
もちろん、「本を一冊読めば世界がわかる」と言うつもりは毛頭ないですが、なぜそもそもJVCのような国際協力NGOが存在するのか、その役目は何なのか、構造的な課題とは何か、などを考えるきっかけとなれば、といった感じですね。
カレンダー事務局の仁茂田です。1月に入職いたしました新スタッフです。この記事を読んでくださっている方にははじめましての方も多いかと思います。これからどうぞよろしくお願いいたします。
昨日、銀座ソニービルに行ってきました。どうしてもこの目で確認したいものがあったからです。
縦に長いこの広告の赤線は16.7mのライン、2011年3月11日に岩手県大船渡市で観測された津波の高さです。広告には次のように書かれています。
「3月11日、この日があるたび、私たちはあのときのことを振りかえる。東日本大震災から、早くも6年が経った。災害なんて、もう起きるな。毎年のように私たちはそう思うけれど、災害はいつかまた、たぶん、いや確実に起きてしまうだろう。あの日、岩手県大船渡市で観測された津波は、最高16.7m。もしも、ここ銀座の真ん中に来ていたら、ちょうどこの高さ。想像よりも、ずっと高いと感じたはず。でも、この高さを知っているだけで、とれる行動は変わる。そう、私たちは、今、備えることができる。被災した人たちの記憶に想像力をもらい、知恵を蓄えることができる。あの日を忘れない。それが、一番の防災。ヤフーはそう思います。」
周りにいる人の高さとの比較で分かりやすいと思いますが、実際の赤いラインの高さには、本当にハッとします。16.7m、改めて、凄まじい高さです。
3月11日、皆それぞれ、様々な想いを持つ1日になることと思います。多くの犠牲があったこと、これからもこの記憶とともにそれぞれが生きていくこと、経験を生かして、備えること。私もこの国に暮らす1人として、真剣に向き合っていきたいと思います。
※こちらもどうぞ。個人的にじっくり読んだ2つです(外部リンク)。
「今日は2011年3月11日かもしれない。」
2011年3月10日のツイートのまとめ。そこにはただの日常があふれています。
"なんでもない日常のすぐ先に、非日常はある"・・・本当にそのとおりだと思います。
「震災の日、広告代理店で働いていた。」
とあるクリエイターの方の、当時の記録です。
「ちょうど納品を控えていた夏に掲出予定のポスターに、波が描かれていました。波が人物を包み込む様なデザインでした。ぼくに出来る事は、そのデザインを差し替える作業だけ。こんな事しかできないのか、こんな事をしてていいのか、そう思いながらした修正作業はとても時間がかかりました。」
開催が危ぶまれていたEURO2016

皆さんこんにちは。事務局次長の細野です。個人的に、もうかれこれ20年以上サッカー観戦を主な趣味としています(関連記事はこれとかこれとか)。
先日、ヨーロッパ地域における国際大会、「EURO(ユーロ)2016」がフランスで開催されていました。あまり地上波では放送されなかったのでご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、要は「4年に一度、ヨーロッパで一番サッカーが強い国を決める大会」、ということです。
6月7日、東京・けやきホールで行われたウォン・ウィンツァンさんのコンサート&トーク「光を世界へ ~Yes All Yes~」に行ってきました。このコンサートは、収益がJVCを含む4つのNGOへの寄付になるチャリティCD「光を世界へ ~Yes All Yes~」のリリース記念でもあり、その演奏・歌声を生で聴けるのを本当に楽しみにしていました。
ソーシャル&エコマガジンのソトコト5月号の特集「[This Month's Specials] 僕たちが世界の一員として、イラクでできること」に、イラク事業担当の池田が掲載されています。イラクで活動するさまざまなNGOの職員や活動が特集されている本号、ぜひお手にとってご覧ください。
先日、岡山に行く用事があり、JVCの理事である田中優さんの新居(岡山県和気郡)にお邪魔してきました。優さんは、きっとNGOの活動に興味がある方なら誰もが一度は夢見る「電気の自給率100%」を自宅で実践している方。環境活動家としての著書や講演も多数あるので、ご存じの方も多いことでしょう。かくいう私も、優さんのような暮らしにずっと興味を持っている1人。マンションでの1人暮らしを言い訳に何も踏み出せていない自分に喝を入れるためにも、今回の訪問を決めました。
優さんの新居は、山に囲まれた160坪の敷地の中に建つ13坪のミニマムハウスです。入口にはさっそく太陽光パネルが。3人家族の生活の電気はすべて、この太陽光パネルによる自給です。このパネルで発電した電気を、パーソナルエナジーというバッテリー装置に蓄電することで、10.5Kw分の電気を蓄電しておくことができるそう。優さん宅は1日平均3Kwの電力消費とのことなので、雨が続いても3日分の電気までは、蓄電しておくことができることになります。
こんにちは! パレスチナ事業担当の並木です。
1月17日、お年玉つき年賀ハガキ・切手の抽選が行われましたね。皆様はもうお手元のハガキを確認されましたか? 私は何も当たらず...パソコンが当たったらJVCの備品にしたかったのに、大変残念です。皆様も是非、こちらのサイトで確認されてくださいね。
さて、改めましてのお願いです。
お手元に、余ったり書き損じたりして投函していない官製ハガキ(年賀状を含む)や、未使用の切手はありませんか? もしお手元に眠っているようでしたら、是非パレスチナ事業へご寄付いただけませんか?
1枚でも、どんな額面でも構いません。パレスチナの人々のために、換金して大切に使わせていただきます。
1枚のハガキは、日本の私たちが想像する以上の力をもっています。例えば私たちが事業を行うガザ地区では、5歳以下の子どもの約4割が貧血といわれている中で、子どもの血中ヘモグロビン値を調べるための血液検査チップ(1つ1ドル)がとても重宝されています。また、栄養失調の子どもに処方するビタミン剤は1つ1.6ドル、病院に通うための交通費一回分も1.6ドルです。
パレスチナの物価は決して安くはないのですが、年賀ハガキ2〜4枚のご寄付でも、子ども一人一人の未来を変える大きなチャンスを創ることができます。また、皆様のお力が集まれば、もっと大きな変化を生むこともできます。