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爆撃を受けたパレスチナ・ガザ地区への緊急医療支援を実施しています

 (2008年12月〜)
2009年3月13日 更新
[現地スタッフ]


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 ▼現地からの情報
 ▼JVCの緊急支援
 ▼日本国内での動き
 ▼既存活動への影響
 ▼最近の活動記録

2008年12月27日から続くイスラエルからパレスチナ・ガザ地区への軍事攻撃によって一般市民を含む1300名以上が亡くなっています。これまで受けてきた経済封鎖に加え今回の攻撃で、ガザの人々は身体的・精神的に困難を強いられています。

この緊急支援への募金受付は終了いたしました。多くのご支援ありがとうございました。


パレスチナ現地からの情報(新しい順)

JVCによる緊急支援について

今回のガザの緊急事態を受け、JVCはPMRS(=Palestinian Medical Relief Society、パレスチナ医療救援協会)を通した緊急医療支援(第1次支援)を12月31日に決定しました。その後、1月13日に現地NGO「人間の大地」を通しての第2次支援を決定しました。

支援経過報告 (2009/3/13更新)

今回のガザ緊急支援ですが、2009年2月末で1300万円以上の募金が集まりました。関連情報を公開以来、全国の皆様かご支援をいただきました。ご支援いただきましたお一人お一人に心よりお礼申し上げます。3月13日現在、以下の活動を実施中です。

  1. パレスチナ医療救援協会(PMRS)を通して、救急セットの提供と救急法のトレーニング 4万ドル分(約380万円)
  2. 人間の大地(AEI)を通して、先天性代謝異常疾患の子どもに対しての治療用ミルクの提供 1万5千ドル分(約143万円)
  3. AEIハンユニスセンターに通う栄養失調児に対しての治療用の新鮮な食料の提供 4万2千NIS分(約105万円)
  4. JVCが子どもの栄養改善事業で支援している幼稚園の子どもたちへ心理サポートとしてぬいぐるみやボールの提供 (540人分) 1万800NIS分(約27万円)

※既存の活動である幼稚園の子どもたちへの牛乳とビスケットの配布も、停戦後に幼稚園が再開しましたので継続して実施しています。
■おもちゃ配布に喜ぶ子どもたち

今回のガザ緊急支援としての指定募金は3月13日を持ちまして、終了とさせていただきます。パレスチナの厳しい状況は続いています。JVCでは、既存の活動を今後も地道に続けてまいります。引き続き、ご支援をよろしくお願いいたします。


第2次支援 (2009/1/30更新)

第1次支援に引き続き、救急セットの配布とトレーニング、それに治療用ミルクの支援を行います。

支援内容
  1. PMRS(パレスチナ医療救援協会)を通した救急セットの配布、救急法トレーニング(第1次支援と同内容)
    • 支援額:20,000 USD
  2. 子どもの栄養を専門とする現地NGO「人間の大地」を通して病気の子どものための治療用のミルクの配布(先天性代謝性疾患の子どもたち10人分、4−7週間分) →ガザに搬入済み
    • 支援額:15,000USD

経過報告(2009/1/30)

エルサレム事務所の小林和香子と福田直美が1月26〜28日にガザ地区に入り、先天性代謝性疾患の子どものための治療用ミルク(10人分、3−5日間)分を持参して届けました。

■治療用ミルク。ガザでは手に入らない。

また、治療用ミルクの残りの分も、25日に福田直美が立ち会って国連の支援物資などと共に特別の準備されたトラックでエルサレムから発送し、29日にガザ地区の集積地点である世界食糧計画(WFP)の倉庫まで届いたと、現地協力団体の「人間の大地」の代表から連絡が入りました。

第1次支援 (2009/1/30更新)

支援内容 ガザ地区全域の人々に対し、以下の支援を行います。
  • 救急セットの配布
  • ボランティアへの救急法トレーニング(既にトレーニングを受けた人たちの再講習も含む)実施
  • 救急法講習のための道具の購入
支援額 10,000 USD(約93万円)

経過報告(2009/1/30)

PMRS(パレスチナ医療救援協会)を通じての救急セットですが、まだ、ガザ内には入っていないようです。引き続き、現地と連絡を取りながら、詳細をお伝えしていきます。(1/30現在)

支援内容を決めた背景 (2009/1/3更新)

現在、ガザにある全てのPMRSのクリニックでは、全ての医療チーム、そしてボランティアたちが24時間体制で、次々と運ばれてくる攻撃による負傷者の治療にあたっています。また、全ての救急車、巡回診療車を稼動させ、混乱状態の中クリニックまでたどり着くことのできない負傷者の搬送にも追われています。

12月31日現在、ガザでは380人を超える死者、1600人を超える負傷者が出ており、その中には多くの女性、子どもも含まれています。イスラエルによる空爆および海上からの攻撃が続く中、この数字は残念ながらこれからも増え続けることが予想されます。空爆が始まって以降、ガザには医療物資が入ってきたと言われていますが、いつ物資が入ってくるこができなくなるかわからず、それも現在の増え続ける負傷者のケアには十分ではありません。また、救急車等も全く足りておらず、通信状態も悪化し、いつどこでどれだけの人が負傷するかわからない状態にあります。一刻を争う負傷の場合もあり、救急用具と、止血や人口呼吸など救急対応をできる人々が地域にいることは、特にこの緊急状態ではとても重要なことです。

JVCとPMRSの関係ですが、JVCは1995年からPMRSと共同で、村の診療所、巡回診療の支援、2002年には第二次インティファーダを受けての緊急医療支援、現在は東エルサレムで学校保健事業を行ってきており、その活動に信頼をおいています。今回の支援内容についても、パレスチナ西岸地区においてPMRSスタッフとJVC日本人スタッフとで協議したものに基づいています。

JVCは、ガザの人たち自身が助け合ってこの危機状況を乗り越えていく、このPMRSの緊急の取り組みを支援します。ガザの人々のために、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。(2009/1/3更新)


日本国内での動き(新しい順)

既存の活動に対する影響について

ガザで通常行っている子どもの栄養改善事業に関してガザ地区に行った際に確認し、スタッフ、幼稚園児ともにみな無事とのことでした。しかし、「人間の大地」の栄養センターでは通っていた子どものうち2人が亡くなったそうです。

東エルサレムでの「壁」により分断された地域での保健指導では学校や幼稚園を拠点に活動をしていますが、現在、今回のガザ攻撃への抗議行動として一部の学校でストライキが行われたりしていますが、特に大きな混乱や被害などは出ていません。

ベツレヘム、ベイト・ジブリン難民キャンプ、「ハンダラ文化センター」の女性グループでの伝統刺繍をいかした収入創出事業については、通常の活動を続けています。(2009/1/30更新)

パレスチナでの最近の活動記録(JVC会報誌より)

この他に、ガザ地区では以前より「子どもの栄養改善支援」活動を行っております。




 
 


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