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会報誌Trial&Error

『Trial & Error』(トライアル・アンド・エラー/試行錯誤)は、JVC会員の方向けに年3回発行している会報誌です。アジア、中東、アフリカなどでの活動や国内活動を知ることができます。また、海外に活動地をもつNGOとしての視点で、現在の問題を語ります。最新号より前のバックナンバーは全文をPDFでダウンロードできます。(「会員のみ」と書かれているバックナンバーも、2022年4月よりどなたでもご覧いただけるようになりました。また、ウェブに掲載されていない号の閲覧を希望される場合は、お手数ですがお問い合わせフォームからご連絡くださいますようお願いいたします。)

2019年度ダイジェスト

  • 【4月】モザンビークでサイクロン被害が発生、 畑に泥が流れ込んで収穫ができなくなった人々に対し緊急支援を行った
  • 【7月】カンボジア・ボランティアチームから引き継ぎ、 物品支援受付がスタート。 使用済切手などの収集を開始した
  • 【7月】代表者合宿を実施。 海外駐在スタッフも帰国して参加し、 JVCの今後について議論を行った
  • 【8月】ラオスで集中豪雨が発生し、 緊急支援を実施。 食料や種子などの支援を行った
  • 【10月】8月から実施していたイラク事業のクラウドファンディングが終了。 目標を大きく上回り約574万円の支援が集まった
  • 【2月】2月27日、 JVCは40周年を迎えた。 会報誌で40周年特集を組んだほか、 2020年にイベントなどを予定している

【発行年月日: 2020年7月10日】

2020年 2 月 27 日、JVCは 40 周年を迎えました。「立ち上げた当時と比べて、世界は住みやすい状況なのか?」世界を見渡してみると、残念ながらそうではない現実があります。
暴走する新自由主義経済の影響で分断される社会、国内外で高まる排外主義。40年前のJVCのスタッフ、ボランティアは、利害や打算とは関係なく、タイの難民キャンプにまず飛び込んでいきました。 私たちもその思いを持ち続け、どこに向かえばよいのか不安なこの時代だからこそ、どんな社会をつくるのか、実践を通じて現場の人たちと共に考えていきます。
日本国際ボランティアセンター
事務局長 長谷部 貴俊

【発行年月日: 2020年5月10日】

森は生活のよりどころ
開発と水害に直面するラオスの今
豊かな森林に生かされているラオスの村人。一方で、その自然資源を利用するプランテーションやダム開発などの大規模開発のために負の影響にも直面している。JVCは、1980年代から村人とともに農業支援などの地域開発事業に取り組み、1992年からは森林保全プロジェクトも加えて一定の成果を上げてきた。
だが2019年8月末の集中豪雨と洪水は、活動地の水田を破壊し、種もみすら失わせる甚大な被害をもたらした。ラオスを事業報告と洪水被害を併せて報告したい。

【発行年月日: 2020年1月20日】

JVC事業地から、若者の本音を聞いた
今、世界各地の若者は、社会システムからどういう不利益や生きづらさを受け、何に違和感を覚え、どう行動しているのだろうか。JVC活動地では、多くの若者が窮状のなかで暮らし、政府からの支援も薄い。一方で、政治への無関心の蔓延も問題となっている。今回の特集では、南アフリカとパレスチナからは現地の若者の、そして朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)を見聞してきた日本の若者の本音を報告する。

【発行年月日: 2019年10月20日】

住民のニーズに寄り添った震災と原発事故からの8年間
JVCは今年3月、8年間にわたる福島県南相馬市での復興支援事業を終了した。8年前の東日本大震災の被災者と直後の原発事故の避難者の両者に関わり、初期の混乱期に必要な情報提供とその後の新たなコミュニティ形成に努めた。今回の終了は、住民の暮らしが安定し、コミュニティ形成も住民自身で行えると判断したためだ。ただし、原発事故に起因する問題は収束していない。今後の関わり方も含め、この8年間を振り返りたい。

【発行年月日: 2019年7月20日】

2018年度ダイジェスト

  • 【4月】ラオスで新事業開始。10村で人口や農作物の生産性、自然資源の利用状況など調査を行い、住民と活動を話し合った
  • 【4月】アフガニスタンでは新たに識字教室事業がスタート。紛争の影響で学ぶ機会を逸した男女を対象にしている
  • 【7月】代表理事が12年ぶりに交代。1986年からJVCに関わり続けた谷山から、2007年にJVCに参加した今井へバトンが渡った
  • 【8月】「第9回沖縄平和賞」を受賞。10月の授賞式では玉城知事から賞状や記念品の授与を受けた
  • 【12月】国際協力コンサートがフィナーレを迎えた。東京公演30周年、大阪公演25周年で幕を閉じた
  • 【3月】2011年より続けてきた南相馬での活動が終了。北原復興公営団地のサロンは女性たちが主体的に運営を続けている

【発行年月日: 2019年7月31日】

アフガニスタン・非暴力運動 抑圧される社会でJVCは何を代弁するのか
今、世界では、少数者の排除や人権を軽視する政権が増え、中東では終わりなき紛争とテロが多くの人を死傷させている。そういう地域で活動するJVCが「紛争」や「テロ」や「人権軽視」を伝えても、どれだけ平和構築に貢献できるのだろうか? 今、その活動地で、弾圧されても、武器という暴力に直面しても、非暴力で平和活動を行う人たちが現れた。その人たちの視線から私たちの今後の方向性が見えてくる。

【発行年月日: 2019年4月20日】

3ヵ国民衆会議 危機の21世紀を超えて、つながりあい、食の幸せを未来に手わたすために
モザンビーク北部で行われるODA事業「プロサバンナ(日本・ブラジル・モザンビーク三角協力による熱帯サバンナ農業開発プログラム)」に対し、現地の農民らが抗議の声をあげてから早6年。2018年11月20日から22日にわたり、4回目となる「モザンビーク・ブラジル・日本3ヵ国民衆会議」が初めて日本で開催され、総勢18名(モザンビーク15名、ブラジル3名)の小農および市民社会組織のメンバーらが来日、延べ約500人の市民が参加した。本特集では、そこで届けられた声や見えてきたことの一端をお伝えする。

【発行年月日: 2019年1月20日】

ボランティアが続けた30年間の活動を振り返る
1989年から毎年末に開催した「JVC国際協力コンサート」は今年末の公演で30年の歴史に幕を下ろす。30年間のコンサートは多くのボランティア――歌う人、音楽家、実行委員会、裏方等々――に運営されたという財産を残し、同時にボランティアの一人一人にも財産を残した。惜しまれての終了に向かいつつも、関わった個人や組織の立場からコンサート活動の意義を整理したい。

【発行年月日: 2018年10月20日】

変わりゆく世界情勢にJVCはどう対応するのか
今年6月末、JVCの代表が、2006年から12年間就任していた谷山博史から今井高樹へと交代した。タイやラオスの農村開発、紛争が絶えないアフガニスタンやスーダン、南スーダンでの人道支援活動や復興活動などを経験してきた二人が、いま現在の世界の潮流をどう読み、そのなかでJVCはどういう活動に結びつけるのかを対談した。

【発行年月日: 2018年7月20日】