東京事務所の日々の記事一覧
シルバーウィークの初日、19日(土)、セプテンバーコンサートを開催しました。直前まで心配だった天気もOK。薄日が射す心地よい空気の中で、コンサートを実施しました。地元の新聞の告知欄に出たこともあり、会場である「おちゃのじかん」には県内外から60人を越える人々が集まりました。
冒頭、私の方からこのコンサートの趣旨と最近のアフガニスタン情勢を紹介し、気持ちを引き締めつつ、緩く心地よい音楽を楽しみました。
今回演奏を引き受けたくれたのは、ピアノ弾き語りの大嶋愛さん、フォルクローレのユニット、PIMIENTAさん、そしてアイルランドの笛やアジアの弦楽器を駆使して乗りのいい演奏をしてくれるKURIのお二人でした。
大嶋愛さんの演奏:イラクの子ども達の語りと歌がとてもよかったです。
PIMIENTAさんの演奏:山を背に、チャランゴのリズムとケーナの響きが美しかったです。
KURIさんの演奏:様々な楽器を使って、会場の皆さんを盛り上げてくれました。
皆さんの語りや音楽が、会場の雰囲気と人々のリラックスムードとマッチしてとてもいい空間になりました。私も前座として、元JVCスタッフ(イラク・パレスチナ担当)の田村さんとボサノバをやらせてもらいました。
会場では、JVCのカレンダーやパレスチナの刺繍製品なども販売し、売れ行きも好調でした。小さな田舎町でも、これだけのことができるんだと、自信を深めた企画でした。当日、物販で協力してくれたボランティアの藤井さん、インターンの吉田さん、遠いところ本当にありがとうございました。また、楽しい企画を考えたいと思いますので、その時は宜しくお願いします。
もし、JVCの会員の方で何か企画を思いついた方、是非ご一報ください!
先週のブログで進行途中の写真をお見せしましたが、今週末(19日)に行う、セプテンバーコンサートのステージをついに完成させました。(そのかわりNGOまつりは失礼させていただきましたが...。)
コンサート当日は、JVCのカレンダーや手工芸品なども販売いたしますので、山梨近郊にお住まいの方、是非覘いてみてくださいね。私も、元スタッフの田村さんとちょこっとボサノバを演奏します。
このステージは19日の後も常設で行きますので、もしここで何か演じたい人、いつでもお気軽に声をかけてください。JVCの会員、マンスリー募金等のサポーターの皆さんには無料でお貸しします。
現在台風14号が北上中、果たして19日の天気やいかに。
みなさまこんにちは。先日のサッカー日本代表の2試合を見て、来年のワールドカップが心配になってきた総務担当の細野です。もっと走れるボランチを...、まぁいいです。
JVCの公式ウェブサイトの表紙でもお伝えしていますが、今週の日曜日(9月13日)には「NGOまつりin上野2009」が開催されます。
このイベントは、JVCも入っている東京・上野にあります丸幸ビルに入っている9つのNGOが共同で開催するもので、スタディーツアー報告会やゲスト公演など、各団体とも趣向を凝らした企画を用意して皆様のお越しをお待ちしています。
上は、昨年保健関係のNGOがやっていたカルタ。読み札がたしかエイズの啓発になっていて、とても興味ぶかかったと記憶しています。
もちろん、JVCも負けてはいませんよ~。世界各国のクラフト販売や様々なお茶でおもてなしするほか、JVCを支える各国のボランティアチームの面々が、それぞれの国に関するイベントやワークショップを開催いたします。そのスケジュールは以下のとおり。
時間 | 内容 | 担当 ボラチーム |
---|---|---|
11:00~11:30 | アフリカクイズⅠ | アフリカ |
12:00~12:30 | 服とお菓子で体感するアフガニスタン | アフガニスタン |
13:00~14:00 | 環境にやさしいせっけんの手作り体験 | タイ |
14:30~15:30 | 来日スタッフ報告:ラオスコーヒーを通じて考える「ラオスの森と村人の暮らし」 | ラオス |
16:00~17:00 | 「パレスチナを知る」(パレスチナ料理試食あり) | パレスチナ |
17:30~18:00 | アフリカクイズⅡ | アフリカ |
そしてまたJVCは、NGOまつり全体の共同企画も担当しておりまして、「アナタが変わればセカイが動く ~ セカイを動かす小さなヒント」と題しまして、各団体から3名のNGOスタッフを招いて、私たちの身近な事柄と外国で起こっている問題や課題がどのようにつながっているのかをお伝えする時間を設けます。時間は15:00~17:30、5F右側の部屋で行います。こちらもぜひお越しください。
これは当日お出しするお茶類を確認しているもの。予想以上にバリエーションが多く、みなさまにお楽しみいただけると思います。ぜひ9月13日は、丸幸ビル(の6階)へ!
「
2001年9月11日にニューヨークで起きた同時多発「テロ」事件の1年後、ニューヨークの街を平和への祈りで満たそうという主催者、スミス治子さんのアイデアで始まった集いです。日本ではその考えに賛同した歌手の庄野真代さんの呼びかけで、2004年の9月から行われるようになりました。その後、「自分の街から発信しよう」という賛同者は増え、今年は全国60箇所で開催されます。
その中の一つとして、今年はうちのお店「Cafe おちゃのじかん」も手を上げてみました。主旨に賛同し、無償で演奏してくれるミュージシャンも決まりました。
http://ameblo.jp/ocyanojikan/
後は、場作りです。
これまでも、お店でガーデンコンサートをやったことはありましたが、今回は気合を入れて、しっかりとしたステージを作ってます。とは言え、週末にしか作業ができないので、やっと基礎部分までできました。完成したら南アルプスを背にした美しいステージができるはずです。果たして、9月19日の本番に間に合うか!!
在日コリア・フェスティバルというコンサートに行って来ました。
パンフレットによると、「在日1世が愛唱した『故郷の春』などを
3世、4世が歌うことにより1世の精神文化を理解することになれば」
と、主催者から開催への想いが寄せられていました。
歌の数々はまさに昭和歌謡の響き。歌詞カードを読むと在日の方の
祖国を想う気持ちが伝わってきました。
2時間にわたるコンサートの締めくくりは、なななななんと!
鄭大世(チョン テセ)選手の登場!会場からは大きな歓声「おぉぉぉぉ」。
わたしは週末、運転のできるスタッフに車を出してもらい、新潟に出かけました。
先月なんと2年ぶりくらいに事務所に立ち寄ってくださった会員さん(塩沢のお寺さんです)が「遊びにきてよ」とおっしゃっていたのに悪乗り?して、思い立ったが吉日とばかり、前日に電話をしてお寺に一泊させていただき、翌朝は十日町市・津南町で開催されている「越後妻有アートトリエンナーレ」に向かいました。
「大地の芸術祭」と銘打っているとおり、田圃の真ん中に、廃校や空き家に、道の脇に、200以上の作品が点在しています。地元のみなさんがボランティアとして案内役をされており、「アートを通じてまちやむらを盛りたてていこう!」とする暖かさが伝わってきます。車窓の両脇に見える青々とした田んぼ、特に棚田の美しいこと!


みなさまこんにちは。すでに今年の夏休みを使いきった総務担当の細野です。
先日、映画の配給会社 uplink さんのご好意で、映画『未来の食卓』の試写会に行ってきました。
この映画は、フランスのある村で、学校の給食をすべてオーガニック食材を使ったものにしよう、という試みを描いたものです。
貧困や経済格差、環境などをとりあげたドキュメンタリー映画をこのところよく見かけますが、この映画もそのひとつと言っていいでしょう。ただ、ほかの映画と違うところは、大上段の話が延々とつづくのではなくてかわいい子供たちがたくさん出てくるので、見ていて飽きないことですね。
海外現場からの視点を広く発信、問題提起していくこともJVCのミッションの
ひとつ。そこでこのたび出版社「めこん」さんの協力を得てブックレットのシリーズ
を発行することになりました。
最初の編集会議から早10ヶ月。
ついにまもなく完成です。
第一弾のテーマはイラク、そしてパレスチナ。
イラクのブックレットでは、日本を代表するイラク研究者である酒井啓子さんに
ご協力いただきました。またパレスチナの方は、現地に駐在しそこに生きる人々
と密に接してきたJVCエルサレム事務所前代表の小林和香子が執筆。
先日は出版社で最後の確認です。
これまで何度も何度も修正を加えてきましたが、これが最後。
表紙も素敵に仕上がって感慨にふけります。
ここまでの道のりは長かった・・・。何より執筆者のお二人、お疲れさまでした。
出版社からの帰り道では、安堵のあまり老舗の甘味処「みつばち」の小倉アイス
を。小倉アイス発祥の地だそうです。
完成しだいホームページでお知らせしていきますのでお楽しみに!
へたれ自転車乗りの細野です。みなさまこんにちは。先週の土曜日、COP15サイクリングツアー(東京ステージ)に参加してきました。
COP15とは、「気候変動に関する国際連合枠組条約」、その15回目のこと。これの第3回(COP3)が京都で行われ、そこでいわゆる京都議定書が採択されたのです。しかし、地球温暖化問題にさらに取り組むために、京都議定書失効後の世界の枠組みを決めるのが、今年末にデンマークのコペンハーゲンで行われるCOP15なわけですね。今回のサイクリングツアーは、その広報活動の一環という位置づけです。
...ま、難しいことはともかく、いい天気の日に自転車乗るのは気持ちいいなぁ、ということですね。
東京以外にも日本各地で行われるツアーですが、東京ステージでは、23区それぞれの区役所から神宮外苑の会場までを参加者はそろいのTシャツを身に着けて走り、会場から渋谷区役所まで、フランツ=ミカエル・スキョル・メルビン駐日デンマーク大使とともにアピールランをする、というものでした。
会場には各23区や企業スポンサー、環境系NGOなどのブースがならび、それぞれの環境に対する取り組みを説明されていました。いちばん気に入ったパネルが右のもの。また、MAKE The RULE キャンペーンには着ぐるみのシロクマ君がいて、記念撮影をせがまれるなど大人気でした。
その他にも、MTBのテクニックショーや、自転車にゆかりのある有名人(中野浩一さんや吉本多香美さんなど)の方によるトークショーもあり、けっこうにぎわってました。
当日の様子はいくつかのメディアでも取り上げられていたようです。
COP15:デンマーク大使、サイクリング開始--会議をアピール - 毎日jp <http://mainichi.jp/life/ecology/news/20090524ddm041030128000c.html>
自転車で温暖化ストップ、都心めざし1000人快走 : 環境 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) <http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20090523-OYT1T00372.htm>
参加賞は、デンマークの1クローネ硬貨。世界で唯一ハートの刻印があるそうで、ラッキーチャームにどうぞ、だそうです。
先日のアースデーライドといい今回といい、個人的に自転車関連ではいい天気に恵まれている今年(翌日曜日は雨でした...あぶなかった...)。個人的なクライマックスは秋にあるツール・ド・ちば2009なのですが、はたしてそれまでこの運が続くかな?
(少しはトレーニングしないと...)
私のつれあいが山梨で営むカフェ「おちゃのじかん」で、エコな取り組みを始めました。その名も「eco ポイントカード」。どこかの家電量販店でも聞いたことのある名前ですが、中身はちょっと違います。
ポイントがもらえるのは、「お持ち帰り用マイバッグ・マイカップ持参の方」、「徒歩または自転車で来店された方」、「布おむつを使っている赤ちゃん同伴の方」など、とにかく環境負荷を減らす努力に対して、来店の度に一つスタンプを押します。(そうじゃないといくらパンを買ってもポイントは増えません)スタンプが30個溜まったら、おちゃのじかんオリジナルパン袋を進呈。加えて、おちゃのじかんからJVCに対して100円が寄付される仕組になっています。
小さな取り組みですが、使い捨て文化を変えるちょっとしたきっかけになればと思ってます。