イベント&講演の記事一覧
5月17日(土)に南アフリカ大使主催「アパルトヘイト撤廃20周年記念シンポジウム」が行われました。会場は南アフリカ大使公邸、参加者は100名ほどと規模は比較的小さなものでした。本シンポジウムは大きく分けて二部構成となっており、第一部ではアパルトヘイト時代に南アフリカや日本で反アパルトヘイト運動に関わった方々からのお話、第二部では「アパルトヘイト後の市民の関わり」というテーマで南アフリカの未来に向けた活動をする方々からのお話を聞くことができました。JVCからは南アフリカ事業担当者の渡辺が第二部のスピーカーとして登壇しました。
5月1日(木)、南アフリカ駐在員・冨田沓子による活動報告会「エイズとの闘いと、その変化-変わりゆく地域医療ボランティアの役割-」が行われました。
日本ではアパルトヘイトを乗り越え、経済成長真っ只中というイメージが強い南アフリカですが、現地の現状を直接目にする駐在員から共有される情報はこうしたイメージの一方でこの国が未だ多くの問題を抱えていることを私達に再認識させました。
3月13、14日、JVC東京事務所インターン3名が、住民の方のお宅に泊めて頂き交流を図る「民泊体験」の企画に参加してきました。私はこれまで海外にばかり目を向けてきましたが、日本の問題にも関心が強くなってきたため、JVCの活動地である気仙沼の現状と、その地の住民の方がどのように生活しているのかを知りたいと思い、今回気仙沼を訪問しました。
鶴ヶ浦(つるがうら)にあるお宅を訪問すると、民泊先のご夫婦の気さくなこと!とにかく話すことが大好きな方々で、話が尽きることはありませんでした。お二人は私たちの話にも興味を持って下さって、いろいろなことを尋ねられました。ご主人は私が大学で政治学を専攻していることを知ると、「じゃあ、君は政治家だ!」とあだ名を付けて下さり、それから私は「政治家」になりました。また、他の二人にもそれぞれユニークなあだ名を付けて下さいました。初めての土地で、新鮮な呼び名。これから何が起きるのか楽しみになりました。
2014年3月23日(日)、アーユス仏教国際協力ネットワークとの共催で、東京・港区のお寺(天光院)の会場をお借りして「平和の創り方ワークショップ ~内なる平和からつながるイラクの未来~」を開催しました。
このワークショップは、JVCがイラクでの「子どもたちとつくる地域の平和ワークショップ」を支援する中で、私たち自身も「平和」や「暴力性」について考え、向き合っていきたいという思いから企画されました。
「歌うこと」が「ボランティア」に?
- 歌うのが好き
- メサイアが好き
- 指揮者、指導者が好き
- 合唱が好き
- 達成感を味わいたい
- 舞台に立ちたい
- 白ブラウスと黒ロングスカートを着てみたい
- 幅広い年齢層の方と交流したい
- 国際協力に興味がある
- ボランティアをしたい
- 今の生活に何か刺激がほしい
ひとつでも当てはまった、あなた。
「歌声ボランティア」してみませんか?
NGOの草創期にJVCの代表を務め、90年代には市民フォーラム2001の事務局長としてリオ地球サミット前後の日本の市民活動に地球環境問題の新たな地平を開いた岩崎駿介さんが、新著『一語一絵 地球を生きる』を出版し、これを記念して出版記念講演会が開催されました。私が生まれる前のJVCの代表。その力強い講演に、ただただ圧倒された2時間でした。
岩崎さんは東京芸術大学建築科卒業後、アフリカ・ガーナ共和国の国立科学技術大学で建築学の教鞭をとり、その後はハーバード大学大学院で都市デザインについて学んでいます。帰国後は故飛鳥田一雄横浜市長の考えに共鳴して横浜市企画調整局・都市デザインチームの初代チームリーダーに。アフリカ、アメリカでの生活の中で「外国で技術を切り売りして渡り歩くのではなく、ある特定の"地域"にしっかりと関わらなければならない」と思っての帰国だったそうです。横浜市では、私もよく知る山下公園付近のお仕事をはじめ横浜市の都市計画に携わられていたとのことで、その幅広い活躍ぶりに驚きました。
9月8日(日)、日本福音ルーテル教会市ヶ谷で東日本大震災救援活動として、毎年行なっているチャリティーコンサート「LOVE 11th」があり、そこに気仙沼支援グッズを出展してきました。
8月末から気仙沼ボランティアチームが活動し始め、わたしはその一員として今回の物販に参加してきました。
テーブルに大漁旗を敷き、その上に気仙沼グッズを並べていき準備万端。
8月25日、JVC初!となる海の家でのトークイベントを行いました。
場所は神奈川県の逗子海岸。企画は広報インターンの大村。スタッフの平野(ラオス事業担当)と小野山(アフガニスタン事業統括)がトークを担当しました。
「堅苦しくなく、気軽に国際協力を」
私がインターンを始める前から、ずっとやってみたかった事でした。
「世界で何がおきているか、興味はあるけど機会がないし」
そんな人たちに来て、気軽に話を聞いてほしかった。
当日はまさかの大雨・・・。
使用予定だった海の家があまりの雨に使用不可となり、急遽お隣の海の家をお借りしてのイベント開催となりました。
アフガニスタン事業では、去る7月14日、真夏の午後にチャリティサロンコンサートを実施しました。会場場所となったのは、主催者であり毎年JVCをご支援くださっている、マエストローラ音楽院です。
アフガニスタンはシルクロードの時代から交易の要所として栄え、"文明の十字路"と表され近隣諸国の間でも類まれなる豊穣な文化を育んできました。多様な文化は音楽にも表れており、各民族や地域ごとに使用される楽器や曲調が互いに異なります。このように豊かな音楽文化が育まれてきたアフガニスタンですが、長引く戦乱の中、多くの音楽家も難民となって国を離れてしまいました。また、タリバンが政権についた90年代後半には音楽などの娯楽が禁止され、人々は音楽を楽しむ機会を奪われてしまいました。2001年以降はタリバン政権が崩壊し、音楽活動も再開されています。
5月12日に大阪で、5月23日に東京で、帰国報告会を開催しました。続く5月25日には、パレスチナ・ボランティアチームと合同で、ボランティアチームのメンバーが運営する書道教室をお借りし、「飲もう、食べよう、知ってみよう~パレスチナでの国際協力とボランティア活動~」を開催しました。5月12日の報告会には50人を超える参加者があり、23日と25日のイベントにも定員を超えて各回30人程度が参加しました。