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2009年3月、ホアビン省での活動終了をうけ、JVCは19年に渡るベトナムでの活動をいったん終了いたしました。今後も元活動地との住民との交流や側面的な支援の在り方を検討していくとともに、ベトナムでの経験を他地域で活かしていきます。 活動終了に関するレポートはこちらの記事と、JVC会報誌『Trial&Error』no.276(会員専用ページにて公開中)にまとめてあります。
山岳地での安定した食料の確保をめざして
〜環境に配慮した持続的な農業と土壌保全の推進〜
高いGDP 成長率が続いているベトナム。政府は経済発展を最優先に、海外からの投資を誘致することに注力しています。一方、都市部と農村部の格差は年々広がっています。農村では過剰な森林伐採が土壌流出や水不足を引き起こし、作物の収穫量が減少しています。さらに近年の度重なる台風による洪水、干ばつ、地域的な気候の変動などにより、特に北部の山岳地域では自給用の食料を確保できない農家が数多くいます。
こうした不安定な生活を改善するために、狭い傾斜地を活用し、環境に配慮した持続的な農業で収穫を増やす他、土壌を保全する活動を99年からの10年間実施しました。
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