東日本大震災被災地での活動
岩沼市災害ボランティアセンターの運営支援
5月19日より6月30日まで、JVCは宮城県岩沼市災害ボランティアセンター(以下災害VC)への人員派遣による機能強化支援を行いました。
岩沼市の概況
農地をはじめ大きな被害を受けた沿岸部宮城県岩沼市名取市の東南に位置し、山すそから海岸への穏やかな平野には田畑が広がり、農家の多くはいちごや花卉の生産に携わっておられます。新興住宅地も多く、仙台などに通勤通学される住民も多いそうです(震災前の人口は約4万4千人。死者159名、行方不明者13人)。
岩沼では発災当初、孤立した「南浜病院」で救助を待つ人々と、仙台国際空港(敷地の3分の2が岩沼市域)の被害状況が大きく取り上げられましたが、死傷者数が他に比べて少なく、被害の大半が農地であったためか、報道で大きく取り扱われることのない被災地のひとつでした。
岩沼市災害VC
岩沼市災害ボランティアセンター、受付の様子そのため、外部団体からの支援は少なかったのですが、岩沼にも全国からボランティアが入り、その手配をする災害VCはてんてこまいの状態でした。他方、災害VCを運営する母体となった岩沼市社会福祉協議会は、泥かきなどの復旧作業の必要な緊急期を脱し、早期に復興期に入ることを目指していました。
JVCは応援要請を受けて状況を視察し、人員派遣を決定しました。JVCが果たすべき役割は大きく分けて二つありました。
- 岩沼市災害VCに人員を補充し、運営体制の改善協力
- あらたなニーズの掘り起こしへの協力と、復興への移行支援
こうした任務を受けて、JVCは3名のスタッフを岩沼市に派遣しました。それぞれがどのような活動に携わり、何を感じ取り、経験としていったかをここに報告致します。