5月13日、浦島地区振興会(以下、振興会)の定期総会が開催され、役員や委員など約20名が参加しました。総会では、昨年度の事業報告や今年度の事業計画、役員改選等に関する協議が行われました。

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【浦島地区振興会の取り組み】
浦島地区の歴史と民俗を学ぶ

震災支援担当 石原 靖士
2016年3月30日 更新
漁業の歴史について説明する講師漁業の歴史について説明する講師

2月14日、浦島地区の歴史や民俗に関する講演会を開催しました。浦島地区の歴史や特性を踏まえた上で、その地域づくりに取り組むことが重要であると考え、このような講演会を開催するに至りました。当日は、浦島地区振興会の役員や住民など30名以上が参加しました。

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【浦島地区振興会の取り組み】
「懐かしの写真展」の開催

震災支援担当 石原 靖士
2016年1月21日 更新

11月3日、旧浦島小学校にて、「懐かしの写真展」が開催され、40名以上の住民が来場しました。会場には、旧浦島小学校の学校行事や今年7月に開催された運動会の写真約400枚が展示されました。今回の写真展を開催するにあたり、JVCは、この企画を主催した浦島地区振興会の環境・文化部のメンバーとともに写真展の段取りや展示方法について協議を重ね、準備を進めてきました。

家族や知人が写った写真を眺める住民家族や知人が写った写真を眺める住民
互いの近況を報告し合う住民互いの近況を報告し合う住民

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10月10日から12日の日程で富山県および石川県への視察を行いました。この視察の目的は、廃校活用や地域づくりに関する事例について学び、視察を通じて得た知見を旧浦島小学校の施設利用の検討や地域づくりの取り組みに生かすことです。視察には、JVCスタッフのほか、浦島地区振興会の役員や地区住民ら8名が参加しました。

視察初日、富山市で閉校した小学校の運営を行う「NPO法人こば」を訪問しました。(今年5月の講演会では、「NPO法人こば」理事長の水本三郎(みずもとさぶろう)氏、事務局長の平沢義孝(ひらさわよしたか)氏を講師として招きました。)築60年ほどの趣のある木造校舎を見学した後、「NPO法人こば」のメンバーと廃校施設の活用に関する意見交換を行いました。「もし、お金や使途の制約がなかったら、廃校施設を活用してどのようなことをやってみたいか」というテーマで、参加者がそれぞれに意見を発表しました。浦島地区から参加したメンバーからは、「浦島地区の歴史や文化を伝える資料館」、「新鮮な海産物を使った料理を提供する食堂」、「授産施設(障害者や高齢者が水産加工の作業を行う場)」といった様々なアイディアが出されました。また、平沢氏からは、「失敗を恐れず、使いたい人がやりたいことに校舎を使うことが大切」というお話がありました。

2階にある「里山カフェ」コーナー(NPO法人こば)2階にある「里山カフェ」コーナー(NPO法人こば)
廃校施設の活用に関する意見交換(NPO法人こば)廃校施設の活用に関する意見交換(NPO法人こば)

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7月5日、旧浦島小学校の体育館にて「第1回浦島地区大運動会」が開催されました。

開会式の様子開会式の様子

2012年度をもって閉校となった同小学校では、かつて集落対抗の運動会が毎年行われ、4集落の住民の交流が図られていました。しかし、浦島小学校が閉校したことによって運動会は休止となり、集落間の交流の機会は失われてしまいました。そのような状況から、今回、浦島地区振興会の環境・文化部によって4集落合同の運動会が約3年ぶりに開催されました。運動会の再開にあたり、JVCは環境・文化部への側面的支援を行ってきました。

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浦島地区振興会の総会の様子.浦島地区振興会の総会の様子.

5月31日、浦島地区振興会(以下、振興会)の総会が旧浦島小学校で開催され、役員や委員など約20名が出席しました。総会では、2014年度の事業報告や2015年度の事業計画、役員の改選についての協議が行われました。

昨年度、振興会では、旧浦島小学校施設の有効利用に向け、廃校施設の活用や地域づくりに関する講演会を開催するとともに、新潟県および高知県への先進事例の視察や旧浦島小学校の施設利用に関するアンケートを実施しました。さらに、養殖作業体験ツアーや鶴ヶ浦地区での「まち歩き」といった地域資源を生かした事業にも取り組むなど、活気ある浦島地区の実現に向け、歩みを進めてきました。

総会での協議の結果、設立から三年目となる2015年度の事業計画には、旧浦島小学校の施設利用の検討や養殖作業体験ツアーに加え、旧浦島小学校の閉校以来、開催が見送られていた運動会が盛り込まれることになりました。

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6月5日、浦島地区振興会(以下、振興会)の役員および三部会(施設利用部、地域資源開発部、環境・文化部)の部長・副部長による会議が旧浦島小学校で開かれ、今年度の事業の進め方や活動計画などに関する話し合いが行われました。この結果、今年度は、振興会の三部会が中心となり、旧浦島小学校の施設利用の検討地域資源を生かした事業、震災以降中断していた集落対抗運動会の開催に向けた取り組み等が進められることになりました。

振興会の役員および三部会の部長・副部長による話し合い振興会の役員および三部会の部長・副部長による話し合い

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5月18日、浦島地区振興会(以下、振興会)の総会が旧浦島小学校で開催され、役員や委員など約20名が参加しました。当日は、2013年度の活動報告や会計報告が行われたほか、役員の改選等についても協議がなされ、JVCは、昨年度に引き続き、サポーターとして振興会に参画することになりました。また、これまで活動が行われてこなかった施設利用部、地域資源開発部、環境・文化部の三部会のメンバーが選出され、振興会の体制の強化が図られました。今後は話し合いをもとに部会ごとに活動計画を作成し、活動を実施していくことになります。

振興会の新会長によるあいさつ振興会の新会長によるあいさつ

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「浦島地区(※)のこれからのあり方を考えていく必要があるのではないか」

JVCが活動する鹿折地区四ヶ浜において、新たなまちづくりを考える「浦島地区振興会」が立ち上がりました。

震災以前から少子高齢化の影響に悩まされてきた浦島地区では、震災により、地域住民が離散したことで、旧浦島小学校の閉校や集落の自治機能の低下など、様々な問題が表面化しました。加えて、大島架橋事業や三陸自動車道の整備などの大型公共事業が計画されている同地区では、これらの事業により、交通面での利便性が向上し、訪問者の増加が見込まれる一方で、自然環境などの地域資源が影響を受ける可能性があります。

このような状況の下、地域の豊かな自然環境や風土を守りつつ、住みやすく活気のあるまちづくりを行っていくことが当振興会の主たる目的です。

4月15日に行われた「浦島地区振興会」設立総会の様子4月15日に行われた「浦島地区振興会」設立総会の様子

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