\n"; ?> JVC - 浦島地区振興会のこれからを見据えて - 気仙沼支援活動レポート
2016年9月 2日 【 浦島地区振興会の取り組み

浦島地区振興会のこれからを見据えて

震災支援担当 石原 靖士
2016年9月 5日 更新

5月13日、浦島地区振興会(以下、振興会)の定期総会が開催され、役員や委員など約20名が参加しました。総会では、昨年度の事業報告や今年度の事業計画、役員改選等に関する協議が行われました。

発足から3年を迎えた昨年度、振興会の活動が本格化し、浦島小学校の閉校後、初となる運動会や学校行事の写真を展示した「懐かしの写真展」などの交流イベントが開催されました。多くの住民の参加を得たこれらの活動は、浦島地区の一体感の醸成において一定の役割を果たしました。また、廃校活用や地域づくりについての知見を深めることを目的とした講演会および視察では、様々な先行事例について学ぶとともに、浦島地区における取り組みを見つめ直す機会を得ることができました。

総会の様子総会の様子

今年度の事業計画には、昨年度に引き続き、運動会や写真展、養殖体験ツアーなどが盛り込まれましたが、今年度、特に注力すべきことは、これまでJVCが担ってきた役割を振興会に引き継ぐことです。JVCは振興会の設立以来、サポーターとして振興会の運営や活動に携わってきました。今後、JVCが現地での活動を終えた後も、振興会の活動が滞りなく継続されるよう、振興会への引き継ぎを完了させることが重要となります。

今年度の活動がスタートしてから5ヶ月余りが経過しました。この間、JVCは振興会のメンバーとともに引き継ぎに関する話し合いを重ね、振興会の運営をはじめ、旧浦島小学校の清掃活動や運動会なども住民主体で進められるようになってきました。

校舎内の清掃を行う住民校舎内の清掃を行う住民
運動会について協議をする環境・文化部のメンバー運動会について協議をする環境・文化部のメンバー
7月24日に開催した運動会の様子7月24日に開催した運動会の様子

今後も振興会の活動が継続的に実施され、浦島地区の住民が誇りと生きがいを持ち、活気ある暮らしを送ることができるよう、JVCは引き継ぎに関する残された課題に取り組んでいきます。