防災集団移転についての記事一覧
6月12日、大浦地区協議会の総会にあわせて、防災集団移転のアドバイザー派遣を実施しました。総会には、住民約25名が参加しました。
総会でははじめに、緑地帯の利用方法について協議が行われました。高台移転団地内には宅地周辺に緑地帯が整備されており、住民の管理の下でそれを利用できることになっています。住民が勝手に緑地帯を利用した場合、トラブルの生じる可能性があるため、ここでは利用方法に関するルールの検討が行われました。
去る2月21日、大浦地区協議会の総会にあわせて、防災集団移転のアドバイザー派遣を実施しました。総会には、約40名の住民が参加しました。 総会ではまず、高台移転団地内に整備される集会場や公園についての協議が行われました。集会場の床をフローリングにするか畳にするか、公園の敷地を芝にするか砂地にするか、ベンチをどこに設置するか等々、一つ一つ確認が重ねられました。これらの協議は一見すると細々とした内容ですが、コミュニティの拠点となる集会場や公園を住民にとって使い勝手のよいものにしていくことは、まちづくりの上で大切なプロセスです。
11月1日、防災集団移転のアドバイザー派遣を実施しました。今回は、大浦地区協議会の造成地見学会および総会が開催され、住民約30名が参加しました。
見学会では、10月に造成工事が概ね完了し、宅地の引き渡しが開始された高台移転団地の状況が確認されました。団地内の道路はきれいに舗装が施され、いくつかの宅地ではすでに住宅建設が開始されていました。当日は、大浦地区災害公営住宅の入居予定者も見学会に同行しました。初めて見学会に参加した入居予定者からは、「ようやく住宅地のイメージを掴むことができた」、「災害公営住宅が建つ場所には木々に囲まれているところもあって、住みやすそうだ」といった感想が寄せられました。
9月13日、防災集団移転のアドバイザー派遣を実施しました。今回は大浦地区協議会の総会および造成地見学会が開催され、住民約30名が参加しました。 約3ヶ月ぶりに実施された造成地見学会では、宅地の引き渡しを目前に控えた高台移転予定地の様子が確認されました。ここでは特に、宅盤と道路の高低差が確かめられました。また、見学会には、高台移転予定地に併設される災害公営住宅の入居予定者も参加し、宅地の整備状況を確認する姿が見られました。
8月9日、防災集団移転のアドバイザー派遣を実施しました。今回は、大浦地区協議会の総会が開催され、住民約25名が参加しました。
総会でははじめに、電柱およびゴミ箱の整備計画に関する変更点が確認されました。また、前回の総会で合意された隣地間段差の土留め工事の共同発注について、申し込み希望者の最終確認が行われました。
続いて、「まちづくりルール」に関する協議が進められ、アドバイザーによって、前回の総会で見解の相違が生じた内容の整理が行われました。大浦地区の「まちづくりルール」では、隣地境界線から1.5m以内、北側の敷地境界線から1.5m以内、南側の敷地境界線から3.5m以内をセットバックゾーンとして設定し、建築物の壁面がはみ出さない様に計画することが定められています。前回の総会では、このセットバックゾーン内に、車庫や物置を設置してよいかという点が議論となりました。
7月5日、防災集団移転のアドバイザー派遣を実施しました。今回は大浦地区協議会の総会が開催され、住民約30名が参加しました。
総会でははじめに、市の担当課によって宅地の引き渡しに係る説明会が行われました。ここでは、宅地の賃貸又は売買契約に関して、今後のスケジュールや契約金額、必要書類等の説明がなされました。現在の予定では、今年の10月には宅地の契約が可能になる見通しとなっています。また、当日は大浦地区協議会の災害公営住宅入居予定者も集まり、区画の希望確認が行われました。参加者からは「この区画を希望する方がいれば、譲ってもいい」「仕事の帰りが遅いから、どの区画でも構わないよ」「○○さんと隣同士がいいな」といった意見が出され、話し合いは終始和やかに進められました。災害公営住宅の完成を心待ちにしている住民は、ようやく入居が近づきつつあることを実感し、明るい表情を浮かべていました。
6月7日、防災集団移転のアドバイザー派遣を実施しました。今回は、大浦地区の造成地見学会と総会が開催され、住民約30名の参加を得ました。
7日の午後、造成工事が進められている高台移転予定地の見学会を行いました。工事着工から1年以上が経過し、ようやく道路や宅地の形が目で見て確かめられるようになりました。見学会では、設置された側溝の様子や宅地の広さ、法面(のりめん)の状況などが確認されました。見学会に参加した住民からは「道路の曲がりが意外に緩やかだな」「宅地と道路の高低差がかなりあるね」「高台からの眺めは本当に素晴らしいわ」といった感想が寄せられました。現在の見通しでは、今年の秋には造成工事が一段落を迎え、宅地の引き渡しが開始される予定となっています。
4月19日、今年度最初の防災集団移転のアドバイザー派遣を実施しました。今回は、大浦地区協議会の総会が開催され、住民約20名が参加しました。
総会でははじめに、造成工事業者から現在の工事の進捗状況が報告されました。また、市の担当課によって、水道管の引き込み位置や電柱の配置に関する説明が行われました。
3月8日、防災集団移転のアドバイザー派遣を実施しました。今回は、大浦地区協議会を対象とした先行事例の視察および総会を開催し、住民約20名の参加を得ました。
8日の午前中、気仙沼市大沢(おおさわ)地区の高台移転団地を視察しました。大沢地区の団地が視察先として選ばれたのは、同地区が大浦地区と似通った形状で造成されているためです。当日は、同行した大沢地区協議会のメンバーによる説明を受けながら視察を行いました。
造成が完了した団地内にはすでに数軒の住宅が建設されており、住民からは「宅盤の高さは何cmか?」「隣地から何m離して住宅を建てているのか?」といった質問が出されました。また、整備された公園や電柱、フェンスの様子などが確認されました。
大浦地区協議会において検討が続けられている隣地間段差の土留め工事については、特に念入りにその状況が確かめられました。一方、アドバイザーからは、「家が建つと歩行者の目に入るのは道路側だけになります。今日視察して、道路際を皆で一緒につくっていくという意識が大切だと改めて思いました」との話がありました。
12月14日、防災集団移転のアドバイザー派遣を実施しました。今回は、大浦(おおうら)地区協議会の総会および見学会を開催し、住民約20名の参加を得ました。
14日の午前から午後にかけて、各地区の高台移転予定地の見学会を行いました。まずは大浦地区の高台移転予定地を訪れ、造成工事の進捗状況を確認しました。高台に至る工事用道路が新たに整備され、土の搬出がいよいよ本格化する様子がうかがえました。続いて、宅地の引き渡しの段階を迎えた梶ヶ浦(かじがうら)地区の高台移転予定地を見学しました。
ここでは特に、大浦地区協議会の中で検討事項となっている土留め工事の状況が確認されました。また、「まちづくりルール」に沿って造成された1mのセットバックゾーンの様子もあわせて確認されました。