在タイ・ビルマ人支援最新情報
※現地協力団体FEDスタッフからレポートが届きましたので、日本語に翻訳してお伝えします。
雨期に入っている南タイの現地ですが、救急医療支援活動を通してビルマ人労働者の命を守る活動を継続しています。医療へのアクセスがないクカック地区に居住しているビルマ人労働者に対して簡易診療を行いました。クカックは活動地であるものの、様々な移民労働者のコミュニティも混在しており、定住していないため住人の把握は困難です。今回訪れたのは、クカック地区の丘陵地でした。現地職員によれば、長い間医者にいくことができて方もいるようでした。
更新の期間があいてしまいましたが、タイに出張に行ってきましたので、タイ南部パンガー県の情報を更新します。JVCの支援者である敷島製パン労働組合の方々と一緒に、ひさびさに活動地に行ってきました。ビルマ/ミャンマー国内の民政移管が進んでいますが、タイには今でも多くのビルマ人労働者が暮らしいています。
こんにちは。南タイ事業担当の樋口正康です。
5年間のカンボジア現地駐在を終え、今年4月から南タイ事業担当として東京事務所に赴任しております。
しばらく更新していなかった「在タイ・ビルマ人支援最新情報」ですが、また再開したいと思います。
南タイでは、JVCの活動実施協力団体であるFED(Foundation for Education and Development)がビルマ人労働者(ビルマ族以外の部族も含む)コミュニティで医療支援活動を実施しています。実施内容は、緊急時に対応する救急医療サービスの提供と、地域住民の健康管理を促進する健康教育の普及活動です。
2013-2014年度はFEDのスタッフ体制に大きな変更がありました。長年勤めていたFEDスタッフ数名がビルマ/ミャンマー国内に戻ったこともあり、新しいスタッフが加わりました。新しい血が入ることはとても重要なことである一方で、長年活動してきた職員が抜ける影響もはかり知れません。ビルマ国内の部分的な民政移管が進んでおり、ビルマ人労働者の取り巻く社会環境にも変化が今後でてくるかも知れません。
今回の現地通信では、本年度の活動に臨むFED職員の自己紹介をしたいと思います。
続報の掲載が遅くなり申し訳ありません。前回の報告に続き、2010年11月に起きたタイ-ビルマ国境での避難民支援の報告を掲載します。
タイ側に避難してきた50歳の女性が11月の武力衝突の様子を教えてくれました。
11月に発生したタイへのビルマ人の避難民に対する緊急支援。現地NGOであるFEDから活動報告があがってきました。順次、HP上でお届けします。
長くて短い、充実のツアーを振り返る
ツアー最終日の日程は、FEDでの振り返りミーティングと、ユース・アウトリーチでの送別会です。
ビルマ人労働者の仕事:ゴム農園で働く・朝編
朝。8時ごろにゴム農園に行くと、男性2人がゴムの樹液の入った大ボトルを運んできました。これから、ゴムのシートづくりが始まります。
ラーニングセンターでの歯みがき講座・第二弾
ラーニングセンターや、ユースアウトリーチといったFEDの運営する教育機関はただいま学期末。ラーニングセンターに到着すると、子どもたちが試験を受けているところでした。ビルマ語の問題、英語の問題、みんな頭をかかえています。わからない時は手をあげて、先生にアドバイスを求めていました。
FED事務所を訪問
まずは、FEDの活動のオリエンテーション。朝一番で伺うと、もうすでに何人ものスタッフやボランティア(外国人が何人もいます)が行き交っていて、オフィスは活気に満ちています。オリエンテーションも、「せっかくですから、今日からボランティアにいらしたアメリカ人の弁護士さんも一緒に参加しますね」という、オープンさ。