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現地ブログ from カンボジア

カンボジア現地通信

カンボジアに駐在しているスタッフが、現地での活動や日々の暮らしをお伝えします。
参加者の方々に2日間のおおまかなスケジュールを説明するスタッフのポンローク(左端)参加者の方々に2日間のおおまかなスケジュールを説明するスタッフのポンローク(左端)

2月25日、26日の2日間、JVCのResource Farmにて食品加工トレーニングを行いました。現在、活動対象としている6つの村にそれぞれ食品加工グループがありますが、各村から1~2人とCCV(Community Cooperation Volunteer)のメンバーを合わせて各日15人程度の農家の方々を招きました。

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【現地インターン石山さん(2015年度~)】
乾季の深刻な水不足を乗り越えるため  

カンボジア現地インターン 石山 麻美
2016年2月26日 更新

こんにちは。カンボジアにも、1月中旬や2月初旬にそれぞれ3日~5日程度、寒波(それでも16度くらい?)がやってきました。日本の気温と比べたらたいしたことはないのかもしれませんが、こちらに住んでいる者にとっては驚異的な寒さに感じました。そのため、ここ最近は体調不良のスタッフが多かったです。私もありったけの持っている防寒具(といってもパーカーが一番暖かい服でしたが...)を着て寒さをしのごうと思いましたが、夜の冷え込みは激しく、風邪をひいてしまいました。カンボジアに来てから4ヶ月強。「ああ、私の身体もカンボジアに慣れたんだなあ。」と今回の寒波に教えられました。

ため池・井戸支援

昨年度にJVCが支援をしたため池。水がきれいで野菜栽培に使用できるため、乾季の今でもこの家のおばあちゃんが様々な野菜を家の裏庭で育てていました。昨年度にJVCが支援をしたため池。水がきれいで野菜栽培に使用できるため、乾季の今でもこの家のおばあちゃんが様々な野菜を家の裏庭で育てていました。

突然寒さがやってきたカンボジアですが、この国には四季がありません。その代わり、雨季と乾季という区別があります。雨季は5月~10月頃、乾季は11月~4月頃となっています。現在JVCの農業事業では、ため池・井戸支援を一つの活動として行っています。ため池または井戸を作ることによって、乾季でも農家の方々が水を確保できるようになり、1年中野菜栽培ができるようになるからです。また、ため池を掘った場合は、盛土によって雨季でも水没しにくい環境で野菜栽培ができるという利点もあります。

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スタッフのお宅訪問シリーズ第二弾は、シェムリアップ市内から西にバイクで40分ほど進んだPuok郡にある、環境教育担当スタッフのピーの実家を紹介します。カンボジアでは11月に「水祭り」という名の「ボート大会」を3日間かけておこないます。その祝日の1日を利用して、ピーの家に遊びに行かせてもらいました。まずは、ピーの紹介をしたいと思います。

JVCカンボジア最年少スタッフ

小学校で授業をしているピー小学校で授業をしているピー

ピーは現在25歳。JVCカンボジア事務所のカンボジア人スタッフの中では最年少です。彼はプノンペンの大学で農業の勉強をし、他団体で農業ボランティアを経験して、2015年1月からJVCで働いています。高校3年生のときには子どもたちの英語の先生もしていたこともあるそうです。小学校で環境教育の授業をするときは、児童に楽しんでもらえるように工夫していることがよく伝わります。また、小学校4年生から高校卒業まで牛革の彫刻(カンボジアの伝統芸能の影絵で利用する)を習っていたという彼は、絵を描くのも笛を吹くのも上手で芸術センスが優れています。6人兄弟の5番目。心優しく、気遣いができるピー。「実家で稲刈りをするから、稲刈り体験をしたかったら来てもいいよ!」ということで私を実家へと誘ってくれました。

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【現地インターン石山さん(2015年度~)】
おいしい物をゆっくりと作る喜び

カンボジア現地インターン 石山 麻美
2016年1月27日 更新
ドンソック村の食品加工グループの4名と、加工方法の説明をする農業スタッフのソマッチドンソック村の食品加工グループの4名と、加工方法の説明をする農業スタッフのソマッチ

農業チームの活動のひとつとして、食品加工トレーニングを実施しています。現在は6つの村の女性グループが食品加工に取り組んでいます。2011年にこの活動が始まって以来、現在では40種類ほどの加工品を生産できるようになりました。現在は、昨年12月に実施したバッタンバンへのスタディーツアーで新たに学んだ加工品の生産方法を、少しずつ村の女性グループへと伝えています。

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カンボジア現地インターンを初めてから、早3ヶ月半が経ちました。平日は事務所と小学校や農場を行ったり来たりとせわしなく過ごしていますが、休日は、特になにをするでもなくゆっくりと過ごしています。10月と11月には大型連休があったこともあり、この3ヶ月半で4名のJVCスタッフの家に遊びに行くことができました。それぞれの家に特徴があり、おもしろいなと感じたので、これからスタッフの家を少しずつ紹介していきたいと思います。また時間のある時に、他のスタッフの家にもどんどん遊びに行きたいと画策中です。まず第一弾として、10月のプチュン・バン(カンボジアのお盆)の時にお世話になったソマッチの家を紹介したいと思います。

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【現地インターン石山さん(2015年度~)】
脈々と受け継がれているJVC技術学校を訪れた

カンボジア現地インターン 石山 麻美
2016年1月 8日 更新
授業を行う校舎。教室内もとても綺麗でした。授業を行う校舎。教室内もとても綺麗でした。

先日、プノンペンにあるJVC技術学校(自動車整備士養成学校)を初めて訪れました。1985年にJVCが自動車技術の訓練を始めましたが、今では政府管轄の2年制の技術学校となっています。現在は学生が200人、そのうち女性は20人ほどいるそうです。卒業後は自動車整備工場をはじめ、様々な工場や会社への就職がほぼ確実で、今までの卒業生は6000人にものぼります。

実習を行う建物。様々な専門的な実習道具が揃っていました。実習を行う建物。様々な専門的な実習道具が揃っていました。
学校の横には自動車修理工場が併設されています。学校の横には自動車修理工場が併設されています。

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【現地インターン石山さん(2015年度~)】
今年のクリスマスはカンポットで。

カンボジア現地インターン 石山 麻美
2016年1月 7日 更新

一年間の総まとめ

会議室でのJVCスタッフ集合写真。みんなでスタッフユニフォームを着用しました。会議室でのJVCスタッフ集合写真。みんなでスタッフユニフォームを着用しました。

12月22日~25日にかけて、カンポット州にて年次会議を行いました。普段は家族の住む場所から離れてコンポンクデイに住み、仕事に励んでいるスタッフが多いので、リフレッシュの意味もこめて毎年開催場所を変えて会議を行っています。会議では、2015年度の報告と2016年度の計画を、農業チーム、環境教育チーム、総務会計、TRC、ドライバー、警備員など担当業務ごとに行いました。スタッフ同士で「ここがよくわからない」「もっとこうした方がいい」と質問や意見が出るなど、活発に議論が行われました。また、今後の目標や現在の課題などをひとりひとり順番に話しました。今後もJVCで働いて地域のために働きたい、もっともっと学んで自分自身を成長させたい、という前向きな意見や、JVCへの提案など、ひとりひとりの様々な考えを聞くことができました。

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【現地インターン石山さん(2015年度~)】
カンボジアのごみ事情

カンボジア現地インターン 石山 麻美
2016年1月 6日 更新
VCD当日は、教室の机を外に運んで会場にしました。VCD当日は、教室の机を外に運んで会場にしました。

12月にVillage Clean Day(以下VCD)をサマキサンタピアップ小学校で行いました。自分たちの住む地域でごみを管理する必要性を知ってもらい、今後も自分たちでごみを管理し続けていってもらうことを目的として毎年このイベントを行っています。

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【現地インターン石山さん(2015年度~)】
収穫の恵みに感謝して

カンボジア現地インターン 石山 麻美
2015年12月10日 更新

JVCは、Resource Farmと呼ばれる農場を持っています。そこでは、JVCの研修に集まる方々に対して、新しい農法やより良い技術を示すために、JVCスタッフ自身が、CCV(Community Cooperation Volunteer)というJVCの農場を手伝ってくださる農家の方々と一緒に農業をしています。

関係者総出の稲刈り

刈り取った稲を持って嬉しそうな表情を浮かべるCCVのメンバー刈り取った稲を持って嬉しそうな表情を浮かべるCCVのメンバー

11月末には、Resource Farmにて稲の収穫を行いました。収穫の日は、JVCスタッフ、CCVメンバーが総出動で稲刈りを行いました。CCVメンバーはもちろんのこと、JVCスタッフも農家出身のスタッフが多いため、みんな手際よく次々と稲を刈っていました。私はこの日初めて稲刈りをしたため、スタッフに教えてもらって参加をしましたが、一人だけ稲を刈るペースが遅く、また刈り残してしまうこともありました。稲刈りひとつとっても、技術や慣れが必要なのだということを感じました。

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【現地インターン石山さん(2015年度~)】
インターン生の初仕事は...

カンボジア現地インターン 石山 麻美
2015年12月 3日 更新

いざ、ポロシャツ作り

11月18日に行われた植林祭に向けて、私インターンの石山は、カンボジアに来て初めて私が中心となって行う仕事を任されました。それは、「ポロシャツ作り」です。普段の仕事では、スタッフは制服を着ていないので、植林祭に向けてスタッフユニフォームを作ることになりました。一見、簡単そうに思えるこの仕事も、カンボジア人と話し合いをしてデザインや色を決め、カンボジアの会社とやり取りをして注文をすることは、思っていたよりも大変でした。

イラストレーターは小学生

人間かと思いきや、鬼を描いていた6年生のセントン君。みんな一生懸命描いてくれました。人間かと思いきや、鬼を描いていた6年生のセントン君。みんな一生懸命描いてくれました。

私は、環境教育スタッフのピーと一緒に作業を進めていくことになりました。まず、デザインを小学生に絵を書いてもらうことから始めました。「私たちの大好きな環境」をテーマにルビーア小学校の6年生17人に絵を描いてもらいました。短い時間でしたが、みんなとっても可愛らしい絵を描いてくれました。

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