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30周年を迎えるにあたって

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2010年4月28日 更新
 

JVCは30年前、インドシナ難民を救おうとタイに駆けつけた若者たちとに在タイの主婦のグループが中心となって設立されました。誰に命じられたのでもなく、自分たちの意志の命じるところの従って難民を助けるという一点の目標のもとに結集したのです。

その後冷戦の真っ只中にあったカンボジアへ、ラオスへ、ベトナムへと難民の故国の人々を支援するために入って行きました。またバンコクのスラムの劣悪な生活環境を改善する活動を始める一方で、タイの農村の支援活動も始めました。ソマリアの難民支援、エチオピアの飢餓に際しての救援活動と農村の再生、アパルトヘイト下の南アフリカやイスラエル占領下のパレスチナでの人間の尊厳を守るための活動、アフガニスタン戦争やイラク戦争に際しての緊急救援と復興支援、内戦が終結したスーダンでの復旧支援、そして北朝鮮と日本、韓国の子どもたちの平和のための交流活動というように、地域と領域を多様化させながら問題の根源へ根源へと活動を深化させていきました。

世界の問題と矛盾のしわ寄せをうけている人たちを私たちは支援していますが、世界の問題と矛盾には必ず原因があり、その原因は2重3重の複雑な問題群からなっていて、私たち自身の生活や日本という国の問題に繋がっています。世界は関係性の中にあるのです。カンボジアの人たち、アフガニスタンの人たちの問題は私たちの問題でもあるし、タイの人たち、イラクの人たちが苦しみと希望の中で問題を解決しようとしていることは、私たちの問題を解決しようとしていることでもあります。私たちは常に当事者意識をもって活動に取り組んでいきたいと思っています。

冷戦が終わっても戦争はなくならないばかりか「対テロ戦争」の名のもとで一層暴虐になりました。カンボジアやラオスでは経済開発の名のもとで地方の農民の生活の拠り所であった土地や森林や川が政府や企業に接収され、農民は出稼ぎや農園の賃労働を余儀無くされています。お金に変えられない生活の安心、先祖に培われてきた風土に生きる幸せを根こそぎにしても所得が増えれば貧困削減だという目茶苦茶な風潮と経済政策がまかり通っているのです。

地球の環境は悲鳴をあげているにもかかわらず、希少化する資源の争奪は今後さらに加速する勢いです。各国は経済競争に勝ち残るために安い労働力を求めてひた走っています。私たちは世界の問題の当事者としてその問題と矛盾が深刻に現れている海外の現場で、人々が自分の手で問題を解決する取り組みに参加します。それは地域から平和を造ること、人と自然、人と人との繋がりを取り戻して安心して生きられる多様な幸せの形を実現する取り組みです。JVCは30年の試行錯誤を糧として、これから確実にやってくる危機の時代に向けて問題解決の代案提起を続けていきます。どうぞJVCの取り組みに参加してください。

特定非営利活動法人
日本国際ボランティアセンター(JVC)
代表理事 谷山 博史



 
 


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