東京事務所スタッフ日記
こんにちは、パレスチナ事業インターンの大川です。
7月9日に渋谷の映画館「アップリンク」で行われた、映画『ガザの美容室』上映イベントに行って来ました。このイベントでは、上映後に、JVCパレスチナ事業担当の並木によるトークイベントも行われました。
映画の概要は、以下の通りです。
パレスチナ自治区、ガザ。
クリスティンが経営する美容室は、女性客でにぎわっている。離婚調停中の主婦、ヒジャブを被った信心深い女性、結婚を控えた若い娘、出産間近の妊婦。みんなそれぞれ四方山話に興じ、午後の時間を過ごしていた。しかし通りの向こうで銃が発砲され、美容室は戦火の中に取り残される。
(映画『ガザの美容室』公式サイトより)
モスクとはイスラム教の礼拝堂のことで、東京ジャーミーは2000年に開館した日本最大と言われているモスクです。天井のドームや先が尖った塔(ミナレット)が特徴的なイスラム建築で建てられています。
東京ジャーミーではラマダン期間中に断食明けの食事を共に楽しむイフタール会を開いていて、ムスリム以外の人でも参加することができます。JVCはイスラム圏でも活動していますし、イスラムのことを知るいい機会なので参加してきました。
こんにちは!パレスチナ事業インターンの勅使河原です。
5月26日に聖心女子大学の聖心グローバルプラザ「Be*hive」で、「体験会&トーク:難民が受け継ぐパレスチナ刺繍」というワークショップを開催しました。
このワークショップは5月19日から6月6日まで開催していた「587万分の4人、パレスチナからのメッセージ〜世界最多の難民の、数字では見えない現在を知る〜」に合わせて行われました。写真展のテーマであった「パレスチナ難民」が受け継いできたパレスチナ刺繍を体験してみよう!という目的のイベントです。
JVCには平日の日中に行われている事務ボランティアの他に、主に平日の夜に集まっている国別のボランティアチームがあります。JVCの活動を国内で支える大切な存在で、楽しく国際協力できる大人のサークル活動のような場です。
今日はタイボランティアチーム(以下タイチーム)を紹介します。タイチームは毎週木曜日、19時半頃から集まっています。主に事務所での活動ですが、年に数回暑気払いや忘年会、新年会ではタイ料理屋にも足を運んでいます。
この記事は2017年度インターンが3月に作成したものです。
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こんにちは、ホームページ分析インターンの佐藤です。
先日、3月17日に、私たちが企画をした「考えることからはじめよう ~格差ってなんだろう?~」新・貿易ゲームワークショップイベントを開催しました。
3月で1年間のインターンを修了する私たちにとって、インターンとしてイベント企画をするのは、これで最後。人が集まるか、参加者の学びに繋がるかなど、さまざまな不安を抱えながら当日を迎えました。
結果、目標の12名を超える13名の方にご参加いただき、ゲームも盛り上がってイベントは大成功!
たくさんの方から「楽しかった」「考えるきっかけになった」とのお声をいただきました。
JVCも参加している「シリア和平ネットワーク」では、3月24日に「『シリア人の声をつなぐ』―危機発生から七年、私達に求められる役割―」というイベントを主催しました。当日の会場の様子や感想を、JVCのボランティアがまとめたのでご紹介します。
はじめまして。ホームページ分析インターンの佐藤泉未です。一年間ウェブに携わってきたものの、自分でこうして記事を書いてみるのは初めてで、とても緊張しています...。
私も、これまでのインターンのブログに続き、どんな一年間だったのかをご紹介したいと思います。
- 広報インターン小貫さん: もうすぐ卒業!インターンの日々で学んだこと
- ホームページ更新インターン金城さん:新しいことを学ぶことだけが学びではない―「JVCでインターンする」とは―
はじめまして、こんにちは。2017年度HPインターンの金城 英見(きんじょう えいみ)です。今までたくさんの記事をHPにアップしてきましたが、自分で記事を書くのは今回が初めてです。
さて、現在JVCでは2018年度のインターンを募集しています。「NGOに興味がある!」「国際協力に関心がある!」という方はぜひこの機会にご応募ください!学校や会社では学べないことがたくさん学べる1年になると思います。応募を迷っている方は、この記事を読んで「応募しよう!」という気持ちになってくれたら嬉しいです。(本日3月12日中にJVCに届けばOKです!)
こんにちは。2017年度広報・ファンドレイジングインターンの小貫です。今年も早2月後半。インターン期間は4月から翌年3月まで。ですので、私は来月で広報・ファンドレイジングインターンを卒業することになります。
私たち2017年度インターンの卒業が間近に迫る現在、JVCでは2018年度のインターンを募集しています。
振り返ってみるとJVCで過ごした約1年間、JVCのインターンとして一般的な大学生では経験できないことに携わり、その度に考えさせられること・学びになったことがたくさんありました。今回は、私がインターンでどんなことを得られたか、どんなことをしたのか、広報・ファンドレイジングインターンとして活動した日々を少しだけ紹介します。このブログを読んでいる、国際協力に関心がある、学びたいと思っている皆さんには、2018年度インターン募集をチャンスだと思い、国際協力に一歩踏み出すきっかけとしてぜひ応募していただきたいと思います。
12月3日(日)、国際有機農業映画祭に参加してきました!
私は5月に開催した「世界と私たちの種のはなし」に参加して以来、遺伝子組換えや有機野菜など農業に関心を持つようになりました。私自身、元々食べることが好きで、家では料理もよくします。食に関心はあっても、食べ物をつくる農業については知らないことがたくさんあると感じていました。一消費者として、どのように「食」と関わっていこうかな、と思っていた中今回の映画祭のことを知り、参加しました。初めて参加したのですが、考えさせられることがたくさんありました。
国際有機農業映画祭は、2007年から毎年一回開催されている映画祭です。有機農業や食の安全といった問題のみにとどらまず、自然と人との関係のあり方やそれを支える価値観、社会の作り方といったところまで視野を広げ、"思想としての有機農業"を考える構成を目指しているそうです。
今年のテーマは『いのちを引きつぐ』。テーマに合わせて6つの映画が上映されました。また映画以外にも、「野良語り 種って、おもしろい!」という座談会や販売ブースなど、有機農業に関して楽しく学べる取り組みもありました。
最も印象に残った映画は「未来の収穫」です。この映画は、農薬を使わずに世界人口を養えるのか?という問いの答えを得るため、南米やアフリカなど世界各国の農家や学者たちにインタビューをしているドキュメンタリーです。その中で日本の農家の方も登場していました。彼が登場したことで、どんな手法で食料を生産、確保していくのかという農業食料システムの問題は日本以外の国だけの問題ではないこと、日本を含めた世界の問題であることに気付かされました。
上映された作品のひとつ「我々の土地は今」では、南アフリカ事業担当/地域開発グループマネージャーの渡辺さんが解説者として登壇しました。
渡辺さんは、「『我々の土地は今」は2015年の作品で、映画は希望の見える終わり方をしていたが、その後、彼らの状況は悪化している。日本の有名企業も土地収奪の問題に関わっている。」と話していました。土地収奪に日本企業が関わっていることを知り、他人事には思えませんでした。遠いアフリカの問題ではなく、自分たちも関わっていること、私自身の選択も影響を与えるんだということを意識して暮らしていきたいと思いました。
映画祭では、「有機のブース」という販売ブースも出店されていました。映画の間の休憩時間には、ブースコーナーはたくさんの人でにぎわっていました。ブースでは、有機野菜や加工品、農業にかんする本など、スーパーやお店で普段見ることのない商品がたくさん販売されていました。
その中で私が購入したのがこちら!浦部農園さんの有機古代米です!
私の家族は、お米をよく食べる家です。古代米はミネラルが豊富だそうで、しかも浦部農園さんの古代米は特に農薬・化学肥料一切不使用で安心とのこと、食べ方も普通のお米に大さじ一杯入れて炊くだけ、という気軽さにひかれて、つい5パックも購入してしまいました。近々、初めての古代米にチャレンジしてみたいと思います。
私は今まで農業に関わったことはありません。しかし自分自身の健康について考えた時に、食の安全に直結する農業のあり方についても考えなければならないと感じました。また、食料が生産されていく背景には土地収奪のような問題がある、ということも忘れてはならないし、どのように生産された食べ物を選ぶのか、これから意識していこうと思います。
農業にはあまり普段なじみがなくても、映画や人を通して、楽しみながら農業について様々なことを知り、「食」について見直すことができました。。私たちの「食」に密接に関係する農業。皆さんもぜひ、来年の国際有機農業映画祭に足を運んでみてください!