タイの農村で学ぶ日々
遺族の悲しみ
パンガー県タクアパ郡、早朝5時から白服を着た人々が、市内一角の道路に続々と集まる。思い思いのお供え物と、被災者の写真を持った遺族が、パンガー県の慰霊祭に訪れた。スマトラ島沖地震による津波被災から5年目を迎えた12月26日、遺族にとってこの5年間はどのようなものであったか。
2004年12月26日、スマトラ沖を襲った大地震は、インドネシア、タイ、スリランカなどに大津波を引き起こした。全体の死者は20万人を超え、その内タイ国内の死者は5000人以上であった。タイ国内では南部の6県が被災し、その中で最も死者が多かったのが、パンガー県である。しかしながら被災当時、観光地であるプーケットには支援がいち早く届けられたものの、隣の県であるパンガーの小漁村では、支援が滞った。
はぁ、またか。とため息が出る。11月からカオデーン農園に戻って農作業の手伝いをしている。稲刈りが丁度終わり、これから野菜を植えるのに良い気候(少し寒くなる)になる。一週間前に植えたばかりのオクラが虫に食べられ、4分の1ほどしか残らなかった。トマトを植えても芽が出てこない、チンゲンサイの新芽は虫に食べられる、トウモロコシの芽が出てこない。毎朝、野菜を見るときはドキドキする。「今日は虫に食べられませんように……」、と。
稲穂が色づき、稲刈りがあちらこちらで始まった11月の初め、カオデーン農園に大阪の仏教団体青年部の方5名が来られました。カオデーン農園での生活、農作業などを体験するといった内容のものでした。
毎週水曜日の朝6時。有機朝市が開催されるJJマーケットでは生産者と消費者の楽しそうな声が聞こえてきます。その有機市場のリーダーであるポーンティップさん(女性)は村の加工品グループのリーダーでもあります。
北タイではタイ国内でも有名な有機市場の活動が行われています。その活動を知りたいと思い、10月の間はチェンマイに滞在することになりました。
私は自分に都合が悪くなったり何をしてもうまくいかないと、周りのせいや環境のせいにしてしまいます。そうすることで自己防衛をし、自分を正当化していくのです。
8月5,6日、JVCラオス現地スタッフ、東京スタッフの方々とプロジェクト地の村に同行させていただきました。「ラオスは昔のイサーンだよ。あんな暮らしが懐かしい」と、以前JVCタイのスタディーツアーでラオスへ行ったことのあるポン郡無農薬直売市場の方が言っていたのがとても印象に残っており、一回はラオスの村へ行ってみたいと思っていました。