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母子保健活動 活動概要
2004年12月2日 更新
[現地スタッフ]

期間 1988年〜1993年 活動分野 保健医療
地域・対象 [カンボジア地図]カンダール県オンスノール郡(前プノンペン郡)、コトム郡、クッサイカンダール郡、オンスノール郡、コトム郡、クッサイカンダール郡の住民
関連団体 --

概要

■出産を待つ母親を見舞うカンボジア人
助産婦(左から二人目)とJVC/SHARE
派遣の日本人助産婦。

1987年、地域保健・医療に取り組む日本のNGO、SHAREと共同で、オンスノール郡(当時プノンペン郡)において、母子保健を向上させるための活動を開始しました。当時の保健省、母子保健局とプノンペン郡、ユニセフ、JVCが協力してライン(RINE)プログラム※を実施し、この地域における乳幼児や妊産婦の死亡率の軽減、および健康管理に貢献しました。また、89年からは保健省の母子保健局が行う村の助産婦・伝統産婆トレーニングを支援。90年には他の2郡、コトム郡とクッサイカンダール郡に広げました。最初に関わったオンスノール郡では、より農村部に深く関わるために同郡16ヵ村を対象とした巡回診療活動も展開しました。そして村の実状を知る中で、1992年以降この活動は村全体の生活改善へと発展し、現在ではSARDプロジェクトへと移行し、広い意味での「健康」な村づくりのための活動に引継がれています。

※ライン(RINE)プログラム:Rはリハイドレーション。下痢・脱水症に対する経口補水療法)。Iはイミュナイゼーション。結核、ポリオ、ジフテリア、百日咳、破傷風、はしかの6種の感染症に対する予防接種。Nはニュートリション。栄養失調児に対する補助給食活動。Eはエデゥケーション。主に母親を対象にした衛生、栄養教育。これらを行うプログラムです。

背景

1983年、母子保健を向上させるためにラインプログラムが開始された背景には、開発途上国で共通して重視される分野ということもありますが、とりわけ内戦が続いていたカンボジアの場合は、乳幼児死亡率が非常に高く、新生児のうち1000人に132人が1歳になる前に命を失ってしまう(1986年ユニセフ統計資料より)という厳しい状況にありました。

理由

援助が届きにくい人口の8割近くが暮らす農村部で、深刻な問題となっている乳幼児死亡率を下げるための活動が不可欠と判断したため。

目的

農村部の母子保健の向上。

結果

直接の成果としてではありませんが、カンボジアの乳児死亡率軽減(1998年には1000人中104人、UNICEF/2000年資料より)に貢献しました。また、対象地域で保健・医療に携わる方々に、技術やサービスを向上させる機会を提供しました。JVCのプロジェクトとしては、より深く農村部に関わるきっかけとして、郡病院の職員や村のヘルスワーカー、長老などとつながることができ、現在のSARDの活動に移行する重要なきっかけを与えてくれました。




 
 


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