1月12日よりヤソトーン県ルンノクター郡に来ております。ここではグリーンネットというタイのNGOの事務所にお世話になっています。グリーンネットは有機農業の振興および、タイの農民から米や野菜などを買い取り、ヨーロッパなど海外の国に販売するというフェアトレードを主な事業として実施している団体(協同組合)です。寝泊りも事務所でしていて、今までのような農作業はほとんどなく、スタッフと一緒にグリーンネットの生産者会員(有機米をグリーンネットに売っている農民)の家を訪問したり、会員との会議に参加(同席)したりとこれまでの農家での生活、環境とは異なった状況下におります。
生産者会員訪問また、ここには宮田さんも一緒に来ています。宮田さんと同じ所にいるのはカオデーン農園での研修の時以来です。約6ヶ月ぶりに一緒に行動するようになって一番驚いたのは宮田さんのタイ語の上達ぶりです。未だにタイ人同士の会話についていけない僕とはえらい違いで、同じ期間タイに居るのにこの違いは何なんだと動揺を隠せません。なぜだろうかと考えつつ一緒に行動していて数日後、その理由が分かってきました。宮田さんは積極的にタイ人と会話していて、それだけでなく夜もタイ語の勉強をしていました。
僕も会話や勉強をしていないわけではないのですが、如何せんその量が違います。おそらく、時間にして1日30分、きっとこれ以上の差がある気がします。たかが30分、されど30分。1日だけなら30分ですが1週間なら210分、ましてや別々のところに派遣されてから6ヶ月、その差は莫大なものとなります。同じ期間タイに居ても、その質が全く違っていたのでしょう。その違いが上達具合の差となって表れているのだと思います。期間、経験の長さは必ずしもその質を保証するものでないこと、同じ時間や期間でもその取り組み方で結果や質に大きな違いがでることを身をもって思い知らされました。それでも、取り組み方が効果的であれば、たとえ1日30分でも毎日続ければ大きな力、糧となるということも目の当たりにした気がします。
思い返してみれば、タイ人と積極的に話そうと思っていたり、理解をしようとしていたのですが、実際にあまり行動に移していなかったように思います。「言うは易し行うは難し」という格言もまた実感しています。いかに実践することを増やしていくかということが今後の課題です。ここでは人を訪ね人と話す機会はイヤでもたくさんあるので焦らず、あきらめず、少しずつ少しずつ積極的に話す時間を増やすようにしていきます。