今日は日曜日です。農園に着てから2週間がたちました。オリエンテーション、農作業研修、タイ語学習、ご飯作り、農業局訪問、学校訪問など、盛りだくさんのスケジュールをこなし、やっと一息つけました。初めての、何の予定もない「お休み」の日です。
インターンは朝から掃除、洗濯に励んでいました。ちょうどお天気もよく、畑には、洗濯物が気持ちよさそうに風になびいています。洗濯物がみるみる乾いていくのは本当に気分がいいものです。食事を作ったり、食器を洗ったり、洗濯したり、掃除したり、モノを作ったり直したり・・。生活に必要なことを楽しめると、こんな休日の過ごし方がとても贅沢に思えてきます。
食器洗い場。最初のたらいでさらっと洗い流して洗剤(石鹸)をつけ、2番目のたらいで洗剤を流し、最後のたらいですすぐ。このやり方だと水が節約できる。広々しているので、たくさん洗う食器があっても苦にならない。平日に死ぬほど働いてお金を稼ぎ、生活に必要なことは業者に頼み、余暇は旅行やエンターテイメントにお金を費やす都会の生活。それだけにお金がないことへの不安は計り知れません。タイの農村生活では現金収入は少ないけれど、その分時間を使って何でも自分でやります。食べ物を自分で育て、炭を熾し、鶏をさばいて時間をかけて料理をする。モノを自分で作り出し、壊れたら自分で修理する。現金は本当に「お金」として必要な分だけあればいい。生活に必要なほとんどのことは、自分の手を使ってできてしまう。この安心感が心の余裕を生むのかもしれません。
今日は、金森くんが勉強用の小さな机を作ろうと、大工仕事に精を出しています。さて、できあがるのはいつ?
(森本 薫子)

