11月を少し過ぎた頃から稲刈りシーズンが始まりました。僕もカオデーン農園(中間報告のため一時的に滞在していた時)や派遣先で稲刈りに参加しました。
稲刈りをやる前は、「毎日草を刈ってきたし、稲刈りも同じようなものだろう」と軽く考えていましたが、実際にやってみると大きく違いました。草刈りの場合は、特に何も考えず、ただ目の前にある草を刈るだけでした。しかし、稲刈りの場合は、脱穀作業のためだと思うのですが、一番先から60cmくらいのところで刈る必要があります。これが意外と手間取ります。しかも、稲が立っているならまだマシで、稲が倒れているとさらに手間取ります。また、稲刈りも田植えと同じで、やってもやっても終わりが見えず、ホント、大変な作業でした。
刈り取った稲を運ぶ金森くん稲を刈った後は、その場に並べて乾かします。乾いたらある程度の量でまとめて、竹紐などで絞ります。そしたら、この稲束を一ヶ所に集めます。この集める作業も結構な重労働でした。
集めた後は、いよいよ脱穀作業に入ります。これには二本の棒を縄で繋げた道具(ヌンチャクのようなもの)を使います。これで稲束をはさんで振り上げ地面に叩きつけます。すると、米粒(籾つき)が落ちます。これを米粒が落ちきるまで繰り返します。これもヘビーワークです。また、カオデーン農園にはありませんでしたが、派遣先ではドラム缶に棒がくっついていたような脱穀用の機械がありました。他の家ではこの機械をもっと大きくした「脱穀車」を使っているところもありました。脱穀車は、2トントラックくらいのサイズがあります。
脱穀の様子機械を使えばラクなのですが、あまり楽しくありません。それに、機械は購入するにも使用するにも、維持するにもお金がかかります。また、お金以外にも必要なもの(ガソリン、あるいは電気など)や場所、知識など、条件が色々とあります。その点、棒と縄なら安いし、作るのも修理するのも簡単です。なんというか、機械を使うことは必ずしもよいことばかりではないと考えるようになりました。