稲刈りをする東北タイの農民 先日、オークパンサー(出安吾)が行われ、いよいよ稲刈りの季節到来です。6,7月に田植えをしてから、もう稲刈りです。私がタイに着てから半年が経とうとしています。時が経つのが早く感じ始めました。このインターンシップ・プログラムの折り返し地点、少し焦りを感じ始めている頃でしょうか。
今日、初めて稲刈りを体験しました。稲は大きく成長し、倒れんばかりに多くの実をつけ、黄金色に輝いています。派遣先のお父さんとお母さんに「いつ稲刈りをするの?」と毎日のように聞いていました。そして今日、待ち望んだ稲刈りに挑んだのです。
私の想像以上に暑く、農作業着は長袖長ズボン、長靴に帽子と更に暑く、15分ばかり稲刈りしていると頭がくらくらしてきます。なかなかコツもつかめず、作業のペースはかなり遅いです。
そんな私をよそに、手伝いに来ているおばあちゃん、お母さんたちは強い日差しの中、黙々と稲を刈っていきます。私はつくづく根性無しだ...と思ってしまいます。私が「農業は大変すぎるよ。絶対に私には無理!」と言うと、手伝いに来ていたお母さんの一人が「売るときはきれいにされて、市場やスーパーに並べられるから、こんな大変さ買う人にはわかんないのよ。買うだけだったら、本当に楽でいいね。」と言っていました。
現在、新米が出始める頃で古米の値段がどんどん下がってきています。先日朝市で売ったお米の価格は、ジャスミン米が28バーツ(約84円)/キロ、カオニャオ(もち米)が17バーツ(約51円)/キロでした。カセームお父さんに、「こんなに値を下げて大丈夫なの?」と聞くと、「これが限界の価格だよ」と言っていました。しかし、市場へ買いに来る人は、「ジャスミン米は28バーツじゃ高い、25バーツにして」と言ってきました。私がそれは安すぎて出来ないといったら、怒って帰ってしまいました。
お米は何を基準に値が高い、安いとなるのでしょうか。スーパーの安売りと比べてなのでしょうか。値が高い、安いではなく、お米を作る農家がこれくらいの売価なら自分達が生活できる、これくらいの値段なら消費者が満足できるという値を決めることができたらとても理想的だと思います。
さて、これから稲刈りは毎日のように続きます。11月にはカオデーン農園の稲刈りです。その頃にはうまくなっているでしょうか。