\n"; ?> JVC - 農村生活編 第2話 - タイの農村で学ぶ日々

農村生活編 第2話

カオデーン農場 森本 薫子
2008年9月22日 更新

タイの困ったちゃん!

カラシン県に派遣されて3週間ほどたちました。ここでの生活にもすっかり慣れました。が、未だにタイ語はほとんど聞き取れません。タイに来てから2ヵ月半が過ぎましたが、あまり成長していない気がします・・・。いつか、会話ができるくらいになるのだろうか…。さて、ここカラシンで僕が遭遇した3種類の困ったちゃんを紹介します。

困ったちゃん その1.「ハエ」
ご飯を食べている時や昼寝をしている時に、どこからともなくやってきて、食べ物や手足に止まります。追い払っても追い払ってもやってくるので、結構厄介です。
 困ったちゃん指数:65%

困ったちゃん その2.「赤アリ」
田畑で作業をしていると、いつのまにか身体にくっついて噛んできます。小さいヤツはチクリと痛く、大きいヤツはガブリ!と痛いです。たくさん噛まれると、涙が出るほど痛いのです。また、その辺に食べ物を放置しておくと、小さいヤツがいつのまにかたくさん群がってきます。相当厄介です。
 困ったちゃん指数:98%

困ったちゃん その3.「蚊」
昼寝をしている時や作業をしている時、また夕方過ぎには、どこからか大量にやってきて、人間に襲いかかります。タイには2種類いて、黒っぽいヤツと黄色っぽいヤツがいます。この黄色っぽいヤツは強敵です。なんせデカくて素早い!しかも服の上からも刺してきます。刺されると1〜2センチは腫れ、とてもかゆいです。ものすごくやっかいです。
 困ったちゃん指数:120%

しかし、ここに来たばかりの頃はとても気になりましたが、今では平気になりました。人間、何事にも慣れるものですね。
(金森 史明)

背を空に、顔を土に

カオデーン農園で田植えの経験はあったものの、「田植えが出来る!」と自信を持って言えません。ノンドゥー村へ来て4回ほど田植えの手伝いをしました。というのも、派遣先であるカセームお父さん貯水池の水はほとんどなく、更に雨も降らないため、田植えが出来ないのです。

現在、田植えは人を雇うことが当たり前になってきているようですが、ノンドゥー村では村人が助け合って田植えをする習慣が残っています。

共に田植えをするお母さん達は、田植え歴20〜30年のベテランで、広い田んぼもあっという間に終ってしまいます。私の決して上手とは言えない植え方を見かねて、「もっと幅を均等に!」「根っこを折らないようにね!」など、厳しい指導を浴びせられています。そのかいがあってか、4回目の田植えの時は「日本人の田植えはきれいだねぇ」と言ってもらえるようになりました。

一緒に田植えをしたヒアムお母さんは、「KUBOTA、HONDAに米は作れない。私たち人間が米を作るんだよ」と言っていました。どんなに技術が進歩しても、米、野菜は人間が作るものだと思いました。
「ラン スー ファー、ナー スー ディン」という言葉があります。農民は「背中を空に向け、顔を土に向ける」という意味です。その言葉の通り、畑仕事や田植えをしていると、一日中背中を空に向けています。そして、ふと見上げる空がとても美しく思えます。それだけで、今の私の欲求は満たされ、生きていることを実感することができるのです。
まだまだタイ語もつたなく、村の生活に慣れていませんが、確実に私の中に何か軸のようなものが出来ている気がします。
(宮田 敬子)


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