\n"; ?> JVC - ノンジョック自然農園メンバー、大集合! - タイの農村で学ぶ日々

ノンジョック自然農園メンバー、大集合!

11期インターン
2008年6月24日 更新
集まったメンバーたち集まったメンバーたち

今週末は、バンコク・ツアーでした。JVCタイの過去のプロジェクトである「ノンジョック自然農園」(https://www.ngo-jvc.com/jp/projects/thailand/pastprj05cover.html参照。インターン二〜九期生の農村派遣前研修は、この農園で行っていた)の責任者であったディサタットさんの個人農園を訪問しました。バンコクの近くのプラチンブリー県に、1.5ヘクタールの土地を買って自給用の農作物を作り、同時に農業系NGOのアドバイザーなどをしています。「インターンを連れて訪問する」というだけの予定だったのが、イサーンに住んでいる元ノンジョク自然農園スタッフのソンバットも一緒に行くことになり、行ってみると、昔のノンジョック研修生が3人も集合していました!私もノンジョックには3年滞在し、デーンも奨学生として1年研修していたので、懐かしのメンバー大集合でした。現在バンコクに滞在しているインターン八期生だった堤由貴さんも来てくれたので、本当に同窓会のようになりました。

みんなで楽しく近況報告しながら昼食を取った後、ディサタットさんから「開発」についてお話をしていただきました。

(森本 薫子)

開発という考え自体、固定された考えであるとディサタットさんは言っていた。教育がない、衛生的でない、健康でない、社会においての水準に達していなければ貧困であるとみなされる。平等でなければならないという思想の下、個人の価値観は抑えつけられる。確かにある側面だけを見て貧困と決めつけることは危険であるが、判断基準がなければ私達は何をすべきか判断できないと思った。

農業に関して。タイ国内で20代30代の農民はほとんどいない。農家出身でない者が農業で生計を立てていくことは難しく、この先農家は減少していく一方である。これはタイにとっても、食糧輸入国である日本の私達にとっても危険信号ではないだろうか。

(宮田 敬子)

ディサタットさんの話の中では、開発ということに関する話とタイの農業の現状についての話が印象的でした。前者は、貧困下にいる人々の抱えている問題は収入が向上すれば全て解決されるかのように語られ、「開発=経済発展させること」になっている。しかし、実際には経済規模の拡大だけでは問題は解決されない。また、現状の経済規模で満足している国はなく、実質上、経済発展に終わりはない。これでよいのだろうかという話でした。後者は、タイの農家は一生懸命に働いても、生活をしていくだけの額が稼げない。農民の数は減少している。これらは、政府の政策や社会構造(経済のあり方)にも問題がある。また農業というものが価値の低いものであるかのように扱われている、という話でした。

これらの状況の下、ディサタットさんは有機農業を営んでいて、農業では自家消費分を生産し、足りない分は農業以外の副業で稼いでいるとのことでした。僕にはディサタットさんはこのようなやり方(生活)を自ら実践することで、経済規模拡大至上主義、大量生産、大量消費型の社会とは別の農業を中心とした自給自足的社会や開発のあり方を構築しようとしているように見え、素晴らしいことだと感じています。ただ、全ての農民が稼げる副業をすることができるとは限らないし、年に住む人がみんな自給自足的生活をおくることができるとは限りません。個人単位ではなく、地域や国の中で経済が循環し、自給自足(適量生産適量消費)できるような社会が次の社会のあり方としてはいいのではないかと思います。多分に理想ですけど。

(金森 史明)


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