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ドライハーブで大忙し!&雑誌『FRaU』掲載情報

カンボジア現地代表 大村 真理子
2020年12月25日 更新

真っ赤に咲いたローゼルハイビスカス!

駐在員の大村です。12月に入り、事業地は年に一度のローゼルハイビスカスの収穫期!真っ赤な宝石のようなお花を摘んでドライに加工し、ハーブティの原料として出荷します。

ビタミンたっぷり!ビタミンたっぷり!
収穫中。後ろに見える池はJVCが今年掘った池のひとつ収穫中。後ろに見える池はJVCが今年掘った池のひとつ
ディスタンスをとりながら少人数で加工処理中・・・ディスタンスをとりながら少人数で加工処理中・・・

ピンクの可憐な千日紅

こちらのかわいいお花は千日紅。これも美容にいい成分たっぷりということでドライに加工、ハーブティの原料として首都・プノンペンに出荷します。

あたり一面ピンク色~!あたり一面ピンク色~!
いらない部分を少しだけ落として、乾燥させますいらない部分を少しだけ落として、乾燥させます
初めて扱う素材だったので農家さんもちょっとドキドキ!でも楽しみながらやっています初めて扱う素材だったので農家さんもちょっとドキドキ!でも楽しみながらやっています
研修に参加していたご近所2人組。得た収入は新しい自転車を買う費用を貯めるのと、食費に充てるそうです研修に参加していたご近所2人組。得た収入は新しい自転車を買う費用を貯めるのと、食費に充てるそうです

ピリッとスパイシー!ターメリックと生姜

時を同じくしてターメリックや生姜などの根野菜も収穫どきに。こちらもビタミンカラーがかわいいです。

ターメリック。フルーティーなハーブティの良いアクセントにターメリック。フルーティーなハーブティの良いアクセントに
こちらは生姜を加工中。カンボジアの食卓にあがることも多い食材なので、自宅で余った分を出荷に回しますこちらは生姜を加工中。カンボジアの食卓にあがることも多い食材なので、自宅で余った分を出荷に回します

Demeterの工房へ

これらのドライハーブの出荷先は、以前にも記事で紹介したカンボジア・プノンペン発のオーガニックハーブティブランドRoselle Stones KhmerのDemeter。レモングラスから始まりかれこれ1年以上取引が続いており、現在では約10種類のハーブの取引ができるようになりました!

出荷を待つドライハーブたち。プノンペンの工房まで、公共のバスに乗せて片道5時間の旅です出荷を待つドライハーブたち。プノンペンの工房まで、公共のバスに乗せて片道5時間の旅です

先日はJVCスタッフがプノンペンの工房に出張し、原料を製品にするまでの工程を学ばせていただきました。自分たちが出荷したハーブがどのような工程を経て製品になるのかを知ることで、スタッフも村での研修方法に色々気付きがあったよう。今後が楽しみです。

JVCスタッフのポクとソマッチ。村でハーブの加工研修を担当していますJVCスタッフのポクとソマッチ。村でハーブの加工研修を担当しています
Demeterの皆さんに教えてもらいながら、自分たちが研修を担当したハーブをマニュアルに沿って検品Demeterの皆さんに教えてもらいながら、自分たちが研修を担当したハーブをマニュアルに沿って検品

ドライハーブ研修は、空き時間につくったものが収入に繋がるということで、JVCの農業研修の中でも人気のある研修です。重さも軽く、作業も難しくないので、年齢に関わらずチャレンジできるのも魅力です。

研修参加者。右はため池の記事にも登場したシン・ミーさん77歳。最近はドライハーブ研修にも熱心に参加中!研修参加者。右はため池の記事にも登場したシン・ミーさん77歳。最近はドライハーブ研修にも熱心に参加中!

雑誌『FRaU』掲載情報&ハーブティどこで買えるの?

さてそんな出荷先のDemeterさん、現在日本で発売中の雑誌『FRaU』の「循環型社会への道しるべ。"サーキュラーエコノミー"を知っていますか?」のセクションで取り組みが紹介されています。JVCカンボジアからも、写真をいくつか提供させていただきました。

目印は表紙の綾瀬はるかさん。写真は公式サイトより目印は表紙の綾瀬はるかさん。写真は公式サイトより
本屋さんにGO~!本屋さんにGO~!

また現在、日本の通販サイトで、Demeterのハーブティ各種をお買い求めいただくことが可能です~!コロナ下で流通がいつもより不安定ですが、今なら在庫がまだあるようです。年末年始のゆったり時間のおともにおひとついかがでしょうか。ピリっとスパイシーなブレンドも多く、冬場の身体もポカポカです。原料の一部がJVCカンボジアの事業地から出荷されています。ぜひご自宅で、カンボジアの風を感じてみてください。

皆様、素敵な年末年始をお過ごしください。2020年もありがとうございました!

カンボジアの新型コロナウィルス情報(2020年12月25日現在)
11月末に久々に市中感染が確認され一気に警戒ムードが漂いましたが、陽性者が訪れたショッピングモールの従業員数千人規模の即日PCR検査や、陽性者の顔写真の公表(この人と接触した人はすぐ検査&隔離をするから名乗り出て!という意図でなんと保健省がやっていた。現在は感染が落ち着いている&人権への配慮から公開を中止しています)などを経て現在は市中感染もおさまっており、人々も通常モードに戻りつつあります。現在の感染者数は363名、死者は出ていません。引き続き、世界的に見ても状況が落ち着いている国のひとつとなっています。