\n"; ?> JVC - 支援者さんが来た!~WE21ジャパン様編~ - カンボジア現地通信

支援者さんが来た!~WE21ジャパン様編~

カンボジア現地調整員 大村 真理子
2018年6月11日 更新

こんにちは。カンボジアから大村です。最近はインタビューに勤しむ日々ですが、今日は外部訪問者受入についてご紹介したいと思います。

1月末に、長年のJVCカンボジア事業の支援者であるWE 21ジャパン旭WE 21ジャパンいそごWE21ジャパンいずみWE21ジャパン相模原の皆さんが事業地・コンポンクダイにいらっしゃいました。

WE 21ジャパンの皆さんは特に食品加工の活動を応援してくださっていること、またWE21の「WE」は「Women's Empowerment(女性の活躍、女性が力をつける)」の略であることなどから、特に村の女性と多くの時間を過ごしたいとのご希望をいただき、食品加工研修にご参加いただいたり、加工食品をつくる女性グループにインタビューをしていただいたりしました。

村でとれるノニを使ったノニ茶の加工にともに取り組んでいるところ村でとれるノニを使ったノニ茶の加工にともに取り組んでいるところ
食品加工研修では、参加者の大半が女性ということもあり、女性同士ならではの(いわゆる女子会?!)和やかで賑やかな時間を過ごしました食品加工研修では、参加者の大半が女性ということもあり、女性同士ならではの(いわゆる女子会?!)和やかで賑やかな時間を過ごしました

有志で食品加工を行う女性グループとの再会は2012年ぶりということもあり、「あれからどうか?」「これからどうして行く予定か?」など、これまでの経緯をふまえた上でお互いに話をされており、素晴らしい交流の歴史であるな、と感じました。

6年ぶりの再会を喜び、話に花が咲く皆さん6年ぶりの再会を喜び、話に花が咲く皆さん

女性グループは、JVCの食品加工研修を受けた後、有志での加工食品生産を続けており、現在は自家消費ならびに近隣住民への販売を行っています。8人のメンバー全員に収益を配分しているほか、現在では「何かする時のために」プール金も蓄えており、WE21の皆さん、その活動に大変感激されていました。メンバーの中には、「販売するための大きな市場があるといい」と考えているメンバーもいることから、このグループ活動は今後、何か動きがあるかもしれません。私もとても楽しみですし、もしも何かしらのサポートが必要な場合には、ともに方法を考えていきたいな、と思っています。

丸3日の行程で、農業研修環境教育の活動も見ていただき、あたたかな励ましをいただきました。同じものを見て、ともに考え、応援してくださる方がいることは、活動を行う私たちはもちろん、村の方の大きな心の支えにもなっています。

「私達支援者もできる限り現地に足を運び、村の方と直に会って話し、長い時間をかけて信頼関係を築くことが重要」という皆さんの言葉に、スタッフ一同大変励まされました。「変化を感じてくれたのが嬉しい。それは、長年一緒に考えてくれていないと、分からないことだから」と御礼を言うスタッフを見ながら私も、このように応援していただける方が身近にいらっしゃることを、心から嬉しく思いました。

最後に皆さんとスタッフで記念撮影。スタッフも本当にいい笑顔!最後に皆さんとスタッフで記念撮影。スタッフも本当にいい笑顔!

JVCでは、訪問者受入を実施しています。現地での業務の都合上、すべての希望者の方を活動地にご案内することができない場合がございます。いくつかの条件を満たしている方から優先的にご案内させていただくなど、事前の確認事項がありますので、ご興味のある方はこちらをご覧ください。⇒カンボジア現地訪問受入れ(個人/団体)

今回ご訪問くださったWE21の皆さんは、リユース・リサイクルショップ「WEショップ」を拠点に資源循環型の社会づくり、世界の人びととの民際協力、世界的な貧困や環境問題を学ぶ場づくりを行っていらっしゃいます。神奈川県を中心に、講座やイベント、またお買い物が支援に繋がるショップなど、魅力的な活動が盛りだくさんです。ぜひ情報をチェックしてみてください。

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