地上戦が始まったとのブレーキング・ニュースが入ってきたのは、昨夜20時ごろ。ニュース画面は歩兵が侵攻していく様子を伝えていて、あまりに不気味な様子に身震いすらします。1月4日夜21時ごろ、子どもの栄養改善事業でJVCが一緒に働いている国際NGOのスタッフ、モナさんと電話がつながりました。お母さんの家で、皆が集まって夜を過ごしているとのこと。11月に、娘さんが結婚したばかりなのですが、彼女とご主人も来ていました。「彼女たち夫婦はネッツァリームから近いところに住んでいるでしょう。だから、避難してきたのよ。今晩はここに泊まらせて、明日は様子を見るわ」
ネッツァリームは、以前ユダヤ人入植地があった地域です。2005年夏に入植地とイスラエル軍は撤退しましたが、その入植地跡に、今朝からイスラエル地上軍が入ってきているのだそうです。
「地上軍は主にガザ北部からガザ市にかけて入ってきていると聞いているわ。以前も、何かがあった時には入植地を境に、物や人の移動ができなくなったことが多くあったわ。ネッツァリームに地上軍が入ってきたことで、またガザが分断されてしまった。だから、南のラファから支援が入ってきたとしても、ガザ市までは入ってくることができないのよ」と、不安げに続けます。
「もう一人の娘は高校生だけれども、彼女の通うアメリカン・スクールは破壊されたわ。ガザ北部のベイト・ラヒアにあったの。想像してみて。この状況が少しでも早く終わって、学校に行けるようになるのを楽しみにしていたのよ。ガザの全ての子どもたちがそうだわ。子どもたちにとって日常の生活に戻ること、それは学校に行けるようになることなのよ。それなのに、戻る学校がないのよ。彼女の同級生の女の子の一人が、ショックで亡くなったそうよ。クリスチャンの子で、両親がクリスマス休暇でガザから一時的に出ていた時に攻撃が始まったの」
報道によれば、攻撃が始まって一週間、500人以上の死者、2,400以上の負傷者が出ています。また、昨晩から地上戦が始まって以降だけで30人以上が亡くなり、その中には民間人も含まれるとも伝えられています。空、海からの攻撃に加えて地上戦が開始された今、ガザでは更に被害が広がること、そして多くの民間人が攻撃に巻き込まれることが懸念されます。JVCが栄養改善事業で支援しているザヘル幼稚園があるゼイトィーン地区にも、地上軍が侵攻してきているとのこと。子どもたちの安全が懸念されます。
参考地図:Gaza and Israel Conflict Map(BBC)
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