子どもの栄養センター「人間の大地」を通して、栄養食の提供と栄養指導の緊急支援を5月1日より開始しました。
子どもの栄養センター「人間の大地」(Ard el Insan)
栄養センターの様子子どもの栄養を専門とするNGO(非政府団体)で、ガザ市とハンユニス市にセンターがあります。特に子どもの栄養失調の治療と予防に取り組んでいます。ガザ地区の社会・経済状況の悪化に伴い、4月に入ってから、センターに乳幼児を連れてくる母親が急増しています。このような状況に関して、JVC現地調整員のコメントとともに5/1の朝日新聞に掲載されました。
センターに通う子どもたち
名前:アリくん(月齢;11ヶ月)
家族:6人【父親(33歳)、母親(30歳)、兄1人、姉2人】
住所:ガザ地区北部、ジャバリヤ難民キャンプ
アリくんとお母さん両親は12年まえに結婚、父親はイスラエルへの出稼ぎで生計を立てていた。2000年9月にインティファーダが始まり、その後父親はイスラエルへの出稼ぎの許可が得られなくなり、以降定職はない。
母親はアリくん以外の3人は母乳で育てたが、アリくんは出生時の体重が少なく母親の母乳もあまり出なかったので医師の勧めで母乳に加えて粉ミルクも与えたが、十分なミルクを買うお金はなかった。
昨年11月、アリくんが6ヶ月のときに、「人間の大地」ガザセンターを初診、体重は5キロ(4ヶ月児の平均体重より少ない)中度の栄養失調と診断された。貧血状態にもあった。
センターに通うようになったが毎週体重は増えなかった。今年に入りイスラエル−ガザ間の物流封鎖で物価が高騰し、家族はアリくんがセンターに通う交通費も負担できない状況なので、3月以降センターが交通費を負担して、週に3回通い始めた。センターでは1日2食の離乳食を提供している。
現在、体重は6.8キロで、あまり増えていない。アリくんは他に大きな病気はないので、センターのスタッフは家庭に食べるものがないことを心配している。
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