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JVCの取り組み

JVCとSDGs

2021年10月 3日 更新

「SDGs」と呼ばれる「持続可能な開発目標」(Social Development Goals、以下SDGs)は、2015年に国連が定めた目標です。「誰一人として取り残さない(leave no one behind)」を合言葉に、2016年から2030年までの間に世界が達成すべき17つの項目を挙げています。

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JVCの活動とSDGs

「人々の身体や未来、環境を傷つけるような発展・開発はあってはならない」。JVCは、発足した1980年当初から、支援現場の人々に寄り添った活動や、彼らの声を世界に届けるための発信・提言を続けてきました。(ビジョン・ミッションについてはこちらのページをご覧ください。)
現在は5の国・地域で国際協力活動を行っています。それぞれの活動と関連深いゴールについては、以下一覧をご覧ください。

ラオス事業

開発が進み、土地収奪や自然破壊の問題が起こっているラオスにおいて、森や自然に頼って生活している農村部の人々の暮らしを守るため、土地の利用状況を示して自分たちの権利を主張することができるようにするためのデータ収集やとりまとめの活動、また、暮らしを助けるための農業研修等を行っています。

  • 目標1: 貧困をなくそう
  • 目標2: 飢餓をゼロに
  • 目標15: 陸の豊かさも守ろう

南アフリカ事業

HIV/エイズの陽性者数世界最多といわれる南アフリカ。親をエイズで亡くした孤児や、予防のための知識を持たず感染のリスクにさらされる若者、そういった脆弱な立場にある若い世代に対して、予防啓発活動や生活そのものを支えるための活動など、包括的なサポートを行っています。

  • 目標1: 貧困をなくそう
  • 目標2: 飢餓をゼロに
  • 目標3:すべての人に健康と福祉を
  • 目標4: 質の高い教育をみんなに
  • 目標5: ジェンダー平等を実現しよう

パレスチナ事業

多くのパレスチナの人々が、イスラエルの占領政策により、様々な基本的人権を制限されている生活を余儀なくされています。特にガザ地区は周りをすべて封鎖されて人・物資の移動もままならない危機的な状況にあります。
私たちは、東エルサレムでは希望を持ちづらい環境で自暴自棄になりがちな若者たちの健全な育成支援を、ガザ地区では食料不足で栄養失調に苦しむ子どもたちのための栄養状況改善支援を行っています。

  • 目標3:すべての人に健康と福祉を
  • 目標4: 質の高い教育をみんなに
  • 目標5: ジェンダー平等を実現しよう
  • 目標10: 人や国の不平等をなくそう
  • 目標16: 平和と公正をすべての人に

スーダン/南スーダン事業

紛争の影響で多くの人々が難民・避難民となり、暮らしの基盤が失われた状態で厳しい暮らしを送っています。JVCは、学校建設や子どもたちの修学・復学の支援、暮らしに欠かせない安全な水を得るための井戸掘削支援等を行っています。

  • 目標4: 質の高い教育をみんなに
  • 目標6:安全な水とトイレをみんなに

コリア事業

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)という国交のない人々との草の根の平和交流として、子どもたちによる絵とメッセージを交換し合う「絵画交流」と、日本の大学生が平壌を訪問して現地の大学生と交流する「日朝大学生交流」を実施しています。

  • 目標16: 平和と公正をすべての人に

政策提言

各国での支援活動で触れた現地の声を広く社会に伝えることもJVCの役割のひとつです。活動地そのものだけではなく、食の安全や安全保障といった幅広い分野でも発信をし、アクションを呼びかけることで草の根から問題が起こる世の中の構造を変えていくことを目指しています。

  • 目標12: つくる責任つかう責任
  • 目標13: 気候変動に具体的な対策を
  • 目標14:海の豊かさを守ろう
  • 目標15: 陸の豊かさも守ろう
  • 目標16: 平和と公正をすべての人に

JVC全体

JVCはSDGsが目指す社会のあり方とも重なる「すべての人々が自然と調和し、安心して共に行きられる社会」の実現のために、他の国際協力組織や市民団体・メディア・行政・企業など多様なアクターと連携し、活動に取り組んでいきます。

  • 目標17: パートナーシップで目標を達成しよう


「誰一人として取り残さない」世界。これを実現するには、多くの個人や団体、企業との協働が必要不可欠です。JVCでは、各事業についてのお問い合わせや、講演のご依頼を受け付けております。詳しいお話をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。