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現地ブログ from 南アフリカ

南アフリカ通信

南アフリカ事業担当渡辺が、現地での活動の様子をお伝えします。

だれのための知識なの?

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2012年5月29日 更新

JVC南アフリカの事業は、HIV/エイズと闘う人びと、そしてその人びを支えるコミュニティを支援し、HIV/エイズの拡大を防ぐと同時に、HIVの影響を受ける人びとが自らの手で生き抜くことのできる地域つくりを目指しています。

訪問介護にむかうボランティアたち訪問介護にむかうボランティアたち

この事業のパートナーとなるのが、LMCC(ライト・オブ・マーシー コミュニティ・ケア)というリンポポ州ベンベ郡で活動するNGO。80名以上のボランティアを抱え、HIV陽性者の訪問介護などをおこなっています。今年の後半から、LMCCのボランティアを対象に、彼らがより質の高いケアを提供できるよう、研修を実施していく予定です。

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仮事務所がオープンしました

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2012年5月22日 更新

JVC南アの事業地は、ジョハネスバーグから車で6~7時間離れた、リンポポ州ベンベ郡にあります。ジョハネスバーグにあるJVCの本事務所から通うには、難しい距離。5月からは、ベンベ郡に事務所を構える予定で、物件を探していました。

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ドゥドゥの襲名儀式

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2012年5月22日 更新

たびたびこのブログにも登場する、JVC南ア現地スタッフのドゥドゥ・ンガビンデ。40歳も過ぎた彼女の襲名の儀式第1弾が先日執り行われました。

え?今ごろ?という感じですが、ドゥドゥの名字「ンガビンデ」はお父さんの名字。本来この名字を名乗るには、お母さんの家族から送り出され、その家族の名字を外れ、お父さんの家族に迎えられるという一連の儀式を行わなくてはいけないそう。生い立ちが複雑な彼女は、今までまだこの儀式を行っていなかったので、今年やることになったそうです。

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着任して1ヶ月

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2012年5月22日 更新
JVC南ア事務所の常駐スタッフが、2名になりましたJVC南ア事務所の常駐スタッフが、2名になりました

みなさん、はじめまして。2012年4月から、JVC南アフリカ事務所赴任になりました、冨田沓子(とうこ)です。こちらに到着して、早1ヶ月が過ぎました。4月はイースター(復活祭)休暇と、フリーダム・デー~メイデイ連休の2つの長いお休みがあり、こちらはのんびりモード。最近ようやく、休みが明けて、エンジンがかかってきたところです。

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ろうそく祭りパレード参加、シェア・タイとの活動報告会inケマラート

南アフリカ事業担当・現地代表兼任 渡辺 直子
2010年9月19日 更新

2日目 7月26日(月)

朝、一足遅れて参加のJVCパレスチナ担当・藤屋と合流し、シェア・タイの活動地であるケマラート市へ移動しました。今日はここで開催されるろうそく祭りのパレードにシェア・タイの皆さんと参加します。ろうそく祭りとは毎年7月末にウボンで行われる仏教行事で、この日は祝日となっています。本場はウボン市のお祭りのようですがケマラートでも小規模に行われるということでこちらに参加させていただくことになりました。

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バンコク⇒ウボンでオリエンテーション

南アフリカ事業担当・現地代表兼任 渡辺 直子
2010年9月13日 更新

初日 7月25日(日)

西山さんと私は前日にバンコク入りし、空港で一行を出迎えました。到着予定の8:30amから待機すること約1時間、9:30頃にセーターやコートを着込み、ブーツを履いた南ア一行が無事ゲートから出てきました・・・。7月は南アの真冬の時期にあたります。参加者が住んでいるリンポポ州は南アフリカの北部にあり南アの中では暖かいほうなのですが、それでもこれから二週間、真冬⇒アジアの蒸し暑い気候の変化で体調を崩さないか心配されます。ひとまず空港から出てきた参加者たちが長時間のフライトにも関わらず元気な様子で一安心しました。普段南アで会っているメンバーにタイで会うのは変な感じですが嬉しさが増したりもします。お互い旅の始まりに興奮しながらハグをして挨拶を済ませました。

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南アフリカHIV/エイズ陽性者支援事業 タイ・スタディーツアー!!

南アフリカ事業担当・現地代表兼任 渡辺 直子
2010年9月13日 更新

2005年度から南アフリカのリンポポ州で活動をしているHIV/エイズ陽性者支援事業。今回7月25日(日)〜8月5日(金)の予定でこの活動の参加者7名を連れてタイへスタディツアーに行ってきました。タイは世界的にも有名なHIV/エイズ政策の先進国で、2000年代に入ってから感染率が下がってきています。また、JVCのかつての活動地を始めとし、有機農業を通じた活動など市民運動も盛んなところで、今回のツアーはこうしたタイの事例に学ぼうということで計画されました。参加者は南アフリカからは、JVCの現地パートナー団体であるポロションとLMCCからそれぞれダイレクター、在宅介護ボランティア、陽性者サポートグループメンバー各1〜2名ずつ計7名とJVC現地スタッフのドゥドゥを合わせた8名(男性1名のみ)が参加しました。日本からは、JVCパレスチナ事業担当の藤屋(保健師であるため今後の事業に対してアドバイスがほしいということで筆者より要請)、渡辺の2名です。現地では、JVCと共同で本プロジェクトを実施しているNGO・シェアでタイ担当をされている西山さん、シェア・タイの広本さんや現地スタッフの方々、元JVCタイスタッフの森本さん、JVCとかつて活動をしていた「地場の市場」委員会の方々らが受け入れてくださいました。このツアー、私も含め、参加者全員にとって大きな学びをもたらしてくれました。笑いあり、涙あり(?)の珍道中でもあったツアーの様子をこれから数回に分けてお伝えしていければと思います。

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南アの人気ロックバンド「The Parlotones」

南アフリカ事業担当・現地代表兼任 渡辺 直子
2010年7月23日 更新

現在南アフリカの若者たちの間で流行っているロックバンドのひとつに、白人の若い男の子の4人組のバンド「The Parlotones」があります。普段ゴスペルばかりを聴いているドゥドゥでさえオススメしてくるので、私も早速CDを購入して聴いてみました。90年代初頭に流行った「Oasis」や「Blur」などオルタナ系音楽を彷彿とさせ、ノリがよく聴きやすい音楽でした。そんなThe Parlotonesと彼らの音楽、白人だけではなく黒人の若者たちの間で非常に人気があるのです。南アではこれはめずらしことです。1998年に結成され、2007年にデビューしたばかりの彼らですが(結成は1998年)、その人気は絶大で、ワールドカップの前夜祭でも数多くの国際的に有名な歌手たちにまじってステージでパフォーマンスを披露していました。

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おばあちゃんの誕生日会

南アフリカ事業担当・現地代表兼任 渡辺 直子
2010年7月23日 更新

6月16日。この日は反アパルトヘイト運動の象徴とも言われる1976年の「ソウェト蜂起」が起きた日です。現在はこれを記念して「ユース・デー(若者の日)」として南アフリカの祝日になっています。「ソウェト蜂起」についてはJVCの広報担当・広瀬が書いてくれたブログをご覧ください。

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ハウテン州ソウェト地区での菜園研修

南アフリカ事業担当・現地代表兼任 渡辺 直子
2010年7月 7日 更新

6月21〜25日にハウテン州ソウェト地区での活動を実施しました。都市化率が60%、難民・移民も多く、その歴史的な背景からも非常に複雑な社会構造をもつ南アフリカにおいては、JVCのアジアの地域開発事業のように農村だけに関わるだけではこの国のもつ課題をとらえきれないのでは・・・ということで2009年度より都市部における本活動を開始しました。南アは出稼ぎ社会であるにもかかわらず、国内の非就業率は60%で、仕事を持たない人が多くいます。そのような中、都市における生活のほうが農村より厳しいということも活動を始めた背景にありました。ソウェトはジョハネスバーグ市南西部にある旧黒人居住地区で、「ソウェト蜂起」などかつての反アパルトヘイト運動の中心地としても有名なところです。

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