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ラオスでの活動

ラオス南部洪水被害への支援のための寄付にご協力ください

2020年6月12日 更新

ご協力ありがとうございました。
2020年6月12日をもって、緊急支援の受付を一旦停止いたしました。
いたただいたご支援で行った活動について、近日中にご報告をいたします。
洪水被害から立ち直るために寄せていただきましたあたたかなご支援に、心より御礼申し上げます。

8月末の台風上陸とそれに前後する集中豪雨の影響で、9月上旬にラオス南部で大規模な洪水が発生し、JVCの活動地であるサワンナケート県ピン郡の活動村でも多数の住居や水田などが大きな浸水被害を受けました。

これを受けて、JVCは9月上旬にJVCの活動地の村人へ食糧配布を中心とした第一次支援を実施しました村人の多くが「これまで経験したことがない」と言う洪水を乗り越えるため、今後は村人の中長期的な生活再建に向けての第二次支援を開始します。皆様からのご支援をお願いいたします。

大規模な洪水被害

今回の洪水で倒壊した家屋(パシア村)今回の洪水で倒壊した家屋(JVCの活動地のひとつでもあるパシア村)
被害のあった多くの家屋では、室内の家財も泥をかぶってしまった。こうしたものの片付け自体がまず重労働だろう。(パシア村)被害のあった多くの家屋では、室内の家財も泥をかぶってしまった。こうしたものの片付け自体がまず重労働だろう。(パシア村)
洪水の起点となったセーバンヒエン川に架かっていたある橋は、橋脚を残して流失してしまった今回の洪水の起点となったセーバンヒエン川に架かっていたある橋は、橋脚を残して流失してしまった

食糧支援を中心とした第一次支援を実施

これに対してJVCは、9月7日から9月12日にかけて現地調査を行うとともに、緊急に米、塩、水などの食糧物資を村人に提供する第一次支援を行いました。

第一次支援の詳細については、下記のレポートをご覧ください。
ラオス洪水被害・第一次緊急支援報告(PDF)
ラオス洪水被害・第一次緊急支援写真レポート(PDF)

村人と一緒に支援物資をボートに積み込み、川を渡ってパシア村へ行く。村人と一緒に支援物資をボートに積み込み、川を渡ってパシア村へ行く。
村長への事前の聞き取りをもとに、各世帯に確実に支援物資が行き渡るようにチェックしながら配布していく。左端がJVCスタッフ。(パシア村)村長への事前の聞き取りをもとに、各世帯に確実に支援物資が行き渡るようにチェックしながら配布していく。左端がJVCスタッフ。(パシア村)

中長期的な生活再建が必要

現金収入が限られ、周辺の自然環境にたよりながら自給自足の生活を送る村人にとって、特に水田冠水の被害は深刻で、多くの村人は来年の収穫期までの1年間の食糧を失い、来季の稲作のための種もみをも失ってしまいました。収穫期を前にして、米が底をつきかける時期であることもあいまって、現在村人は苦しい生活を余儀なくされています。

ニャン村の水田は、洪水前は写真左(8月22日撮影)のように青々としていたのに、洪水後(9月11日撮影)は広範囲で稲が倒され、泥をかぶってしまった。ニャン村の水田は、洪水前は写真左(8月22日撮影)のように青々としていたのに、洪水後(9月11日撮影)は広範囲で稲が倒され、泥をかぶってしまった。
米蔵に保管されていた種もみにはカビが生え始めていた。こうなったらもう食べることも植えることもできない。米蔵に保管されていた種もみにはカビが生え始めていた。こうなったらもう食べることも植えることもできない。

また、一部家屋や米以外の野菜なども増水により流されてしまい、飲み水にも使う井戸は土砂の流入などによって修理が必要な状況にあります。村人の今の暮らしを支えつつ、生活再建のための中長期的な支援が不可欠です。

活動地の村人の多くが「これまで経験したことがない」と言う洪水を乗り越えるため、皆様のご支援が必要です。どうか募金にご協力ください。

支援活動の内容と募金について

洪水被害発生から間もない現在、現地の状況と村人のニーズを継続的に確認しつつ、今後の活動について検討を重ねている最中であるため、現時点で想定される活動としてその内容を以下に示す。

①対象者

サワンナケート県ピン郡のJVC活動村(ニャン村、パシア村、ゲンサイ村、フアイシン村、アラン村)における家屋および水田被災世帯(約230世帯およそ1,350人)

JVCの活動地であるピン郡において、セーバンヒエン川とセーラノン川を中心に広範に渡って洪水が発生した。JVCの活動村5つ(地図右下に位置)はいずれも被害を受けた。JVCの活動地であるピン郡において、セーバンヒエン川とセーラノン川を中心に広範に渡って洪水が発生した。JVCの活動村5つ(地図右下に位置)はいずれも被害を受けた。

②活動目標

被災した村人が必要最低限度の衣食住を確保する

③活動内容

  1. 洪水によって最も大きな被害を受け、必要最低限度の衣食住を欠いている世帯に対する応急的な食糧(米、塩など)、家屋資材、衣類の支援
  2. 井戸の修繕
  3. 乾季に短期間での栽培が可能な、農作物(自家消費、換金用)の種子の支援
  4. 種もみの支援

④活動期間

2019年9月から2020年5月までの9ヶ月間(雨季の始まる5月前後に種籾を支援すること想定)

⑤募金目標金額

100万円(内、約40万円を緊急支援の支出に充当する)

ラオスの人々への支援をお願いします!

クレジットカード

下記ページよりお手続きいただけます。(VISA/MASTERのみ)

募金先で「ラオス洪水被害支援」をチェックをしてください。

クレジットカードで募金する

郵便局振り込み

口座番号: 00190-9-27495
加入者名: JVC東京事務所
通信欄に「ラオス洪水被害支援」とご明記ください

※万一資金が余った場合は、JVCが実施するラオスでの活動費に充てられます。

お問い合わせ

日本国際ボランティアセンター(JVC)
ラオス事業担当 木村
TEL:03-3834-2388 E-mail:kimura@ngo-jvc.net