現地ブログ from ラオス
ラオスマンスリーレポート
ラオスでの活動報告を毎月お伝えします。
5月から始まった雨季がそろそろ終わるかという10月始め、カムアン県では三日三晩と続く大雨、強風に見舞われました。普段は車で行ける村への道も、水が引かずに洪水状態で、舟を出すはめになりました。田の稲は黄金色になって実をつけ始めていましたが、風雨であちこちで穂が倒れ、水も被ってしまいました。これから稲刈り本番というタイミングで降った雨は、村の人達にとって大きな打撃となり、特に米の収穫が激減する結果になりました。
ラオスのカムアン県では、現在、凄まじい勢いでいくつもの開発事業が進められています。とともに、そのすぐ近くで暮らす村の人達の生活にも大きな変化が現れています。そのひとつであるL村では、村の共有林であった場所にセメント工場が2年ほど前から建設され、今年から試験的な稼動が始まりました。この工場稼動と同時に、村で利用する川や人々の健康に被害が出始めています。
JVCはラオスにて森林保全の活動を行っています。村人の森を守る「土地・森林委譲」支援は、1996年から数えて合計で35村にて実施されています。
薬草を森から採って帰ってきた女性
稲刈り後の田。灌漑がある村では12月に田植えとなる。