こんにちは。カンボジアから大村です。少し前の話になるのですが(と思ったらもう12月なので半年以上前の話だった!)、5月に、長年のJVCカンボジア事業の支援者である一食平和基金の皆さんが事業地・コンポンクダイにいらっしゃいました。「一食を捧げる運動」をとおして活動を応援してくださっている全国各地の方の中から13人の方(今回は北は新潟から南は福岡、10代から70代まで!)が、1泊2日で事業地を訪れてくださいました。
自己紹介や村の市場見学などを終え、1日目午後は試験農場見学&作業ボランティア。ちょうど①農地拡大のための土づくり、②たい肥づくり、③農家の家庭菜園を再現したキッチンガーデンづくりのため人手が欲しかった時期・・・好きな作業を選んで手伝っていただいたのですが、皆さん真剣に作業に取り組んでくださり、本当に助かりました。
とは言え30度を越える炎天下での作業なので、無理は禁物です。途中途中、マンゴーの実をとって休憩したり、屋根のある小屋で、乾燥させたターメリックを粉にする作業をしたり。和気藹々と、ともに汗を流しました。
2日目は活動見学。調理実習/料理コンテストの活動の様子をご覧いただき、つくった料理を村の方と一緒に楽しみました。
午後は小学校で行っている環境教育の活動見学。ちょうど1校だけ、17年度中に植林を終えられなかった小学校があったので、その小学校での植林の活動をご見学いただきました。
そして小学校では、なんと参加者の皆さんから「日本の文化を紹介したい」との嬉しいお申し出をいただき、「ソーラン節」と「幸せなら手をたたこう」のパフォーマンスが!
あっという間の1泊2日でしたが、皆さんに、ご寄付をどのように使わせていただいているかを直にご覧いただくことができたばかりか、文化交流や、農場での共同作業まで!本当に貴重な2日間でした。活動を支えてくださる皆様には、感謝の気持ちしかありません。一食平和基金の皆様、いつも本当にありがとうございます!
JVCでは、訪問者受入を実施しています。現地での業務の都合上、すべての希望者の方を活動地にご案内することができない場合がございます。いくつかの条件を満たしている方から優先的にご案内させていただくなど、事前の確認事項がありますので、ご興味のある方はこちらをご覧ください。⇒カンボジア現地訪問受入れ(個人/団体)
JVCカンボジア事業へのご寄付はこちらから。募金先を「カンボジア」にご指定ください。