\n"; ?> JVC - 支援者さんが来た!~一食平和基金様編~ - カンボジア現地通信

支援者さんが来た!~一食平和基金様編~

カンボジア現地代表 大村 真理子
2018年12月11日 更新

こんにちは。カンボジアから大村です。少し前の話になるのですが(と思ったらもう12月なので半年以上前の話だった!)、5月に、長年のJVCカンボジア事業の支援者である一食平和基金の皆さんが事業地・コンポンクダイにいらっしゃいました。「一食を捧げる運動」をとおして活動を応援してくださっている全国各地の方の中から13人の方(今回は北は新潟から南は福岡、10代から70代まで!)が、1泊2日で事業地を訪れてくださいました。

自己紹介や村の市場見学などを終え、1日目午後は試験農場見学&作業ボランティア。ちょうど①農地拡大のための土づくり、②たい肥づくり、③農家の家庭菜園を再現したキッチンガーデンづくりのため人手が欲しかった時期・・・好きな作業を選んで手伝っていただいたのですが、皆さん真剣に作業に取り組んでくださり、本当に助かりました。

①土耕しチーム!右はスタッフのピー①土耕しチーム!右はスタッフのピー
②たい肥づくりチーム。乾燥させた牛糞や落ち葉などを混ぜ合わせています②たい肥づくりチーム。乾燥させた牛糞や落ち葉などを混ぜ合わせています
③キッチンガーデンチームは、つる植物を這わす添え木(兼)牛よけの柵を制作中③キッチンガーデンチームは、つる植物を這わす添え木(兼)牛よけの柵を制作中

とは言え30度を越える炎天下での作業なので、無理は禁物です。途中途中、マンゴーの実をとって休憩したり、屋根のある小屋で、乾燥させたターメリックを粉にする作業をしたり。和気藹々と、ともに汗を流しました。

マンゴー収穫中。4月、5月はマンゴーが本当においしい時期!マンゴー収穫中。4月、5月はマンゴーが本当においしい時期!
農場でとれたターメリックを粉にして、料理や薬に使います農場でとれたターメリックを粉にして、料理や薬に使います

2日目は活動見学。調理実習/料理コンテストの活動の様子をご覧いただき、つくった料理を村の方と一緒に楽しみました。

研修中、野菜の栄養価の説明をするスタッフのポク研修中、野菜の栄養価の説明をするスタッフのポク
言葉は通じなくとも、調理を通じて楽しそうなコミュニケーションが!言葉は通じなくとも、調理を通じて楽しそうなコミュニケーションが!
研修でつくった料理をともに囲みます研修でつくった料理をともに囲みます

午後は小学校で行っている環境教育の活動見学。ちょうど1校だけ、17年度中に植林を終えられなかった小学校があったので、その小学校での植林の活動をご見学いただきました。

聞く・見る・実践するの3ステップで実施中の環境教育。植林はその最後の実践ステップです。聞く・見る・実践するの3ステップで実施中の環境教育。植林はその最後の実践ステップです。

そして小学校では、なんと参加者の皆さんから「日本の文化を紹介したい」との嬉しいお申し出をいただき、「ソーラン節」と「幸せなら手をたたこう」のパフォーマンスが!

生徒たち、興味津々生徒たち、興味津々
お返しに、とカンボジアのダンスを披露してくれた女の子たちお返しに、とカンボジアのダンスを披露してくれた女の子たち

あっという間の1泊2日でしたが、皆さんに、ご寄付をどのように使わせていただいているかを直にご覧いただくことができたばかりか、文化交流や、農場での共同作業まで!本当に貴重な2日間でした。活動を支えてくださる皆様には、感謝の気持ちしかありません。一食平和基金の皆様、いつも本当にありがとうございます!

1日目、農場作業終了後に全員で記念撮影1日目、農場作業終了後に全員で記念撮影

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