2015年7月から始まったTiQNoKoプロジェクト(経緯はこちらから)ですが、実は12月にレ・ロマネスクとともに、JVCの活動地でもあるカンボジア・シェムリアップから車で約2時間の場所にあるコンポンクダイにて、プロモーションビデオの撮影を行いました。
「現地の人に直接意味が伝わるように、クメール語で歌いたい!」というレ・ロマネスクの強い意向のもとオールクメール語で制作された楽曲『TiQNoKo』をひっさげて渡航したTiQNoKoチーム。チームリーダーの広報担当の大村がレポートします!
カンボジアでのロケは丸2日間。乾季のため晴天にめぐまれ、抜群のコンディションで撮影が行われました。ロケに協力してくれたのは、JVCが環境教育を行っている小学校、事務所の近くの寺院とその近所の住民、農業を通じた生計改善に一緒に取り組む農家など、なんと総勢150名のカンボジア人! 稲の収穫などで忙しい時期なので、無理のない範囲で...と協力をお願いしていたのですが、みなプロジェクトを非常に面白がってくれ、ふたを開ければ想像以上の人出となりました。「誰も来てくれなかったらどうしよう...」と思っていたので、心底ほっとしたのはここだけの話です(笑)
農家のみなさんとは、稲刈りの終わった田んぼで撮影を行い、小学校では生徒全員と一緒に歌って踊って大盛り上がり! 寺院には想像を超える100名以上のご近所さんが集まり、ありがたいことに専用のスピーカーやマイクまで用意されている状態でした。楽曲をクメール語で制作した甲斐があり、みなで一緒に歌い、踊り、歌詞の意味を考え、短い時間でしたが熱い交流を繰り広げることができました。
暑さでカメラが回らない、小学校の生徒が盛り上がりすぎてカメラにおさまりきらない(嬉しい悲鳴)、などさまざまなハプニングもありましたが、なんとか撮影を終えて帰国することができました。JVCの普段の活動とはまた違った、歌と踊りを通じた交流。その和やかで楽しい雰囲気に、新たな可能性を感じる2日間となりました。
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