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2015年3月10日 【 ガザ・栄養改善支援

ガザの現実(3)- バンクシーが、ガザにグラフィティアートを描いた

パレスチナ現地代表 今野 泰三
2015年3月14日 更新
バンクシーのグラフィティアートとガザの子どもたち。写真左は、JVC事業の視察に来ていただいた東京大学院医学系研究科の神馬征峰教授、右はJVC今野。(2015年3月6日、JVC金子撮影)バンクシーのグラフィティアートとガザの子どもたち。写真左は、JVC事業の視察に来ていただいた東京大学院医学系研究科の神馬征峰教授、右はJVC今野。(2015年3月6日、JVC金子撮影)

ガザ地区でバンクシーのグラフィティアート(壁の落書き)を見つけました。

バンクシーは、世界的に有名なグラフィティアートのライターで、ベツレヘムの分離壁に描いたグラフィティアートによって、パレスチナでも有名になりました。

この猫のグラフィティアートは、破壊された家で唯一残ったトイレの壁に描かれています。

このグラフィティアートのすぐ近くでは、イスラエル軍の攻撃によって破壊された自宅の柱にブランコを作って、子どもたちが遊んでいました。

ガザの子どもたちは、破壊された自宅の柱に作ったブランコで遊んだり、ガレキを集めて家族の生計を助けたりしていました。(2015年3月6日、今野撮影)ガザの子どもたちは、破壊された自宅の柱に作ったブランコで遊んだり、ガレキを集めて家族の生計を助けたりしていました。(2015年3月6日、今野撮影)

子どもたちは、学校から帰ると、自宅のガレキを集めては売りに行き、家族の生計を立てているそうです。写真に写っている子どもたちの父親も失業しており、家族8人が、自宅で唯一破壊されずに残った狭い部屋で、わずかな水と食料の支援に頼って生活していました。

私たちが訪問した際、このグラフィティアートを撮影するため、カナダのテレビ局の撮影チームもちょうど来ていました。バンクシーのグラフィティアートが少しでもガザの人々の苦難を世界に知ってもらうきっかけになれば、と願っています。

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