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ガザ地区ラファ写真日記

パレスチナ現地調整員 津高 政志
2010年2月 3日 更新

今日は僕にとって初めてとなるラファの幼稚園視察。JVCのパートナーNGOであるANERA(アメリカ近東難民支援協会)の担当者と一緒に、ガザ市から車で出発です。

地図出典:OCHA(国連人道問題調整事務所)地図出典:OCHA(国連人道問題調整事務所)

ラファは細長いガザ地区の南端、エジプトに接している場所です。ガザ地区とイスラエルの間で人や物が行き来することを制限する「封鎖」がイスラエルによって開始されてからというもの、ここラファにあるエジプトとの境界線の地下にいくつものトンネルが掘られ、人々はそこから物品を密輸入することで何とか生活をしのいできました。今となってはこのトンネルがないとガザの人たちの生活は成り立たないほど、規模が大きくなっています。ガザにある店の中には、トンネルをくぐる際に使用された袋のまま置いてある物資もありました。

いかにもこの袋の端を持って運んできたという感じです。いかにもこの袋の端を持って運んできたという感じです。

さて、そんなラファの境界線近くにある幼稚園には、約150人の園児たちが通い、園内は子どもたちの明るい声であふれていました。JVCは今年度(2009年9月)からこの幼稚園に栄養強化ミルクとビスケットを提供する活動をANERAと協力して実施しています。

元気な子どもたち元気な子どもたち

職員室の中には、これまで届けたミルクやビスケットのパッケージや箱で作った飾り物がたくさん置いてありました。

この創造力には驚きですこの創造力には驚きです

幼稚園を出ると、ハマスの旗で緑一色になっている交差点があったり、銃弾の跡で蜂の巣のようになっている建物があったり、こういった状況で育つ子どもはどんな大人になるのだろう、と考えてしまいました。

ハマスの旗があふれる交差点ハマスの旗があふれる交差点
銃弾の跡も残る家の壁を男性が塗っていた銃弾の跡も残る家の壁を男性が塗っていた

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