ガザではスーパーから商品が消えつつあります。かつて棚に並んでいたヨーロッパ産のチョコレートや、コカコーラは消えていました。もっとも早く店頭から消えたのはタバコです。また、トイレットペーパーやティッシュペーパーも種類が減っています。シリアルの種類もかつてはありとあらゆる種類があったのが今では「コーンフレーク」しかなくなっています。訪れたスーパーの店主の話では、600品目が入ってこなくなったとのこと。また、輸入製品は、イスラエルからの通過許可を待つために、港での倉庫代や輸送費が嵩み、価格も値上がりしているとのこと。
■ガザ産のチョコレート。評判はいまいち?長い間閉鎖されていたガザはイスラエル製品やイスラエルを経由する欧米や中国製の商品が主流でした。国際市場から取り残されたガザは、独自に商品を生産するにも原材料のほとんどを輸入に頼らなければならず、品質も価格もまた流通制度も、競争力がついてこなかったと言われています。また、一般的にパレスチナ人は国産の商品より輸入品の方を好むと言われてきました。しかし、今年の6月ガザはさらに孤立しました。いわゆる人道支援物資と言われる食料や医薬品のほか、生活必需品以外は入ってこなくなりました。
■メード・イン・パレスチナ キャンペーン入ってこなくなった輸入品に代わって、今ガザのスーパーの棚を埋めているのはパレスチナ産の商品。ガザ産のチョコレート、ガザ産のコーラ、ガザ産のお菓子、ヘブロン産の乳製品、ラマッラー産の缶詰類。そして、店頭には「私は国産を選びます。メード・イン・パレスチナ」のサインがいたるところにあります。店主にパレスチナ産の売れ行きはどうか尋ねたところ、「まずまずだよ。他にないからね。」という答えが帰ってきました。
イスラエルによる制裁によって、ガザの生産品は絶好の機会を得たのです。原材料の供給の問題などを抱える問題は大きいけれど、これを機会に品質改良などの努力を通して、パレスチナ人の期待に応えられる商品つくりに励んで欲しいものです。
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