1月25日はパレスチナ評議会選挙でした。1996年以来10年ぶりの評議会選挙で、パレスチナではここ1ヶ月、どこへ行っても選挙の話で持ちきりでした。
西岸地区の都市ラマッラの中心街。街中に選挙ポスターが貼られ、選挙一色のムード。評議会は132議席で、その内の66席が比例代表制で、得票数に応じて政党に議席が割り当てられます。11の政党が登録、各政党は7人以上66人以内の候補者名簿を選挙管理委員会に提出しています。上位に女性候補者を入れなければならない規定もあります。
ベツレヘム・ベイトジブリン難民キャンプの投票会場の近くにもたくさんの選挙ポスターが貼られていた。
ベツレヘム市の選挙会場の一つもう半分の66議席は、人口に応じて各地区に割り当てられています。少数派のキリスト教徒には6議席が確保されています。例えばベツレヘム地区の場合、4議席が地区割り当て分で、2議席がキリスト教徒と決まっています。4議席に対して38人が立候補していました。各地区の候補者は政党から公認と無所属からなります。
投票は、18歳以上で選挙登録をした人が可能で約140万人が登録しています。政党を一つ、各地区の候補者は、その地区の議席分(例えばベツレヘム地区なら4人)まで選ぶことができます。
投票を済ませた人は、数日間は消えないインクを指に塗り選挙者名簿に捺印、複数回の投票を防止。前回の選挙では多くの政党は選挙への参加を拒否しましたが、今回の選挙ではこれまでの最大勢力のファタハに対し、イスラム抵抗運動としてのハマス、またその他の市民運動としての政党も参加しています。ハマスの台頭が注目されていますが、同時にファタハもハマスも過半数の議席を確保できないとの予想なので、市民派の新しい動きがキャスティング・ボートとなることの見方もあります。

買い物の途中に、選挙キャンペーン中の候補者に遭遇。市民派の新政党、Independent Palestine Party代表のムスタファ・バルグーティ氏。
25日は、木枯らしの吹く寒い一日で、時々小雨もぱらつきましたが、選挙で活気に満ちていました。
ベイトジブリン難民キャンプの投票所も多くの人々が集まった。
投票会場の様子(撮影は選挙管理委員会に登録している人に依頼)18歳の女性は、「選挙は私たちの権利です」と嬉しそうに語り、初めての投票をしてきました。
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