ベツレヘムのクリスマスと刺繍グループのパーティー
ベツレヘムの入り口の「壁」12月24日のクリスマス・イブ、キリストの聖誕地とされるベツレヘムは雨で冷え込みました。
現在、ベツレヘムとエルサレムの間には巨大な「壁」と検問所がイスラエル軍によって設置されています。これは物理的にも心理的にもベツレヘムの人々を困難な状況に追い込んでいます。
聖誕教会前の広場の様子クリスマスのベツレヘム、メインストリートや聖誕教会周辺は様々な色や形のライトで飾られ、一時的ではあるにしても活気を取り戻していました。第2次インティファーダが始まった2000年以降では最も多くの観光客が訪れたようで、3万人との推定でした。
ライトアップされた聖誕教会の鐘楼聖誕教会の中にある聖カタリナ聖堂では、恒例のクリスマス・イブの深夜ミサが行われました。
エルサレム大司教はミサの説教で、壁はパレスチナ人を刑務所に押し込んでいるということと共に暴力の連鎖を断ち切ることを訴えました。
パレスチナ自治政府のアッバス議長もミサに参列しました。ベツレヘムのベイトジブリン難民キャンプの人々はムスリムです。クリスマスは祝いませんが、12月25日はキャンプにあるハンダラ文化センターの刺繍グループでは、今年最後のまとまった仕事を女性たちに出せる機会だったので、ミーティングに合わせてちょっとしたパーティーを開くことになりました。女性たちの励みになることを願ってのパーティーです。
センターで女性たちに刺繍の仕事を渡している責任者のマナールさん(左)刺繍グループの製品は、ハンダラ文化センター内でのわずかな売り上げと共に、日本、イタリア、イギリス、エルサレム等で売っています。刺繍をしている女性たちは自分たちの製品を買い求めた人々との接点がほとんどないので、責任者のマナールさんや私が製品を買ってくださった人々の声を伝えるようにしてきました。今回は、実際に製品を売っている様子の写真を女性たちに見てもらうことにしました。
パーティーのときに印刷した写真を回しました。女性たちは熱心に見入っていました。12月中旬のエルサレムでのクリスマス・バザール、日本でのイベントでの販売の様子等15枚の写真に合わせて、売れ筋の製品や売り上げ、お金の流れも説明しました。
12月17日の東京でのJVCメサイアコンサートの販売も女性たちと共有しました。エルサレムのバザールで「刺繍の質が高い」とお褒めの言葉をもらったと伝えたところ、マナールさんは「日本からの注文で鍛えてもらったからよ」と笑いながら言っていました。
女性たちのおしゃべりと笑い声であふれた楽しい時間になりました。
チョコレートケーキを準備したところ、大人気でした。楽しくかつ誇りと責任を持って仕事を続けていきたいという思いを共有できたことを願っています。
帰り際に女性たちは口々に「毎年あなたが平和に過ごせますように」(誕生日、新年、お祭りのときのあいさつ)と声をかけてくれました。
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