JVCでは国際NGOや現地NGO等と協力し、ガザ地区の幼稚園の子どもたちを対象に毎日250mlの牛乳と鉄分・ビタミン等を強化した高栄養ビスケットの補助食を配給する活動を2003年から行っています。
2004年9月からは、この活動全体では1万人の子どもたち、JVCはその内の5つの幼稚園に通う約500人の子どもたちを支援しました。また、牛乳や高栄養ビスケットはヨルダン川西岸地区で生産されたもので、子どもたちの栄養になると同時に、それらの産業に従事する人々とその家族を支え、壊滅状況にある自治区の産業の活性・維持の一助となっています。同時にこの支援の効果が持続可能なものとなるように、幼稚園の子どもたちや先生、お母さんたちへの栄養・衛生教育プログラムも行ってきました。
2004年9月からの1年間のこの活動の状況を報告します。
2004年9月、その前年度の2003年9月から2004年5月の間に、この補助食を摂取した子どもたちの栄養状態がどう変わったかという調査の結果が出ました。子どもたちの栄養状態は、慢性栄養失調(8.8%→6.4%)や貧血(27.3%→18.6%)の改善傾向がみられました。
保健省、教育省関係者、幼稚園の関係者等を招いて栄養調査結果の発表この結果が出たので、2004-5年は子どもたちの栄養調査は行いませんでしたが、幼稚園の先生やお母さんたちは、子どもたちが幼稚園に通い始め、補助食を取るようになってから「子どもの顔色がよくなった」、「体重が増えてきた」、「元気が出てきた」「集中力がついてきたようだ」との子どもたちの変化を実感し、喜んでおられました。
2004年春のイスラエル軍の侵攻で隣の幼稚園が破壊されたため、9月からは約280人もの子どもたちが通っている、ラファ地区ウム・アル・ハヌーン(優しいお母さんという意味)幼稚園。
2004年春のイスラエル軍侵攻では、幼稚園の庭の遊具や水飲み場も破壊された、ラファ地区パレスチナ女性連合幼稚園。厳しい状況だが、子どもたちは幼稚園に来ることをとても楽しみにしている。
子どもたちにも集中力がついてきたかも???ジャバリヤ地区女性連合幼稚園にて。
また、子どもたちはこの牛乳とビスケットをとても楽しみにしていて、厳しい状態であるにもかかわらず子どもたちが継続的に幼稚園に通う動機付けにもなっている、と幼稚園の先生方は話してくださいました。
子どもたちはいつも元気と、先生は笑顔で答えてくださいました。アバッサン・アル・カビーヤ幼稚園にて。
園庭の広い幼稚園での外遊びが子どもたちは大好き。体力もついてきた!ハンユニス地区パレスチナ女性連合幼稚園。この活動で関わった子どもの様子を報告しています。
https://www.ngo-jvc.com/jp/etc/hottokenai/case_palestine.html
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