自己紹介
はじめまして。12月からカンボジア事業現地調整員として駐在している大村真理子と申します。こちらに来るまではJVC東京事務所で約3年半、広報グループの職員として働いていたので、「はじめまして」ではない方もいるかもしれません。これから、カンボジアのあれこれをこのブログで綴っていきたいと思います。こまめに遊びに来てください!
私は父親の仕事の関係で、幼少期をバングラデシュ、小学生時代をまるまるシンガポールで過ごしました。両方常夏の国で、更には年に一度の一時帰国も毎回夏休みにしていたので、日本滞在時も常に季節は夏。だからかは分かりませんが、冬に弱く、夏が大好きな人間に育ちました。なので、カンボジアの気候は本当に嬉しい!このジリジリする暑さと日差しは、私にとっては小さい頃を思い出す懐かしい、心地良い気候です。
カンボジアとの出会い
カンボジアと私の出会いは2009年、25歳の時のことです。「25という区切りの良い歳になるのだから、25周年記念旅行をしよう」と思い立ち、カンボジアを行き先に選びました。当時、インドネシアで観測できるという金環日食を見に行くか最後まで悩んだのですが、「天気が悪いと見られないし」と、カンボジアにしたことは、今思えば運命の分かれ道?だったのかもしれません。
誕生日前日に念願のカンボジアに降り立ち、安宿にチェックイン。25歳になる瞬間を気持ちよく過ごすため、0:00になる直前にシャワーに入り、ここまで予定どおり。その後入浴中にシャワーの管が根元からはずれ、茶色い水が見たこともない勢いで溢れ出し、部屋まで浸水したその処理に追われるうちに、気づいたら夜中の1時になっていたことは、今でも忘れられません。「こんな水の対応をしているうちに、25歳になってしまった!・・・なんて面白い国なんだ!」と思ったことをよく覚えています。
その後、自分がNGOに転職し、カンボジアに駐在することになるとは、予想もしていませんでしたが、当時の日記を読み返すと「いつか絶対ここに戻ってくる」という決意のようなものが書いてあったので、やっぱり何かご縁があったのかな、と思っています。
JVCカンボジアは現在、事業地のあるコンポンクダイ(アンコールワットのあるシェムリアップから車で約2時間)のほか、首都プノンペンに総務や会計機能を置く現地事務所があります。両者の距離は、車で約5時間。私は月に数回、バスで行き来をしながら、仕事をしています。次回から、カンボジアでの出来事や事業のこと、村の方の声など、どんどんお届けしていきたいと思います。これからどうぞ、よろしくお願いいたします。