アフガニスタン最新情報
アフガニスタンにも、日本にも負けず劣らずのお茶文化があります。
お茶を飲んでいる日常的な事務所の風景を、どうぞ。
現地ブログ『とある日のジャララバード事務所』では日常風景を写したレア動画?を公開しています!こちらから
今回は、大好評のアフガニスタンの子どもたちの絵の第二弾をお届けします。子どもたちが、JVCで毎年販売している年賀状のために描いてくれたイラスト。みなさん一生懸命描いてくれました。今回は、犬、羊、サルをお届けします。
迷わず筆者が選んだ一枚がこちら。子犬が鳴いている様子が何とも言えずかわいらしい。マスコット人形のようですね。しっぽの先はなんだろう?
前半はこちら
ついにパチェラガム郡のトラボラ地域に到着したクズ・クナール住民とJVCスタッフ。ここで平和をテーマにした住民間交流が始まります。まずはこの地域出身で、JVCとの窓口になってくれていたマヒルさんの家で事前打ち合わせを行うことになりました。マヒルさんは、スピン・ガール青年協会のリーダーでもあり、これまでのピース・アクションの参加者として、クズ・クナールに来たこともありました。
2月のある日、東京事務所にいる私に、現地スタッフのサビルラからのスカイプ連絡が入りました。 「マキさん、いよいよだ!」と、テンションの高い声。
今日は私たちの進めているピース・アクションの活動の中でも特別な日。これまでの活動地、クズ・クナール郡の村人7人が、JVCスタッフとともに別の地域を訪問し、住民間で経験交流するのです!治安が悪く、人の移動自体にも困難が伴う中、"ホーム"を離れた場所での活動に、多くの準備を要したプログラムです。
しかも、訪問先は、ナンガルハル県の南に位置するパチェラガム郡、その中でもパキスタンとの国境沿いの険しい山岳地帯・「トラボラ」です(☆印)。「トラボラ」は、治安の悪さが嘆かれるナンガルハル県の中でも特に、政府軍の制圧が及ばず、これまでアルカーイダの司令官ウサマ・ビンラディン、タリバン、「IS」など様々な勢力が拠点を置くひときわ危険な場所となっていました。
クリケットというスポーツはご存知ですか?ボールとバットを使ったスポーツで野球の前身とも言われ、サッカーに続いて世界の競技人口第二位の人気スポーツです。アフガニスタンでも国民的スポーツと言えるくらい、大人気。子どもたちが通りや広場でクリケットをして遊んでいる風景もよく見られます。日本ではあまり知られていませんが、4年に1度開催されるクリケットのお祭り、ワールドカップも行われています。パキスタンでは、クリケットの元スター選手イムラン・カーン氏が昨年、首相に就任し、話題となりました。

JVCアフガニスタン現地事務所は2019年3月、JVCから独立して現地法人化し、アフガニスタン政府登録のNGOとなりました。新しい団体の名前は Your Voice Organization (YVO) です。4月からJVCはこのYVOとともに地域教育と平和構築の活動に取り組んでいます。YVOの代表となったサビルラ(Sabirullah)さんからのメッセージをお届けします。
残念ながら、前回紹介した女性スタッフが3月末で退職してしまいました...。色々な理由から、特に女性スタッフが長く務めることが難しいのが現状です。しかし、その後のリクルートの結果、6月から新たな女性スタッフが仲間に入りました!特にJVCとパートナー団体・YVOの取り組む識字事業への参加者は女性がほとんどなので、女性スタッフが必要不可欠です。
JVCでは各国の子どもたちが描いた干支の動物のイラストを年賀状にして毎年販売しています。採用されないものも多いのですが、それぞれに個性があり、見ているとほっこりした気持ちになります。今回はアフガニスタンの子どもたちが描いたイラストの一部をご紹介します。
11歳の男の子が描いたようです。親鳥と雛鶏のペアがほほえましい。自分の家族と重ね合わせているのかもしれませんね。文字もおしゃれでかわいいです。
4/22にアフガニスタンボランティアチーム主催のお茶会を開催しました。月曜日の夜にも関わらず、事務所スペースに約20名の方が参加され、盛会となりました。まず現地滞在経験のあるメンバーからアフガニスタンのお茶文化についての話があり、飲み方は様々でも、お茶を飲んで一服するという習慣は世界共通のものなのだなと実感し、遠いアフガニスタンでもどこか繋がっている感覚を持つことができました。
JVCアフガニスタンの活動地の村々で、地道なピース・アクションを積み重ねています。今回は、「何か自分の学校でもアクションを取りたい」と村の教員からJVCに相談があり実現した、平和の絵を描くワークショップのご報告です。
平和とは、一体何なのでしょうか? 簡単に口にすることはできても、具体的な姿を想像することは難しく、きっと人によっても、置かれている環境によっても、違います。このワークショップではJVCの活動地にあるアフマドコート校の約50人の学生たちが、目指すべき平和とはどのようなもので、どうすれば実現可能なのかということを考えてA4の紙に自由に表現してもらいました。文具を豊富に揃えたこともあり、みんな生き生きと描いています!描かれた絵には短い説明も加えてもらい、一人ひとりが込めた思いが記されました。