当然のこと、ところ変われば人々のファッションセンスも変わります。パキスタンのイスラマバードではどのようなファッションが好まれるのでしょうか。市場のほうに足を運んでみると、パキスタンは繊維産業が発達しているようで、街のお店にも布製品が多く並んでいます。お店にあるドレスをチェックしてみましょう!
どう考えても、普段着としてこれらを着こなすのは、日本人の私たちには至難の業のように思えます。ハローウィンや忘年会用にしか着られなさそうですね...。この時、お店に居合わせた現地の女性のお客さん(40歳くらい?)が店の人に何か言っているのが聞こえてきました。「(何やらウルドゥー語)・・・ショッキングピンク!ショッキングピンク!」もっときついピンク色はないの?と聞いています。"ショッキングピンク"は英語でそのまま言われているようです。私もちょうどピンク色のショールを探していたのですが、さすがにショッキングピンクは好みではないので、「ノーショッキンピンク!ノーショッキンピンク!」とお店の人に探してもらいました。中国製のものよりパキスタン製のショールのほうが高く、3倍くらいの値段差がありました。
通りで見かける若い女性たちの服装も様々です。頭に何もかぶらない女性もいますが、ショールを頭から体全体にかけて羽織っている女性が一般的です。皆、色や柄が様々で、とってもカラフルで見ていて楽しいです。アフガニスタンと違って、すっぽり顔や体を覆うブルカはあまり見かけません。
アフガニスタンでもパキスタンでも既製服よりは、布地を買って、テーラーさんに持っていき自分のサイズを伝えて作ってもらう方が一般的だそうです。実際、布だけを売っている店や、染色屋さんも結構よく見かけます。これまで仕立て屋さんで服を作ってもらったことが一度もないので、いつか私もお気に入りの布を見つけ、オーダーメイドで注文してみたいと思います。
~おまけ~